商品やブランドの紹介、会社の概要説明など、さまざまな場面で使われているアニメーション動画。 キャラクターやイラストを使ったアニメーションは、誰にでもわかりやすく、見ている人を引きつける魅力があります。
本記事ではアニメーション動画を制作したい方に向けて、作り方を5ステップで解説します。 他にもアニメーション動画の種類やメリット、おすすめの外部委託サービスなども紹介するのでぜひ参考にしてください。
アニメーション動画の作り方をマスターして上手に活用しましょう。
動画制作サービス「ムビサク」ではアニメーション動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。
- アニメーション動画を作る5つのステップ
- アニメーション動画のメリット
- アニメーション動画の種類
目次
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アニメーション動画は編集ツールがあれば個人でも制作できます。ここでは、アニメーション動画を作る以下の5ステップを紹介します。
- step1:打ち合わせでアニメーションのイメージを固める
- step2:作品のおおよその流れを絵や文字(絵コンテ)で作成する
- step3:動かしたいイラスト素材を制作する
- step4:ツールを使って動画編集をする
- step5:アニメーション動画を公開する
step1:打ち合わせでアニメーションのイメージを固める
まずは、アニメーション動画の制作メンバーで打ち合わせを行い、作品のテーマやイメージなどの大まかな流れを決めます。作品を通して「何を伝えたいのか」を明確にすることが大切です。
また「誰を対象にした作品か」「作品を見た人にどうなってほしいか」などもこの段階で考えます。作品の目的をはっきりさせることで、一貫性のあるアニメーションになります。そして作品の目的が決まったら、アニメーションの詳細を決めていきましょう。
アニメーションの詳細を考える際は、以下の項目を参考にしてみてください。
- 登場するキャラクター
- アイテムのデザイン
- 作品の長さ
- 大まかな作品の流れ
アニメーション動画の基盤となる工程なので、丁寧に行いましょう。
step2:作品のおおよその流れを絵や文字(絵コンテ)で作成する
絵コンテとはストーリーの大まかな詳細を絵で表したものです。構成で考えた作品の流れをアニメーション動画の形に近づける作業となります。
絵コンテに必要な項目は以下の通りです。
- シーンごとの構図
- キャラクターの動き方やカメラワーク
- セリフ
- 効果音
- カットの秒数
- シーン番号・カット番号
絵コンテはイラストだけで表現する必要はなく、文字を書き込むこともできます。絵コンテの段階で細かい説明やポイントをしっかりと書き込んでおきましょう。そうすることでスムーズに素材の制作や動画編集を行えます。
step3:動かしたいイラスト素材を制作する
企画や構成、絵コンテが固まったら、動かしたいイラスト素材を用意します。キャラクターをデザイナーやクリエイターが自作するアニメーション動画も多くありますが、素材サイトで取得や購入することもあります。
動画編集のあとからキャラクターのテイストや世界観を変更するのは大変です。そのため、素材の選定やイラストの制作段階でチームやクライアントとすり合わせながら進めていくことがおすすめです。
step4:ツールを使って動画編集をする
動画編集は「編集ソフト」を使い、素材を組み合わせてひとつの作品に仕上げる作業です。
動画編集のおおまかな流れは以下の通りです。
- テンプレートを選択する
- それぞれの素材の長さや順番を調整する
- キャラクターやイラストに動きをつける
- ナレーションやテキストなどを追加する
- 動画を書き出してファイル化する
編集ソフトにテンプレートがない場合は、素材を読み込むことからスタートします。キャラクターの動きを加えることで、深みのあるアニメーション動画になるでしょう。
step5:アニメーション動画を公開する
一通り素材の編集を終えたら、最後に動画の書き出しを行います。動画の書き出しとは、形式やファイルサイズがバラバラだった動画やオーディオをひとつのファイルにまとめる作業です。動画が長いほど書き出しに時間がかかり、デバイスへの負荷も大きくなるので注意しましょう。
以下は実際にムビサクで制作されたアニメーション動画です。実写動画やアニメーション動画などの素材をダイジェスト晩として、キャラクターアニメーションにまとめています。
事例:ムビサクのアニメーション動画(制作実績ダイジェスト動画)
制作された動画は、YouTubeやSNSなどで公開され、目的や用途にあわせて活用されます。
キャラクターに動きを加える12の表現方法(12の基本原則)
