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インフォグラフィック動画とは?活用事例・制作のコツ・メリットを紹介

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

インフォグラフィック動画とは?活用事例・制作のコツ・メリットを紹介

情報を効果的に伝えることを目的として、インフォグラフィック動画が使われることも多いです。要所でインフォグラフィック動画を活用すれば、伝えたい情報を視聴者の印象に残せるでしょう。

しかし、具体的にどのように制作すればよいのかわからない人もいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、インフォグラフィック動画の制作方法や使い方を詳しく紹介します。

あらかじめ活用方法を学び、プレゼンやマーケティングなどさまざまな場面で活用しましょう。

動画制作サービス「ムビサク」ではインフォグラフィック動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

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  • インフォグラフィック動画の用途とメリット
  • インフォグラフィック動画の種類と制作手順
  • インフォグラフィック動画を活用した事例

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インフォグラフィック動画とは?

インフォグラフィック動画とは

インフォグラフィック動画とは、図表やグラフなどの情報を示す要素に動きをつけ、視覚的に分かりやすくした映像作品です。制作する主な目的は、視聴者に伝えたい情報を目立たせ、印象に残るように伝えることです。

引用:就活生に向けた会社説明動画

「会社概要をわかりやすく伝え、就職希望者や顧客に覚えてもらいたい」というニーズに応えてくれる動画といえるでしょう。ビジネスシーンでは、業績や財務情報などの数値データを分かりやすく伝えられます

インフォグラフィック動画については以下でも詳しく解説しています。インフォグラフィック動画の制作も手がけていますので、ぜひ詳細を確認してみてください。

インフォグラフィック動画制作の詳細はこちら

制作のご依頼や不明点のお問い合わせは、以下で受け付けています。

インフォグラフィック動画の主な活用方法

インフォグラフィック動画の主な活用方法

多種多様な情報を分かりやすく伝えられることもあり、インフォグラフィック動画はさまざまな用途での活用方法があります。主な利用シーンは以下の通りです。

  • プロモーション
  • プレゼンテーション
  • SNSマーケティング
  • 採用活動
  • IR・株主総会

それぞれどのように用いられているのかを紹介します。自社でも使えそうなものがあれば、ぜひ活用してみてください。

プロモーション

インフォグラフィック動画は以下のような点を効果的に伝えられます。

  • 自社製品の強み
  • 競合製品と差別化したポイント
  • 導入して得られるメリット

たとえば、企業向けに業務効率化につながる商品を販売している場合、導入前後の業務時間をグラフ化してアニメーションで動きをつけることで、視聴者の印象に残りやすくなるでしょう。

プロモーション活動では、自社製品を利用することでどのようなメリットをもたらすのかを効果的にアピールすることが重要です。要所でインフォグラフィック動画を活用すれば、必要な情報を視聴者の印象に残せて、その後の検討・購入につなげやすくなります。

なお、こちらの記事では自社商品を動画で紹介する際のポイントをご紹介しているので、あわせてご確認ください。

プレゼンテーション

説得力のあるプレゼンテーションを行うには、数値データを適切に用いることが必要です。特に重要なデータを目立たせることも必要になるでしょう。

そのようなときにインフォグラフィック動画を活用し、データを目立たせると効果的です。アニメーションで動きをつけ、効果音や解説ナレーションなどと組み合わせれば、必要な情報を覚えてもらいやすくなります。

視聴者は重要な点がひと目でわかるため、資料やデータを確認するのにかかる負担を軽減できます。

SNSマーケティング

自社商品を知ってもらう目的で、SNSマーケティングに取り組むケースも多いのではないでしょうか。SNSマーケティングでは、拡散力があって目立つ動画を活用するのが効果的です。

インフォグラフィック動画は図表やグラフを見やすくまとめているため多くの人にとって理解しやすく、印象に残りやすいのが特徴です。そのため、SNSに投稿することで多くの人の目に留まるでしょう。SNSユーザーがその動画を拡散すれば、より多くの人に知ってもらうことにつながります。

また、こちらの記事ではSNSに適した動画を制作するコツを紹介しているので、ぜひお読みください。

採用活動

採用活動におけるインフォグラフィック動画の活用は、企業の魅力を効果的に伝え、優秀な人材を獲得することにつながります。

例えば、企業理念やビジョン、社風、仕事内容などを、テキストや画像だけでなく、アニメーションやイラストを用いて視覚的に表現します。その結果、より具体的にイメージを伝えることができます。また、インフォグラフィック動画と一緒に、社員インタビューや職場風景などを動画で紹介することで、企業の雰囲気や働きやすさをリアルに伝えることも可能です。

