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営業に利くサービス紹介資料の作り方!資料づくりのポイントも解説

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

営業に利くサービス紹介資料の作り方!資料づくりのポイントも解説

サービスの特徴やメリットを伝えるツールとして、サービス紹介資料は非常に効果的です。サービスの良さを顧客にわかりやすく伝えることによって、営業での成約やサービスの契約などにつながっていきます。

営業で効果的なサービス紹介資料を作るためには、制作の手順やポイントを押さえることが大切です。

本記事では、サービス紹介資料の作り方や資料作りのポイントを詳しく解説します。サービス紹介動画のメリットやポイントにも触れているので、あわせて参考にしてみてください。

動画制作サービス「ムビサク」では営業資料動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

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  • サービス紹介資料と営業資料の違い
  • サービス紹介資料の釣り方
  • 効果的なサービス紹介を作るポイント

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サービス紹介資料とは

サービス紹介資料とは

サービス紹介資料とは、一般の顧客や法人など見込顧客に対して、サービスの概要や価値を詳しく解説した資料です。

インターネットで公開するホワイトペーパーやオフラインで配布するパンフレットなど、サービス紹介資料を提供する方法はいくつかあります。

ここでは、サービス紹介資料を制作・公開するメリットや主な構成を解説するので、資料を作成するかどうかを検討するために役立ててみてください。

制作・公開するメリット

サービス紹介資料を制作・公開するメリットは、以下の通りです。

  • 見込顧客の情報収集に役立てられる
  • 顧客との接点をつくりやすくなる
  • 顧客の意思決定スピードが早くなる

サービスの利用を検討している顧客の多くは、インターネットの普及をきっかけに、WEB上で情報収集をしています。

ホームページやランディングページでもサービスの紹介はできますが、ターゲットに向けて制作されたサービス紹介資料は、より充実した情報を提供できるコンテンツです。

サービスの詳細や提供価値などが伝われば、問い合わせや商談につながる可能性があり、顧客との接点をつくりやすくなります。

さらに、サービス紹介資料に目を通している顧客はサービスのイメージが膨らんでいるため、商談時にコミュニケーションを取りやすいです。費用や納期など気になる点を詰められれば、スムーズにクロージングできるようになります。

サービス紹介資料の構成

サービス紹介資料を制作する前に、大まかな構成を理解していると、効果的な資料をつくりやすくなります。

一般的な構成と項目ごとに説明する内容は、以下を参考にしてみてください。

項目 内容
はじめに 表紙 サービス名を記載し、何のサービスについての資料かを示す
目次 資料の項目を目次にまとめ、大まかな内容を示す
サービス概要 サービス概要を簡単に説明する
実績紹介 主な導入実績をまとめ、信頼性を示す
〇〇(サービス名)とは 課題の提示 サービスにまつわる課題を提示し、顧客に投げかける
解決策の提示 サービスによって提示した課題を解決できることを説明する
特徴・強み サービスの特徴をまとめ、課題を解決できる理由を説明する
他社比較 競合商品との比較を表などでまとめ、比較・検討の材料を提供する
評判・口コミ 主な口コミや事例を紹介する
〇〇(サービス名)のご利用にあたって 料金プラン 料金プランを表などでまとめる
導入フロー 導入のフローを図などでまとめる
FAQ よくある質問をピックアップして紹介する
会社概要 会社の所在地や電話番号など基本情報をまとめる
CTA サービスに興味を持った顧客に対して、問い合わせやセミナーなど次のアクションを示す

営業資料との違い

サービス紹介資料と営業資料の違いは、資料を見せる目的です。サービス紹介資料は、顧客が複数のサービスを比較・検討している段階で、候補のひとつに選ばれることが目的です。

さまざまなサービスを機能や料金などで比較しているため、幅広い情報をわかりやすくまとめた資料が求められます。

一方、営業資料はサービスの利用や契約の決め手になることが目的です。ターゲットとする顧客の課題や予算感などに対して、ピンポイントな訴求を行い、意思決定を後押しします。