アニメーション動画を作るのにキャラクターに動きを加える12の表現方法(12の基本原則)を以下の表にまとめました。
表現方法 | 内容 |
---|---|
スクウォッシュ&ストレッチ | 物体の形状を伸縮させて勢いや柔らかさを表現する方法 |
アンティシペイション | 目的の動きに必要な予備動作をつける方法 |
ステージング | 目立たせたいものへ注目させる構図や演出の方法 |
ストレートアヘッド&ポーズ・トゥ・ポーズ | 自由な動きと計算された演出のバランスをとる方法 |
フォロースルー&オーバーラッピングアクション | 動きに残像感や余韻を生む方法 |
スローイン&スローアウト | 動作の始まりと終わりに緩急をつける方法 |
アーク(弧運動) | 弧を描くことで自然な表現を生み出す方法 |
セカンダリーアクション | メインとは別に補助となる小さな動作を加える方法 |
タイミング | 動作の速さや間の取り方を調整する方法 |
エクザジェレーション(誇張) | キャラクターの動作や表情を大げさにする方法 |
ソリッド・ドローイング | 立体感や重心のバランスを意識して描く方法 |
アピール | キャラクターのデザインや動きを魅力的にする方法 |
1:スクウォッシュ&ストレッチ
参考:スクウォッシュ&ストレッチ(物体の形状を伸縮させて勢いや柔らかさを表現する方法)
スクウォッシュ&ストレッチは、アニメーションにおいて最も基本的でありながら、非常に効果的な技法です。物体やキャラクターの形を変形させることで、動きの勢いや柔らかさを強調し、リアリティを生み出します。
例えば、ボールが地面に落ちた瞬間につぶれ(スクウォッシュ)、跳ね上がる際に伸びる(ストレッチ)ことで、その弾力やエネルギーが視覚的に伝わります。ただし、形状を変えても体積を維持することが重要です。この技法を活用することで、キャラクターの表情や動きを豊かにし、より生き生きとした印象を与えることができます。
2:アンティシペイション
参考:アンティシペイション(目的の動きに必要な予備動作をつける方法)
アンティシペイションは、動作の前に小さな予備動作を加えることで、次に起こるアクションをより分かりやすくする技法です。例えば、高くジャンプするキャラクターが、まず膝を曲げて力を溜めることで、これから跳躍することを観客に予測させます。予備動作があることで、動きが唐突にならず、自然な流れを作り出せます。
また、コミカルな表現では、極端に長いアンティシペイションを加えることで、動きの意外性や面白さを強調することもできます。この技法を適切に用いることで、キャラクターの動きに説得力とリズムを生み出せます。
3:ステージング
参考:ステージング(目立たせたいものへ注目させる構図や演出の方法)
ステージングは、シーンの構図やキャラクターの配置を工夫し、視聴者がひと目で重要な動作や感情を理解できるようにする技法です。例えば、キャラクターの表情を強調したい場合は、背景をシンプルにし、ライティングを工夫することで視線を誘導します。
また、動作が伝わりやすいように、キャラクターのポーズを誇張したり、他の要素を極力排除したりすることも効果的です。視線の流れを意識しながらシーンを設計することで、視聴者に意図を明確に伝え、ストーリーの没入感を高めることができます。
4:ストレートアヘッド&ポーズ・トゥ・ポーズ
参考:ストレートアヘッド&ポーズ・トゥ・ポーズ(自由な動きと計算された演出のバランスをとる方法)
ストレートアヘッドとポーズ・トゥ・ポーズは、アニメーション動画の制作手法としてそれぞれ異なる特性を持っています。ストレートアヘッドは、最初のフレームから順番に描き進める方法で、動きに即興的な自然さや流動性を与えることができます。
一方、ポーズ・トゥ・ポーズは、主要なポーズを先に決め、それを基に中間の動きを作成する方法で、動きを計画的に制御しやすい点が特徴です。これらの手法を適切に組み合わせることで、自由な動きと計算された演出のバランスを取ることができ、表現の幅が広がります。
5:フォロースルー&オーバーラッピングアクション
参考:フォロースルー&オーバーラッピングアクション(動きに残像感や余韻を生む方法)
フォロースルー&オーバーラッピングアクションは、キャラクターの髪や服、しっぽなどがメインの動作とは異なるタイミングで動くことで、よりリアルで自然な動きを作り出す技法です。
例えば、キャラクターが走り終わった後に髪が遅れて揺れたり、服がしばらく波打ったりすることで、動きに残像感や余韻が生まれます。この技法を使うことで、単調な動きを避け、より臨場感のあるアニメーションを実現できます。適切なフォロースルーを加えることで、キャラクターの動作に重さや質感を持たせることが可能になります。
6:スローイン&スローアウト
参考:スローイン&スローアウト(動作の始まりと終わりに緩急をつける方法)
