コラム

【ゼロからできる】動画作成の初心者に必要な5つのコツ・方法を徹底解説

この記事の監修者アイコン

この記事の監修者

船木 佑哉

<動画事業部 部長>

【ゼロからできる】動画作成の初心者に必要な5つのコツ・方法を徹底解説

動画作成は企業紹介やサービスへの訴求など、あらゆるビジネスシーンで当たり前に活用されています。今ではYouTubeでの企業紹介はもちろんのこと、TikTokなどあらゆるSNSで動画を用いた広報活動、マーケティングが日々行われています。

動画を活用することで、企業はブランドの認知度を高めるだけでなく、売上の促進にもつなげられるようになりました。ユーザーにとっても、テキストに比べて動画のほうがイメージしやすいでしょう。

ただ、動画作成は初心者には難しく感じる部分が多く、新しい担当者となった方には負担に感じるのではないでしょうか。

そこで本記事では、YouTubeを活用した企業紹介用動画など、はじめて動画を作る初心者に必要なコツと方法を解説するとともに、中級者へとステップアップできるノウハウも紹介します。動画を効果的に用いてユーザーの獲得につなげるためにも、基本的なスキルを一通り学んでおきましょう。

動画制作サービス「ムビサク」では企業向け動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

ムビサクへ初めての動画制作について詳しく知りたい方はこちら

  • 動画作成におけるもっとも大切なコツ
  • 初心者に必要な動画作成のコツ
  • 動画のクオリティを上げる作成テクニック

動画制作でこんなお悩みありませんか?

  • 動画制作を考えているがどうすればよいかわからない
  • 急いで動画を作りたいが方法がわからない
  • 高品質な動画を制作したいが自社では難しい…

\ スピーディーに高品質な動画を作るならムビサク /

無料で相談・問い合わせる

動画作成におけるもっとも大切なコツ

動画作成におけるもっとも大切なコツ

動画作成でもっとも大切にすべきコツは、視聴者が「見てよかった」と感じる動画にすることです。企業自体に関心があったとしても、対面しているわけではないため、視聴者は遠慮なく動画視聴をやめてしまうでしょう。

そのためには動画作成の準備として、以下の点を明確にしておきます。

  • 動画のペルソナ(想定される視聴者)をひとりに絞る
  • ペルソナがもっとも知りたい情報は何かを考える
  • もっとも知りたい情報を最初に伝える

たとえば大学3年生の男子学生をペルソナに設定し、インターン生募集用の動画を作成する場合、あなたの企業に入って学べるスキルを最初に提示するとよいのではないでしょうか。

一方で作成者が見せたい情報ばかり入れた動画を作成すると、興味を持ってもらえず途中で視聴をストップされてしまいます。企業で学べるスキルを知りたくて動画を視聴したにもかかわらず、企業の歴史ばかり語られていたら、最後まで見ようとは思わないでしょう。

このように企業ではなく、視聴者が見たいコンテンツを提供することが動画作成の最大のコツです。

なお、この時点で動画作成を自社で行うのが難しいと感じるようでしたら、ムビサクでも動画作成のお手伝いが可能です。動画作成の依頼がはじめてでご不安や疑問がある方は、こちらのページもご参考にしてください

初めての動画制作はこちら

また無料相談も行っておりますので、興味がある方は以下からお問い合わせください。

動画作成の初心者に必要な5つのコツ

動画作成の初心者に必要な5つのコツ

広報としてYouTubeなどを活用する場合、まずは難しいテクニックから覚えるのではなく、視聴者がストレスに感じない動画作りを行います。

具体的には、以下5つのコツを意識しましょう。

  • ジャンプカットで間を削る
  • テロップを入れて見える化する
  • BGMで雰囲気を作る
  • カメラを固定する
  • テンプレートを活用する

それぞれ、解説していきます。

コツ1:ジャンプカットで間を削る

ジャンプカットとは、話の途切れた数秒の間や「えーと」「あのー」といった意味をもたない部分を編集でカットし、スムーズにつなげるためのテクニックです。

ジャンプカットを行うことで、視聴者はムダな部分を飛ばして動画を見られるため、密度の高い情報を短時間で得られます。反対に無音状態が数秒続いてしまうと「動画が止まったのかな?」と視聴者に感じさせ、余計なストレスを生むかもしれません。