特定の顧客に公開する場面もあり、顧客に合わせて料金プランや事例などを変更する場合も多いです。

なお、営業資料の作り方については、以下の記事で詳しく解説しています。制作のポイントや営業資料動画についても触れているので、あわせて参考にしてみてください。

サービス紹介資料の作り方を3つのステップで解説

サービス紹介資料の作り方を3つのステップで解説

サービス紹介資料の作り方は、以下の3ステップです。

  1. ターゲットを明確に定める
  2. 紹介する内容を整理する
  3. スライドを作成する

ターゲット設定から丁寧に進めることで、顧客に響くサービス紹介資料を制作できます。

サービス紹介資料制作のヒントにもなる解説動画の作り方を以下の記事で解説しているので、制作の手順や注意点などを参考にしてみてください。

1.ターゲットを明確に定める

サービス紹介資料の制作をはじめる前に、資料を見てもらいたいターゲットを定めましょう。誰に届けたいかが明確になれば、資料に盛り込む内容が決めやすくなり、ターゲットに響く資料を制作できます。

たとえば、動画作成代行サービスの資料を制作するなら、動画をビジネスに活用したいが「動画を制作するスキルがない企業」「動画制作のリソースがない企業」などがターゲットになるはずです。

他にも、提供している料金プランに合う企業規模、自社サービスと関連する業種なども分析しながら、サービスに合ったターゲットを決めましょう。

2.紹介する内容を整理する

ターゲットが決定したら、サービス紹介資料に盛り込む内容を整理します。伝えたいことを洗い出す際は、資料の構成に合わせて情報をまとめていくと、無駄なく必要な情報を抽出しやすいです。

主な構成と必要な情報は、以下を参考にしてみてください。

項目 必要な情報
はじめに 表紙 ・サービス名
・制作日時
・ブランドロゴ
・ブランドカラー
など
目次 ・資料で紹介する内容
サービス概要 ・サービスの簡単な特徴
・サービスの主な機能
など
実績紹介 ・これまでの導入実績
・導入企業のロゴ
など
〇〇(サービス名)とは 課題の提示 ・サービスに関する主な課題
解決策の提示 ・サービスによって解決できること
など
特徴・強み ・サービスの特徴
・他社と比べたときの強み
他社比較 ・競合サービスの特徴
・競合サービスの料金
・競合サービスの機能
など
評判・口コミ ・サービスへの口コミ
〇〇(サービス名)のご利用にあたって 料金プラン ・料金プランの詳細
・追加費用
など
導入フロー ・導入の流れ
・各ステップのポイント
FAQ ・よくある質問
会社概要 ・所在地
・電話番号
・メールアドレス
・代表者
・設立日
・資本金
・事業内容
・グループ会社
など
CTA ・問い合わせ先
・セミナー情報
など

以下の記事では、動画構成の考え方やフレームワークについて解説しています。サービス紹介資料にも応用できますので、ぜひチェックしてみてください。

3.スライドを作成する

必要な情報がまとまったら、サービス紹介資料を構成するスライドを作成します。

スライドあたりの情報量が多くなり要点が伝わりにくくならないように、できるだけ簡潔にまとめるのがポイントです。

テキストだけでつくる必要はないので、適度に図や表、イラストなどを交えてわかりやすくまとめましょう。

営業で効果的なサービス紹介資料を作る6つのポイント

営業で効果的なサービス紹介資料を作る6つのポイント

営業で効果的なサービス紹介資料を作るためには、6つのポイントを大切にしましょう。

  • 1スライド1メッセージを意識する
  • 信頼性のある数字を入れる
  • 文字のフォントや大きさに気を配る
  • テキストは左揃えで記載する
  • 図やグラフでわかりやすくまとめる
  • 色の数を最低限に抑える

また、下記の記事では動画作成のコツを解説しています。資料作成と共通するポイントが多いので、ぜひチェックしてみてください。

1スライド1メッセージを意識する

サービス紹介資料のスライドをつくるときは、1枚に情報を詰め込みすぎないように注意しましょう。

1枚の情報量が多くなると、視認性が悪くなるとともに、何に注目すればよいかわかりにくくなるので、1スライド1メッセージを意識するのがポイントです。

たとえば、サービスの主な機能を紹介するなら、1枚にすべて詰め込むのではなく、主な機能ひとつを1枚のスライドで解説しましょう。

信頼性のある数字を入れる

サービスの実績や強みを具体的に伝えるためには、数字を効果的に入れましょう。

たとえば、導入実績を伝える場合には、「多くの企業で導入されています」よりも「100社以上の企業で導入されています」と紹介した方が印象に残りやすくなります。

導入企業での成果や他社との比較なども、信頼性のある数字を入れ、サービスのメリットを効果的に伝えましょう。

文字のフォントや大きさに気を配る

文字のフォントは、視認性が高いものを選びましょう。おすすめのフォントは、Windowsは「メイリオ」、Macは「ヒラギノ」です。どちらもはっきりしたフォントであるため、テキストが見やすくなります。