スローイン&スローアウトは、動きの開始時と終了時に緩急をつけることで、自然で滑らかなアニメーションを作り出す技法です。例えば、ボールが転がり始めるときや止まる瞬間には、徐々にスピードが変化します。実際の世界では、突然速くなったり、急に止まったりすることは少なく、多くの動作には加速と減速が伴います。
現実でいう「慣性の法則」です。この法則を適用することで、より現実的な動きを表現することができます。また、キャラクターの表情の変化や、物体の落下などにも応用でき、視覚的なリアリティを向上させるのに役立ちます。
7:アーク(弧運動)
参考:アーク(弧を描くことで自然な表現を生み出す方法)
アーク(弧運動)は、キャラクターの動きを直線的ではなく曲線的にすることで、より自然な動きを表現する技法です。人や動物の関節の動きは、基本的に弧を描くように動作するため、この原則を意識することでリアリティが増します。
例えば、腕を振るときや、頭を回すときの軌道は直線ではなく弧を描くのが自然です。もしキャラクターの動きが直線的すぎると、不自然で機械的な印象を与えてしまうため、適度な弧を取り入れることが重要です。この技法を活用することで、動きに滑らかさと流動性を加えることができます。
8:セカンダリーアクション
参考:セカンダリーアクション(メインとは別に補助となる小さな動作を加える方法)
セカンダリーアクションは、主要な動きに対して補助的な動作を加えることで、キャラクターの感情や個性をより豊かにする技法です。例えば、キャラクターが歩くときに腕を振る動作や、怒りながら拳を強く握る動きがあてはまります。
補助的な動きがあることで、感情が強調され、よりリアルで魅力的なアニメーションになります。ただし、メインの動作の邪魔にならないように調整することが大切です。適切なセカンダリーアクションを加えることで、キャラクターの表現が豊かになり、より生き生きとした印象を与えることができます。
9:タイミング
参考:タイミング(動作の速さや間の取り方を調整する方法)
タイミングは、アニメーションにおいて動作の速さや間の取り方を調整することで、キャラクターの感情や物体の重さを表現するために欠かせない技法です。例えば、重たい物体を持ち上げる場合は、動作をゆっくりにすることで、その重量感を伝えることができます。
また、キャラクターが驚いたときに一瞬止まった後、素早く飛び跳ねると、驚きの度合いがより強調されます。タイミングを適切に調整することで、動作のリアリティだけでなく、コメディ的な表現や感情表現の効果を高めることも可能です。
10:エクザジェレーション(誇張)
参考:エクザジェレーション(キャラクターの動作や表情を大げさにする方法)
エクザジェレーション(誇張)は、キャラクターの動作や表情を通常よりも大げさにすることで、視覚的なインパクトを強め、感情を分かりやすく伝える技法です。例えば、驚いたキャラクターの目を大きく見開いたり、怒りの表現として顔を真っ赤に膨らませたりすることで、観客の印象に残る演技が可能になります。
現実にはありえないほどの誇張でも、アニメーションの中では自然に感じられ、表現の幅が広がります。この技法を効果的に活用することで、キャラクターの魅力を最大限に引き出すことができます。
11:ソリッド・ドローイング
参考:ソリッド・ドローイング(立体感や重心のバランスを意識して描く方法)
ソリッド・ドローイングは、キャラクターの立体感や重心を意識し、安定したバランスのある絵を描くことで、動きに説得力を持たせる技法です。例えば、キャラクターが地面にしっかりと立っているように見せるには、重心が適切に配置されている必要があります。
また、キャラクターの体の奥行きやパースを意識して描くことで、平面的にならず、よりリアルな動きを生み出すことができます。この技法を活用することで、キャラクターがしっかりとした存在感を持ち、画面上でより自然に動くようになります。
12:アピール
参考:アピール(キャラクターのデザインや動きを魅力的にする方法)
アピールは、キャラクターのデザインや動きを工夫することで、観客の目を引き、魅力的な存在にするための技法です。例えば、シルエットがはっきりしているキャラクターは、一目で特徴が伝わりやすく、印象に残ります。
また、動作に独自のクセを加えることで、キャラクターの個性を強調することもできます。ディズニーやピクサーのアニメーションに登場するキャラクターは、このアピールの原則を活かし、誰もが親しみやすいデザインになっています。視覚的にも動きの面でも魅力を高めることで、より感情移入しやすいキャラクターを生み出すことができます。
ムビサクでは様々なアニメーション動画を制作していますので、ぜひ一度ご相談ください。
また、ムビサクには豊富な動画制作の実績がありますので、こちらからご覧ください。
パソコンとスマホでの編集の違いとは?