また、こちらの記事では採用動画の事例に触れていますので、ぜひ参考にしてください。

IR・株主総会

IR・株主総会におけるインフォグラフィック動画の活用は、企業の財務状況や経営戦略などを分かりやすく伝え、投資家や株主との信頼関係を築くための有効な手段となります。

例えば、決算報告や事業計画などを、グラフや図を用いて視覚的に表現することで、投資家や株主が企業の状況をより理解しやすくなります。また、経営者インタビューや企業理念動画などを制作することで、企業のビジョンや価値観を共有することも可能です。

また、こちらの記事ではIR・株主総会に用いる動画のメリットについて解説していますので、ぜひお読みください。

インフォグラフィック動画の活用事例

インフォグラフィック動画の活用事例

実際に制作したインフォグラフィック動画がどのようなものか、活用事例を紹介します。

株式会社シービーティー:プロモーション

事例:DX推進サービスの紹介動画(株式会社シービーティー)

株式会社シービーティーが提供する、DX推進サービス「プロカン」のプロモーション動画です。営業や展示会イベントでのサービス紹介を目的に制作されました。

動画内では、ターゲットとなる収支管理に課題を感じる企業に対して、経営の見える化、直感的なUI、承認ワークフロー、労力の削減といった特長を伝えています。また、インフォグラフィック動画を用いて飽きのこない映像になっています。

ロゴをモチーフとしたカラーリングを意識することで、ブランドのもつイメージを統一しつつ、インパクトのある鮮明な動画に仕上がっている点もポイントです。

株式会社インヴァランス:SNSマーケティング

事例:YouTubeチャンネル掲載用の教育・講座動画(株式会社インヴァランス)

株式会社インヴァランスのSNSマーケティング用の動画です。YouTubeチャンネルで公開されている「Z世代のマネー学」のコンテンツとして制作されています。

日本は他国に比べて資産運用をしていない現状と、資産運用を行うには自分のライフスタイルや将来の目標に合わせた計画が必要であることを、ポップなアニメーションとインフォグラフィック動画で表現しています。

インフォグラフィック動画で情報をまとめて伝えてながらも、親しみやすいキャラクターを利用して、動画にメリハリをつけています。また、形を変えながら理解を深めていくところをアニメーションで表現している点も特徴です。

7~8分の長尺な動画ですが、掛け合い型の構成のため飽きることなく最後まで視聴できる点がポイントです。

株式会社アズ企画設計:採用活動

事例:新卒・中途採用動画アニメーション(株式会社アズ企画設計)

株式会社アズ企画設計の企業理念、事業内容、働く魅力を紹介するインフォグラフィック動画です。1989年の創業から、不動産販売、賃貸、管理事業を展開するなど、幅広い事業展開をインフォグラフィック動画でまとめました。

加えて、企業の挑戦と成長、今後のビジョンについてもアニメーションで表現することで、働く魅力を伝えています。

この動画のポイントは、企業理念の強調、事業内容の紹介、成長ストーリーの紹介、社員の働きがい、今後のビジョンという5つの項目を、求職者に理解してもらえるインフォグラフィック動画で表現している点です。

インフォグラフィック動画を制作する5つのメリット

インフォグラフィック動画を制作するメリット

動画にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットがあります。多種多様な動画の中で、インフォグラフィック動画を活用するメリットは以下の5つです。

  • 情報を分かりやすく伝えられる
  • 視聴者の印象に残りやすい
  • 説得力を高められる
  • 視聴者が飽きにくい
  • SNSで拡散され多くの人に見てもらえる

ここでは、それぞれのメリットを解説します。これらのポイントに魅力を感じるなら、積極的にインフォグラフィック動画を活用するとよいでしょう。

情報を分かりやすく伝えられる

インフォグラフィック動画を使用すると、複雑な情報を分かりやすく伝えられます。細かいデータや数値は表やグラフで表現するのが一般的ですが、それだけでは視認性が悪く必要な情報を探しにくいでしょう。

そこで、重要な情報を動画化できるインフォグラフィック動画が役立ちます 。表やグラフの中で特に注目してほしい部分を目立たせたり、ナレーションを入れて付加的な情報を伝えたりできるでしょう。