文字の大きさは、スライドのタイトル・サブタイトル・地の文それぞれをすべてのスライドで統一しましょう。スライド全体に統一感が生まれ、違和感なく見てもらえます。強調したいポイントや数字があるときは、サイズを大きめにすると内容を強調しやすいです。

テキストは左揃えで記載する

人間の目は左上から右下に向かって進む習性があるので、サービス紹介資料のテキストは左揃えで統一しましょう。左上から順番に目を通せるようになり、情報が正確に伝えられます。

左揃えだからといってスライドの左上ぴったりにする必要はありません。余白がないと情報量が詰まっているように見えるので、適度な余白を確保して左上から記載しましょう。

図やグラフでわかりやすくまとめる

スライドの中身がテキストだけだと読む負担がかかり、途中で離脱されやすくなるので、適度に図やグラフを取り入れましょう。

他社との比較や料金プラン一覧などは、表にまとめると比較・検討がしやすくなります。図は導入フローを紹介するときに効果的で、導入の流れやステップをわかりやすくまとめられます。

サービスにまつわるイラストや画像などを入れるのもおすすめで、親しみやすいサービス紹介資料を作成可能です。

色の数を最低限に抑える

色の数は、メインカラー・サブカラー・背景色・強調色の4つに抑えるのがポイントです。

4色以上になると、どこを見ればよいかわかりにくくなり、顧客の目に負担をかけてしまうでしょう。

4色以内に抑えれば、すっきりとまとまった印象になり、統一感のあるサービス紹介資料になります。

営業に活用するサービス紹介には動画も効果的

営業に活用するサービス紹介には動画も効果的

サービス紹介を営業で行う際には、資料だけではなく、動画も効果的です。動画は文字や静止画よりも情報量が多く、サービスの魅力を具体的に伝えられます。

ここでは、サービス紹介動画のメリットや事例をご紹介します。

商品・サービス紹介動画の作り方やメリットは以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

サービス紹介動画のメリット

サービス紹介動画のメリットは、以下の3つです。

  • ビジュアルでサービスを伝えられる
  • サービスのブランディングにつながる
  • 営業資料としても活用できる

サービス紹介動画のメリットを一つひとつ解説していきます。

ビジュアルでサービスを伝えられる

動画はテキストや静止画よりも情報量が多いといわれ、視覚でサービスの特徴を価値を伝えられます。

文字だけでは説明しにくい内容も動きのある映像で解説すれば、わかりやすい紹介が可能です。

動画の表現方法はさまざまで、伝え方によって異なる効果を期待できるのもメリットともいえます。

表現方法の中でも、ホワイトボードアニメーションはイラストやテキストなどが次々に描かれる様子が印象に残りやすく、意思決定につながりやすい方法です。以下の記事では詳しく解説しているので、ぜひホワイトボードアニメーションにチャレンジしてみてください。

また、図表やグラフをわかりやすく解説できるインフォグラフィック動画も効果的です。サービス紹介でデータを効果的に紹介したい場合は、下記の記事をチェックして、インフォグラフィック動画の制作を検討してみましょう。

サービスのブランディングにつながる

動画は情報量が多いだけではなく、BGMや編集などで世界観を表現できるのもメリットです。

サービス紹介と合わせて、自社のコンセプトやビジョンを表現できれば、サービスのブランディングにもつながります。

サービスや企業のブランドイメージが広く伝われば、集客や売上などによい影響を期待できるでしょう。

営業資料としても活用できる

サービス紹介動画は、比較・検討段階はもちろん、商談時の営業資料としても活用できます。

ホームページや資料の内容をよりわかりやすく動画にまとめると、サービスの特徴や価値を相手にイメージしてもらいやすくなるでしょう。

対面の商談だけではなく、オンライン商談でも印象に残りやすく、商談の成功率アップを期待できます。

営業活動における動画を使うメリットや作り方は、以下の記事で解説しています。動画を営業に活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。