デバイスによってアニメーション動画の作り方や編集に違いはあるのでしょうか。ここでは、パソコンとスマホの編集の違いについてみていきます。
- パソコン
- スマホ
パソコン
パソコンは細かい動画編集もできるため、よりクオリティの高い動画を作れる点が特徴です。たとえばテロップを入れる際にスマホだと画面が小さく、指での操作となるため細かな調節が難しくなります。
パソコンであれば画面も大きくマウスを使って作業できるので、ピンポイントで位置の調節が可能です。またスマホより容量が多いため、長時間の動画も編集できます。
一方、デメリットとしては「作業できる環境が限られる」点が挙げられます。パソコンはWi-Fiがないと利用できないため、移動中などの隙間時間に作業したい人には向いていません。パソコンは「本格的な動画を作りたい人」や「容量を気にせず動画を作りたい人」におすすめです。
スマホ
スマホでの動画編集はどこでも作業が可能で、気軽にはじめられる点がメリットです。スマホ用の無料アプリも数多くあるため、簡単な編集であれば初期費用なしで編集できます。
一方、スマホ編集のデメリットは、長い動画の編集ができない点です。動画編集は容量が必要なため、パソコンより容量の少ないスマホは長い動画の編集に向いていません。同様にスマホでの編集が難しい場合は、iPadなどのタブレットの導入を検討してみることもおすすめです。
またスマホでの編集は、テンプレートに当てはめる場合が多く「キャラクターに動きをつける」といった細かなニュアンスを表現できない場合があります。スマホでの編集は「手軽に動画を作りたい人」や「短い動画を作る人」におすすめです。
動画編集にかかる時間については、こちらの記事を参考にしてください。
アニメーション動画のメリットとは?

アニメーション動画にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下3つのアニメーション動画のメリットを解説します。
- 制作コストを抑えられる
- 簡単に再編集できる
- 文字コンテンツより理解しやすい
制作コストを抑えられる
アニメーション動画は、実在する景色や人物を使って撮影する「実写動画」より低コストで制作できます。アニメーション動画は、パソコンまたはスマホと編集ソフトがあれば制作可能です。人件費やその他の費用を抑えられて撮影の手間もないため、動画完成までにかかる時間も短縮できます。
一方、実写動画はフォトグラファーやモデル、スタジオや撮影機材などが必要なため制作費用がかさんでしまいます。アニメーション動画はできるだけコストを抑えて、短期間で動画を作りたい人におすすめです。
アニメーション動画にかかる費用相場については、こちらの記事を参考にしてください。
簡単に再編集できる
アニメーション動画は背景やキャラクターを簡単に差し替えられる点がメリットです。シーンのカットや、セリフの削除または追加も可能です。たとえば期間限定商品の紹介動画で、期間が過ぎた商品のシーンを差し替えて使い回しできます。
実写動画は撮り直しが必要となり、スタジオのレンタルやモデルとの日程調節など、再編集にも金銭的かつ時間的コストがかかります。アニメーション動画のように簡単に再編集ができると、頻繁に新しい情報をアップデート可能です。
文字コンテンツより理解しやすい
アニメーション動画は視覚的な情報が加わることで、文字だけの説明より記憶に残りやすくなります。文章は自分で想像して理解するプロセスが必要ですが、動画は視覚化することで直感的に理解できます。数十枚の資料を読むのと10分の動画を見るのでは、読み手の労力も変わってくるでしょう。