視聴者の印象に残りやすい

テキストで解説した場合と比べて、視聴者の印象に残りやすいのもインフォグラフィック動画のメリットです。たとえば、「当社のIoT重量計を導入した企業は在庫管理にかかる時間が平均で90%削減できた」と記しただけでは、文章を細かく読まないと必要な情報を理解できません。

しかし、同じ情報をグラフ化して動画に盛り込み、強調したい部分の色を変えたり動きをつけたりすることで、視聴者は一目で重要なポイントを理解できて印象に残ります

伝えたい情報をスピーディに伝え、なおかつ印象に残して覚えてもらう効果に期待できるでしょう。

説得力を高められる

正しく理解するのが難しい細かいデータを動画で分かりやすく説明すると、説得力を高められます。「動画がわかりやすいか」は特に、プレゼンテーションやプロモーションで重要といえるでしょう。

たとえば「当社製品を使いやすいと感じている人の割合は60%で、競合製品と比べて高い」と説明しても、聞いている人は聞き逃してしまう可能性もあります。

動画にグラフを盛り込んで具体的な数値とともに示せば、「競合製品よりどの程度多くのユーザーが使いやすいと感じているのか」を視覚的に表現できるでしょう。視聴者は聞き逃しにくくなるため、より説得力を高められます。

視聴者が飽きにくい

テキストベースの資料やシンプルな画像など、単純な資料は見ている人に飽きられやすく、最後までチェックしてもらえない可能性があります。最後まで見てもらえなければ、必要な情報を伝えることは難しいでしょう。

しかし、インフォグラフィック動画は短時間で情報を効率的に伝えられ、変化をつけられるので視聴者が飽きにくいのがメリットです。その分最後まで視聴してもらえる可能性が高まり、伝えたい情報をきちんと伝えられます。

SNSで拡散され多くの人に見てもらえる

インフォグラフィック動画を制作するメリットには、SNSで拡散され多くの人に見てもらえるという点があります。

そして、動画をSNSに投稿すると、企業のクライアントや求職者が、いいねやシェアをしてくれる可能性が高くなります。

その結果、インフォグラフィック動画を通じてSNS上で広まることで、企業の認知度の向上やブランドのイメージアップにつながります。

インフォグラフィック動画を制作する際のポイント

インフォグラフィック動画を制作する際のポイント

インフォグラフィック動画を制作する際には、以下のようなポイントを念頭に置いておきましょう。

  • ターゲットと伝えたいことを明確にする
  • 配色を工夫してブランドイメージを伝える
  • 作成に必要なデータを収集する

ターゲットと伝えたいことを明確にする

インフォグラフィック動画では、ターゲットと伝えたいことを明確にすることがポイントです。インフォグラフィック動画は、特定のターゲットに向けて、特定のメッセージを伝えるために制作されます。そのため、ターゲットが定まっていなければ、伝えたいメッセージが刺さらないということも生じてしまいます。

例えば、健康に関するインフォグラフィック動画を制作する場合、ターゲットは自分自身が健康になりたい人以外にも、家族の健康を気遣っている人も含まれます。

どちらのターゲットをイメージするかによって、提供する情報が異なるため、事前に決めておくことが大切です。

配色を工夫してブランドイメージを伝える

インフォグラフィック動画では、配色を工夫してブランドイメージを伝えることもポイントです。アニメーションのなかでも、インフォグラフィック動画は、視覚的な要素を使って、データや情報を表現することが特徴的です。

動画を構成する要素として、配色は動画の印象や雰囲気を大きく左右します。そのため、配色を工夫して、ブランドイメージを伝えることが重要です。

例えば、エネルギーなど環境資源を活用する企業のインフォグラフィック動画を制作する場合は、配色は自然の色を取り入れて、緑や青や茶色などを使うことがおすすめです。

作成に必要なデータを収集する

作成に必要なデータを収集することも、インフォグラフィック動画を制作するうえで、大切なポイントです。インフォグラフィック動画は、細かなデータや情報を視覚的にわかりやすく表現することに長けています。

しかし、そのためには、制作に必要なデータを収集することが必要です。データを集めるには、アンケート調査が一般的です。

例えば、採用活動に用いるインフォグラフィック動画であれば、実際に働く社員の平均年齢や通勤時間などの情報をアンケートで収集して、まとめてみましょう。

具体的な数字が見えることで、信頼感の向上にもつながります。

インフォグラフィック動画を制作する際の注意点

インフォグラフィック動画を制作する際の注意点

Light bulb with drawing graph

インフォグラフィック動画を制作する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • ニーズに合った情報を提供する
  • 情報の信頼性と正確性を担保する
  • 視覚的なインパクトを高める