視聴者は動画を見たいわけではなく、動画を通して何かしら情報を得たいと考えているので、ストレスを感じたら他の動画へとすぐに移ってしまうでしょう。

他社の動画に移動されないためにも、ムダを省いた動画作成が大切です。

コツ2:テロップを入れて見える化する

テロップとはセリフや重要ポイントを文字で表示することです。YouTubeやTikTokでも、テロップを入れてある動画がほとんどになってきています。

適切なテロップを入れることで音声だけでなく、目で読みとる時間が作れるため、視聴者にとってわかりやすい動画作成が可能です。

また音声だけでなくテキストで情報を得たい視聴者も一定数存在します。

テロップがあることで、ミュートしている視聴者にも内容が伝わり、企業に興味を持ってもらえる可能性があります。

テロップ作成においては、以下についてこだわるとよいでしょう。

  • フォント:企業の雰囲気に合わせる
  • テロップ位置:被写体とかぶらないようにする
  • 文字色:背景とコントラストをつけて見やすくする

上記のような点について、企業紹介動画ではどのように使われているかを調査し、雰囲気が合うものを真似してみます。たとえば以下は、弊社で作成したクラウドビューティーテック様の化粧品プロモーション動画です。

事例:インターネット広告用商品プロモーション動画

企業や商品の紹介動画については、以下の記事も参考となりますのでよろしければご覧ください。

コツ3:BGMで雰囲気を作る

BGMを入れると動画の雰囲気が伝わりやすくなり、言葉だけでは伝えられないニュアンスを感覚的に理解してもらえます。

たとえば、以下のような活用方法です。

  • 商品やサービスを解説したいとき:アップテンポなEDM
  • 重要事項を説明したいとき:無音にして強調
  • 会社の和やかな雰囲気を伝えたいとき:落ち着いたピアノ曲

どの曲を選ぶかはセンスが問われるため、担当者の方が初心者でそれほど自信がない場合は、他社の動画やYouTubeを見て研究してみるとよいでしょう。

コツ4:カメラを固定する

企業紹介の動画作成において、職場の臨場感ある雰囲気を伝えようとする意図から、手持ちカメラで撮影する場合があります。しかし、視聴者が酔ってしまう可能性もあるため、なるべくすべてのシーンを固定して撮影したほうがよいでしょう。

手ブレした映像は酔いやすいだけでなく、被写体もブレてしまうため、見にくい映像になってしまいます。初心者のうちはカメラを固定し、引き(遠景)とズームの調整のみに絞った方が、安定した映像に仕上げられるのです。

コツ5:テンプレートを活用する

よく使う装飾はテンプレート化しておくことで作成時間の短縮が可能です。

毎回ゼロからテロップを設定したり見出し表示を作ったりすると、膨大な作業コストがかかってしまいます。また、同じテンプレートを使うことで統一感ある動画に仕上げられるため、何度も視聴者の目に触れることでザイオンス効果も得られるでしょう。