アメリカのJames L. McQuivey博士の研究によると「1分間の動画から180万語の情報を得られる」と示されており、文字にすると約3,600ページに相当する情報量です。文字だけでは長くなってしまう説明文も、動画ならコンパクトに伝えられます。さらに動画にアニメーションの動きを加えると「イラストで人の興味を引ける」「アニメ感覚で気軽に見られる」というメリットもあります。
参考:アメリカのJames L. McQuivey博士の研究
アニメーション動画の種類

アニメーション動画にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、以下の主な5つの種類を紹介します。
- キャラクターアニメーション
- ホワイトボードアニメーション
- モーショングラフィックス
- タイポグラフィアニメーション
- インフォグラフィックアニメーション
キャラクターアニメーション
「キャラクターアニメーション」はキャラクターに動きをつけたアニメーションです。キャラクターには視聴者に親近感を与え、感情移入を促す役割があり、伝えたいメッセージを共感してもらいやすくなります。
また企業のイメージキャラクターを起用することも可能で、ブランドの宣伝にも効果的です。キャラクターアニメーションは印象に残りやすく、企業の認知度アップにつながります。
その他のアニメーションの種類については、こちらの記事を参考にしてください。
ホワイトボードアニメーション
ホワイトボードアニメーションは、真っ白な背景に人が手で文字やイラストなどを書いていく動画です。音声や文字の説明と同時にイラストや図を使うため、わかりやすく流れを説明できます。
またやわらかいイラストを使うことによって、難しい内容でも抵抗感を減らせます。よりわかりやすくするためにはナレーションを入れると効果的です。白い背景でシンプルなアニメーションのため、取引先とのミーティングのようなフォーマルな場面にもぴったりです。
ホワイトボードアニメーションについては、こちらの記事を参考にしてください。
モーショングラフィックス
モーショングラフィックスは写真や図形、文字やロゴなどの静止画に動きや音を加えた動画です。写真や文字だけでなく表情変化やうなずきなど、イラストに簡単な動作をつけることも可能です。
アニメーションを効果音やBGM、ナレーションなどと連動させるため、テレビ感覚で楽しみながら見られます。企業のロゴやイメージキャラクターを使えば、企業の認知度アップにもつながります。
タイポグラフィアニメーション
タイポグラフィアニメーションはテキストやロゴに動きをつけた文字のアニメーション動画です。文字のフォントや大きさなどに動きをつけることで、文字だけの表現より印象に残りやすくなります。
ナレーションや効果音などをつけることによって、感覚的に理解しやすい動画となります。尺の短いプロモーション動画によく使われる手法です。
インフォグラフィックアニメーション
インフォグラフィックアニメーションは図表やイラスト、写真などを使って、文字や数値を視覚的に表現した動画です。この手法を使えばデータ情報がひと目でわかりやすく、文字を使って補足説明もできるため、文章だけの説明より伝わりやすくなります。
取引先や投資家との会議資料として、数値やデータ情報を伝える時にも最適です。
インフォグラフィックアニメーションについては、こちらの記事を参考にしてください。
【自主制作or外部委託】アニメーション動画を作るならどちらがベスト?