インフォグラフィック動画は、特定のテーマやメッセージを伝えるために作成されます。そのため、ターゲットのニーズに合わせなければ、視聴者に興味を持ってもらうことが困難になります。

また、データや情報が間違っていたり、不正確だったり、偏っていたりすると、動画の信頼性や効果が損なわれます。そのため、統計データを使う場合は、出典や調査方法を明記することが重要です。

加えて、視覚的な要素を工夫することで、動画の魅力やインパクトを高めることも大切です。例えば、色や形やアニメーションを使って、データを際立たせることができます。

インフォグラフィック動画の種類

インフォグラフィック動画の種類

インフォグラフィック動画に使用できる表現方法には、いくつかの種類が存在します。今回は、特に使いやすい表現方法として以下の3つを紹介します。

  • グラフ・チャート
  • ピクトグラム
  • ダイアグラム

それぞれの特徴を正しく理解し、伝えたい情報にあわせて適切なものを用いましょう。

グラフ・チャート

期間ごとの売上や普及率の推移、何らかの調査結果など、数値変動や大小を視覚的に表したいときにはグラフやチャートを使用するのがおすすめです。グラフ・チャートにはさまざまな種類があるため、以下のように使い分けるとよいでしょう。

  • 数値を比較する: 棒グラフ
  • 期間ごとの推移を示す: 折れ線グラフ
  • 株価の変動履歴を示す: ローソク足チャート

目的に応じて適切なグラフ・チャートを使用することで、そのままでは理解しにくい数値を視覚的に表現できます。

ピクトグラム

特定の意味を伝えるためにシンプルなイラストを用いる方法をピクトグラムと呼びます。ピクトグラムは道路標識や施設内の表示に用いられていて、多くの人に特定の意味や概念をスピーディに伝えられるのがメリットです。

「テキストやナレーションだけでは伝えるのが難しい、単調なものになる」と感じたときにピクトグラムを使用するとよいでしょう。シーンを切り替えるときに挿入したり、ウィンドウの角に表示させて何について解説しているかを示したりすると効果的です。

また、動画化されたピクトグラムを使用することで、情報が正しく伝わる割合が7%増え、わかりやすくなったという研究結果もあります。

参考:動画化・色彩化されたピクトグラムのわかりやすさに関する研究

ダイアグラム

要素ごとの関連性を視覚的に表現したものをダイアグラムと呼びます。全体の中で特定の要素がどの位置にあるのか、別の要素との関係がどのようになっているのかなどを示すものです。

具体的なダイアグラムには、フローチャートや樹形図、概念図などがあります。言語化するだけでは理解しにくい概念や位置関係などを可視化するのに有用です。

アニメーションを用いるとより効果的

アニメーションを用いるとより効果的

インフォグラフィック動画内で特に目立たせたい部分には、アニメーションで動きをつけるとより効果的です。主に以下の部分にアニメーションを用いると分かりやすくなるでしょう。

  • 図表内で目立たせたい数値
  • グラフで示した推移

図表内でアニメーションを使用するときは、目立たせたい数値を拡大して表示するなどの方法があります。グラフであれば、折れ線グラフが徐々に伸びていくようなアニメーションを施すとわかりやすくなるでしょう。

伝えたい情報や表現方法に応じて、適切なアニメーションをピンポイントで使用するのが効果を高めるコツです。なお、アニメーションについては以下でも詳しく解説しています。

インフォグラフィック動画の制作手順

インフォグラフィック動画の制作手順

ここからは、インフォグラフィック動画を制作するときの手順を順番に紹介します。基本的な作り方は以下の通りなので、制作をはじめる前にチェックしておきましょう。

  1. ターゲットを明確化する
  2. データを取捨選択する
  3. 使用する技法を決める
  4. ストーリーを設計する
  5. 必要な映像素材を制作する
  6. 1本の動画に仕上げる

それぞれの段階で何を行えばよいかを解説します。動画の作り方は以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

手順1:ターゲットを明確化する

インフォグラフィック動画を制作すると決めたら、最初にターゲットを明確にしましょう。そのためには、まず使用目的を定めるとよいでしょう。たとえば、SNS広告用の動画と株主総会用の動画では伝えなければならない情報が異なります。