なお「ザイオンス効果」とは、複数回の接触を繰り返すことで、それまで興味がなかったものや人に対して親近感をもつようになる心理的効果のことです。

参考:Journal of Personality and Social Psychology Monograph Supplement

統一感のある動画を作成していくことで、細かく説明を見なくても企業を認識してもらえるため、商品やサービスのブランディングにも役立ちます。

動画作成でさらにクオリティを上げる5つのテクニック

動画作成でさらにクオリティを上げる5つのテクニック

初心者に必要なコツを身につけたうえで、次の5つのテクニックを実践することにより、さらに動画のクオリティを向上させられます。

  • 効果音(SE)を入れる
  • カット割を細かくする
  • ブリッジを入れる
  • エフェクトを入れる
  • オープニングとエンディングを入れる

上記のテクニックは難易度が低い順に並べてあるので、まずは1つ目から取り入れてみてください。

1:効果音(SE)を入れる

効果音を適切に挿入することで視聴者の注意をひきつけ、テンポのよい動画に仕上げられます。視聴者を飽きさせないためにも、一定の間隔で効果音を挿入するとよいでしょう。

たとえば自社の紹介動画を想定した場合、テロップや図表の表示時に効果音を挿入することで、画面が変わったことを視聴者に通知できます。必ずしも自社に興味がある視聴者ばかりではないため、強調したいポイントには効果音を入れ、動画に注目してもらうことが大切です。

ただし必要以上に入れすぎるとうるさく感じられるので、逆効果にならないよう見極めが大切です。

2:カット割を細かくする

カット割を細かく行い、画面の切り替わりをテンポよく進めることで、視聴者への刺激を与えられます。効果音と同様に「飽き」を感じさせない工夫のひとつですが、図解を入れたりアニメーションを入れるよりも労力が必要ありません。

一般的には3〜7秒に一度カット割りをすると効果的と言われることが多く、飽きない動画ほど、何かしら画面に動きをつけるように設計されています。

役員へのインタビューや作業風景を撮影する際は、カメラを複数台用意してアングルを変え、カット割をしやすくするとよいでしょう。

3:ブリッジを入れる

ブリッジとは、場面が切り替わるときに挿入される3〜5秒ほどの短いカットを指します。ブリッジを挿入することで、話題が変わることを視覚と聴覚で伝えられるため、視聴者を飽きさせません。

必ず入れた方がよいわけではありませんが、視聴者が情報を整理して理解しやすくなる効果が期待できます。

4:エフェクトを入れる

エフェクトとは、動画に視覚効果を加えることで、以下のようなエフェクトがよく使われます。

  • トランジション:カット間をつないでスムーズにする
  • ビデオスピード:倍速やスロー、逆再生など再生速度を変える
  • モーション:文字やイラストを動かしてアニメーションにする
  • マスク:画面の表示サイズを切り抜いて表示する

エフェクトを適切に使用すれば、視聴者を飽きさせないうえに「安っぽさ」も払拭可能です。

5:オープニングとエンディングを入れる

オープニングとエンディングに3〜20秒のカットを入れることで、視聴者を動画にひきつけることが可能です。

企業の紹介動画であれば、オープニングは社屋の外観やオフィスの様子を入れることで、働く姿をイメージしやすくできるでしょう。エンディングは、応募の呼びかけや企業の理念をもう一度伝えるカットとして使えます。

また毎回同じオープニングとエンディングを使用することで、企業のブランディングにも役立てることが可能です。たとえば以下の動画は、弊社で作成したオープニングを用いています。YouTubeチャンネル掲載用ですが、オープニングのイメージがつかめるのではないでしょうか。

事例:YouTubeオープニング動画の制作

動画作成のコツを3つの使用目的別に解説

動画作成のコツを3つの使用目的別に解説

最後に、シーン別にどのようなポイントをふまえて動画作成を行えば良いか、コツを3つお伝えします。

シーン1:パワーポイントで解説する「セミナー型」

パワーポイントを使ってセミナー形式で企業や商品の解説を行う場合、以下の点に気をつけます。

  • 1スライド1メッセージにする
  • 文章はできるだけ書かずキーワードを示す
  • 図表を多くし、解説はトークで行う

よくあるのが「文字が大量で読みにくいスライド」です。説明は口頭で行えばよいので、1スライドには1メッセージだけにとどめ、キーワードやそのキーワードからイメージする写真を入れましょう。

弊社の制作事例ではありませんが、株式会社シーエーシーの企業説明動画は数字やイラストを使ったスライドがメインでありながら、ブリッジやテロップもうまく挿入して説明を行なっています。