アニメーション動画を作るには以下2つの方法があります。
- 自主制作(個人制作)の場合
- 外部委託の場合
ここでは、それぞれの場合について詳しく解説していきます。
自主制作(個人制作)の場合
高クオリティの動画を作成できるツールも増えてきているため、個人でも制作が可能です。中には無料の編集ソフトもありますが、有料の編集ソフトと比べて編集の幅が狭まります。こだわったアニメーション動画を作りたい場合は、有料の編集ソフトをおすすめします。
自主制作は以下のような人におすすめです。
- 動画編集に興味がある
- 動画クリエイターとしてのキャリアを考えている
上記以外に「会社として動画クリエイターの人材育成をしたい」と考えている人も、スキルや技術を磨く実践として個人制作をするのもいいでしょう。外部委託と比べて自主制作は費用を抑えられると考えがちですが、まったく費用がかからないわけではありません。ツールの導入費用やスクールに通う場合は講座の受講費用などがかかります。
むしろクオリティの高い動画を作成したい場合は、外部委託より費用がかさむ場合もあることを覚えておきましょう。
外部委託の場合
外部委託の一番のメリットはプロクオリティのアニメーション動画を制作できる点です。料金プランは動画の内容によって変わるため、予算に合わせたプランを選べます。ツール費用や人件費などを考えると、自主制作より価格を抑えられる場合もあります。
外部委託は「高クオリティの動画を作りたい人」「個人で制作する時間やスキルがない人」におすすめです。弊社では低価格で高クオリティの動画を作りたい人に向けて「ムビサク」という動画制作サービスを運営しています。
ムビサクでは外注コストを削減することで相場以下の価格を実現しました。アイデア出しや構成から任せられるので、動画制作がはじめての人でも安心して依頼できます。
無料相談を行っているので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
また、ムビサクには豊富な動画制作の実績がありますので、こちらからご覧ください。
アニメーション動画の作り方のよくあるご質問
アニメーション動画の作り方についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
- アニメーション動画の作り方はどのような流れで進みますか?
-
アニメーション動画の作り方の流れは以下の5ステップです。
・step1:打ち合わせでアニメーションのイメージを固める
・step2:作品のおおよその流れを絵や文字(絵コンテ)で作成する
・step3:動かしたいイラスト素材を制作する
・step4:ツールを使用し動画編集をする
・step5:アニメーション動画を公開する
実写とは異なり撮影がないため、手間とコストを抑えて作ることができます。 - アニメーション動画を作る際にかかる料金はいくらですか?
- 企業や法人で利用されるビジネスアニメーションの一般的な相場は5万円~100万円です。動画尺やクオリティによって料金は変わっていきますが、実写動画の相場が30万円~200万円であるのに対して、アニメーション動画は比較的安価で制作が可能です。
- アニメーション動画の特徴はどういうものですか?
-
アニメーション動画の特徴は、目に見えない情報を可視化できるところです。SaaSなど形の無いサービスの仕組みやメリットを、視覚的にわかりやすく伝えることができます。
また、企業理念や掲げるミッションなどのイメージも表現できるため、文字や写真を用いた資料より記憶にのこりやすくなります。実写動画と比べてリアルさは減ってしまいますが、図やテロップを効果的に用いることで、親しみのある動画を作ることもできます。 - 30分アニメを作るのにいくらかかりますか?
- 30分アニメを作るのには一般的に、50万円~300万円程度がかかります。ただし、ビジネス向けのアニメーション動画であるか、テレビ番組などのセルアニメになるかで費用は大きく変わります。動画尺が短いと安価で制作できるため、目的に合わせて検討しましょう。
- アニメーションを自主制作できるソフトは何ですか?
-
アニメーションを自主制作できるソフトには、主に以下のようなものがあります。
・Adobe After Effects
・Adobe Premiere Pro
・Filmora
・Final Cut Pro
・Power Director
・iMovie
パソコンやスマホ、タブレットなど自分自身の制作環境に合わせてソフトを選ぶことが大切です。 - アニメーションで10秒間動かすには何枚の絵が必要ですか?
- アニメーションで10秒間動かすには8枚の絵が必要です。基本的にテレビや映画などのセルアニメは1秒間に24コマが必要であり、3コマで1枚の絵が使われます。一般的に1話30分のアニメであれば、原画は300カット程度が必要とされています。
まとめ

今回は「アニメーション動画の作り方」について解説しました。アニメーション動画は簡単に再編集でき、文字だけのコンテンツより理解しやすいという特徴があります。
アニメーション動画は以下の手順で制作できます。
- step1:打ち合わせでアニメーションのイメージを固める
- step2:作品のおおよその流れを絵や文字(絵コンテ)で作成する
- step3:動かしたいイラスト素材を制作する
- step4:ツールを使って動画編集をする
- step5:アニメーション動画を公開する
自主制作も可能ですが、制作にかかる時間やコストを考えると外部委託がおすすめです。予算や状況に合わせて、適切な方法やプランを選びましょう。
低価格で高クオリティのアニメーション動画を制作したい方は「ムビサク」がおすすめです。
商品やサービス紹介動画から、社内の教育研修動画まで幅広く取り扱っています。
無料相談を行っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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