ターゲットを明確に定めることで、どのような情報を盛り込むか、トンマナをどうするかがある程度決まります。

手順2:データを取捨選択する

ターゲットと動画制作の目的が決まったら、動画内に盛り込むデータを取捨選択しましょう。動画に使用するデータを決めたら、どこを目立たせるかもあわせて考えます

動画内に多くのデータを盛り込みすぎると、重要な点が伝わりにくくなってしまいます。情報量を多くしすぎると逆効果になるため、データを取捨選択するときは十分に注意してください。

「動画の目的を達成するにはどの情報が特に重要か」を考えるとよいでしょう。

手順3:使用する技法を決める

動画内に盛り込むデータが決まったら、どのような表現方法や技法を用いるかを考えます。数値変化を示すのであればグラフやチャートを使用し、データを比較したいなら比較表を制作するとよいでしょう。

特に目立たせたい情報には、アニメーションを活用して動きをつけるのがおすすめです。ナレーションや効果音などもこの段階で決めると効率的に制作を進められます。

手順4:ストーリーを設計する

必要なデータを集め、表現方法を決めたら動画のストーリーを設計しましょう。自社製品を紹介するのであれば、キャラクターを登場させて自社製品を使用するシーンを盛り込むなど、ストーリー性を出すと飽きずに視聴してもらえるでしょう。

業績を紹介する動画であれば、全体の業績を紹介した後に部門ごとの業績を紹介するなどの方法があります。目的に応じてどのようなストーリーにするかを考えることで、動画にメリハリをつけて効果を高められます。

手順5:必要な映像素材を制作する

基本的な設計が定まったら、必要な映像素材を準備しましょう。アニメーションで動きをつけたグラフや、シーンを切り替えるときの映像など、パーツごとに分けると効率的に制作を進められるでしょう。

インフォグラフィック動画は1本の動画に複数の情報を盛り込むことが多いため、部分ごとに細分化する作り方が効果的です。

また映像素材を制作するときは、十分なクオリティのものを制作するように意識してください。動画のクオリティが低いと、チープな印象になって視聴者からあまりよい印象を持たれません。

手順6:1本の動画に仕上げる

必要な映像素材が全て完成したら、編集して1本の動画として仕上げましょう。設計に従ってパーツを並べ、シーン切り替えのエフェクトやBGMなどを追加します。ナレーションや音響効果も編集時に追加しましょう。

編集が完了したら、インフォグラフィック動画の制作は完了です。一度再生して不具合やミスなどがないか確認し、必要に応じて修正を加えましょう。

インフォグラフィック動画のよくあるご質問

インフォグラフィック動画についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

インフォグラフィック動画の料金相場はいくらですか?
インフォグラフィック動画の料金相場は40万円~200万円です。ただし、アニメーションの複雑さや動画の長さによっても料金は異なります。また、制作から納品まではおおよそ1ヶ月~2ヶ月程度が多いです。
インフォグラフィック動画にはどのような効果がありますか?
インフォグラフィック動画は、図表やグラフなどの要素に動きをつけるため、視覚的に分かりやすくなる効果があります。数字や文字では伝わりづらいデータを視覚に直接訴えかけるため、視聴者の記憶に残りやすくなります。
インフォグラフィックと図解の違いは何ですか?
インフォグラフィックと図解はほぼ同じ意味です。ただし、インフォグラフィックは複数の情報を組み合わせて表現し、情報の視覚化と洗練されたデザインに重点を置いたものです。一方で、図解は特定のアイデアやプロセスを明確に伝えるために使われ、シンプルな図やイラストが特徴です。

まとめ

インフォグラフィック動画はさまざまなデータを効率的に伝えることが目的

インフォグラフィック動画は、さまざまなデータを効率的に伝えることを目的としています。採用活動や商品紹介、株主総会などのさまざまなシーンで活用でき、テキストベースの資料ではなかなか注目してもらえない細かい情報を印象的な仕方で紹介できるのがメリットです。

プレゼンテーションやプロモーションなどでデータをわかりやすく伝えるのが難しいと感じている人は、ぜひインフォグラフィック動画の活用を検討してみてください。

ムビサクでもインフォグラフィック動画の制作を行っていますので、自社で制作するのが難しいと感じている人もぜひ一度ご検討ください。

インフォグラフィック動画制作の詳細はこちら

制作のご依頼や不明点がある人は、ぜひ以下 からお問い合わせください。

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