引用:【株式会社シーエーシー】会社説明動画

動画がわかりにくいと感じた場合、視聴者はその企業の商品やサービスの質まで低く感じてしまう可能性があります。これまで紹介したテクニックを活用し、見やすい動画作成を心がけていきましょう。

シーン2:プレゼンテーションする「講義型」

講師によるプレゼンテーション動画を制作する場合、以下の点に気をつけます。

  • 講師とテロップが重ならないよう注意する
  • イメージ画像やイラストで補足する
  • アングルや講師の顔(引きとズーム)を切り替えてメリハリをつける

同じ人物が話しつづける動画になると視聴者が飽きてしまい、離脱につながりかねません。適切なタイミングでテロップやイラストを挿入し、テンポよく飽きない動画に仕上げる必要があります。

インターン生に向けた企業紹介や研修などでよく用いられるスタイルなので、作成のコツを覚えておくことで多くの動画作成に役立てられるでしょう。

以下は弊社の制作事例ではありませんが、サイバーエージェントの新卒向け会社説明の動画で、講師(社員)が話すシーンとイメージの適切なカット割がメリハリをつけています。

引用:ビジネスコース オンライン会社説明会

また次の記事も参考となりますので、ぜひご覧ください。

シーン3:イラストで説明する「アニメーション型」

実写よりも図解にしたほうがわかりやすい場合は、アニメーション動画を作成しましょう。

ただし見やすくわかりやすい反面、アニメーション作成やナレーションの挿入が必要なため、初心者が作成するには難易度は高くなります。

アニメーションを用いた動画作成をご希望の場合は、弊社もアニメーション動画の制作実績が豊富にあるため、お役に立てるかもしれません。以下に事例を挙げます。

事例:新卒・中途採用動画アニメーション

また、自社にてアニメーション動画を作成される場合でも、以下の記事が参考となりますのでぜひご覧ください。

動画作成のコツに関するよくあるご質問

動画作成のコツについてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

ジャンプカットとは何ですか?
ジャンプカットは、映像編集の手法のひとつで、連続して撮影されたシーンを意図的に飛び飛びに結合することです。同じ場面やアクションの途中でシーンを飛ばすことで、時間の経過や展開の早送りを表現する効果があります。ジャンプカットは、リズムの変化をもたらす手法として映画やテレビ番組で広く使用されています。
動画作成時の注意点はありますか?
動画作成時の最も重要な注意点は、視聴者の関心を引くために短くて分かりやすいメッセージを伝えることです。目的やターゲットを明確にして、視聴者の欲しい情報を的確に伝えていくことを心がけましょう。ただし、情報を詰め込みすぎてしまうと動画が長くなり、伝わりづらくなるので注意してください。
動画編集がうまくなるテクニックはありますか?
動画編集がうまくなる最も重要なテクニックは、編集のリズムとテンポを意識することです。シーンの切り替えのタイミング、BGMや効果音の合わせ方など、動画に流れるリズム感を作り出すことで魅力的な映像表現が可能です。

まとめ

動画作成のコツを身につけてさまざまな動画を魅力的に仕上げられる

動画作成のコツを身につけることで、企業紹介や採用活動などさまざまな動画を魅力的に仕上げられるでしょう。もう一度、5つのコツをまとめます。

  • ジャンプカット:情報密度を高める
  • テロップ:視覚的にわかりやすくする
  • BGM:言語以外の雰囲気を伝える
  • カメラを固定:ストレスなく視聴できる
  • テンプレートを活用:作業時間を減らす

いずれも過度に装飾すると視聴者がわずらわしく感じてしまうため、目的や動画のジャンルに合わせて使用頻度の調整が必要です。

もし自社での作成が難しいと感じる場合は、プロに任せてみませんか。弊社には、さまざまな動画作成の実績があります。担当の方や興味がある方は、ぜひ以下もあわせてチェックしてみてください。

初めての動画制作はこちら

その他のお問い合わせは以下にて受け付けております。

この記事の監修者

コラム検索

コラムカテゴリ

03-5909-3939

10:00~19:00(土日祝日除く)

お問い合わせ