また、プレゼン動画の作り方についても解説しています。プレゼンへの動画活用を検討している方はこちらも参考にしてみてください。

動画制作は外注がおすすめ

サービス紹介動画にはメリットが多くありますが、制作するためにはスキルやリソースが必要になります。

自社にノウハウやリソースが十分にない場合は、動画制作を外注するのがおすすめです。

制作会社がもつ専門的なスキルやノウハウを生かして、クオリティの高い動画を制作できます。社内のリソースを確保する必要もなく、動画制作を進めながら、コア業務に力を入れられるのもメリットです。

ムビサクでは、営業資料や営業ツールとして活用する動画の制作サービスを提供しています。商談やプレゼンなどに役立つ動画を徹底したヒアリングを元に制作するほか、動画の内容が決まっていない場合には企画やアイデア出しからご依頼も可能です。

営業資料動画制作の依頼はこちら

無料相談・お問い合わせを受け付けていますので、気になる方が気軽にご相談ください。

サービス紹介動画の事例

最後に、ムビサクで制作したサービス紹介動画の事例をご紹介します。外注を検討している方は、制作物のイメージを膨らませてみてください。

なお、サービス紹介動画の事例は下記の記事で紹介しています。他の事例も参考にしたい方はぜひチェックしてみてください。

株式会社ボンド

事例:株式会社ボンド

株式会社ボンドが取り扱う「リリーフポスト」を紹介した動画です。

関係者にリリーフポストの導入を促すために動画を制作し、動画内では建設業界における墜落転落事故防止アイテムとして国内で唯一基準に適合していることをアピールしています。

専門影向や業界用語をわかりやすく説明し、リリーフポストの特徴やメリットを具体的に解説しているのがポイントです。適度に映像やグラフィックを使用し、効果的に情報を伝える工夫も盛り込んでいます。

ラッキー工業株式会社

事例:ラッキー工業株式会社

ラッキー工業株式会社が販売する「3人抱っこできる避難用抱っこひも」を紹介した動画です。

イラストやアニメーションによって、災害時の有用性をビジュアルで効果的に伝えています。

保育士の声から生まれた商品であることを押し出しながら、3人の子どもを抱えられる点やヘッドガードがついている点など、独自の機能をアピールしているのが特徴です。

サービス紹介資料のよくあるご質問

サービス紹介資料についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

営業資料とは何ですか?
営業資料とは、営業担当者が顧客に対して自社の商品やサービスを説明するために使用する資料のことです。パンフレット、提案書、プレゼンテーション資料など、さまざまな形式があります。資料の内容は、顧客のニーズや課題を踏まえて、わかりやすく簡潔にまとめることが重要です。
商談資料とは何ですか?
商談資料とは、営業担当者が顧客との商談において使用する資料のことです。商談資料の目的は、自社の商品やサービスを魅力的かつ分かりやすく伝えることで、商談から契約につなげることです。また、商談に参加しなかった社長や部長といった決裁者への説得材料になるため、営業活動の重要な存在になります。
媒体資料とは何ですか?
媒体資料とは、広告枠の販売を行う媒体(新聞社、雑誌社、テレビ局、ラジオ局、WEBサイトなど)が、自社の媒体の特徴や広告料金、広告掲載方法などをまとめた資料のことです。媒体資料の主な目的は、広告主や代理店に自社の媒体の魅力をアピールすることです。

まとめ

サービス紹介資料は問い合わせや商談といった接点をつくるために効果的

サービス紹介資料は、見込顧客の情報収集に役立てられ、問い合わせや商談といった接点をつくるために効果的です。サービスのイメージを膨らませやすく、充実した資料によって顧客の意思決定を促しやすくなります。

サービス紹介資料を制作する際は、1スライド1メッセージやわかりやすい図・グラフの挿入などのポイントを押さえましょう。

資料はもちろん、動画でサービス紹介コンテンツを制作するのもおすすめです。ムビサクでは、サービス紹介動画や営業資料・営業ツールの動画を制作しています。企画やアイデア出しから提案でき、丁寧なヒアリングで要望に合った動画を制作できるのが強みです。

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