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アニメーション動画で使われる18種類の表現方法|ビジネスで活用するメリットも解説

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

アニメーション動画で使われる18種類の表現方法|ビジネスで活用するメリットも解説

アニメーション動画にはイラスト素材を動かすだけのシンプルなアニメーションや、3DCGを使ったアニメーションなど、さまざまな表現方法があります。 たくさんある表現から自社に合うアニメーションを作成するには、それぞれの表現方法の特徴を理解することが大切です。

本記事では、ビジネスシーンで利用されている18種類のアニメーションの表現方法について紹介します。 この記事を読めば、自社で制作したいアニメーション動画のイメージがつかめるので、ぜひ参考にしてみてください。

動画制作サービス「ムビサク」ではアニメーション動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

  • アニメーション動画で使われる18種類の表現方法
  • アニメーション動画を活用する4つのメリット
  • アニメーション動画の制作依頼をするときの4つのポイント

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アニメーション動画とは?

アニメーション動画は「イラストや図形、テキストなどに動きをつけた動画」のことです。 イラストツールでキャラクターや背景などをデザインし、編集ソフトを使ってアニメーションを作成します。

アニメーションと聞くと、マンガや小説を映像化した作品をイメージするかもしれません。 しかし最近では、会社紹介や商品・サービス紹介など、ビジネスシーンでもアニメーションが活用されています。 アニメーションにはさまざまな表現方法があり、表現方法によって視聴者の印象が変化します。

アニメーション動画の作り方については、こちらの記事で詳しく説明しています。

アニメーション動画で使われる18種類の表現方法

表現方法を把握することが重要

アニメーション動画は大きく3種類に分類されます。2D、3D、ストップモーションです。イラストや平面図形で構成された動画が2D、立体的に仕上げた動画が3D、コマ撮りの写真をつなぎ合わせた動画がストップモーションです。また、ビジネスシーンで使われる表現方法として細かく分けると18種類があります。 自社に適したアニメーションを作成するには、表現方法を把握することが重要ですので、ぜひ参考にしてください。

  • 1:キャラクターアニメーション
  • 2:3Dアニメーション
  • 3:ホワイトボードアニメーション
  • 4:モーショングラフィックス
  • 5:インフォグラフィックアニメーション
  • 6:タイポグラフィアニメーション
  • 7:ストップモーションアニメーション
  • 8:ロトスコープ・アニメーション
  • 9:イラストアニメーション
  • 10:マンガ動画・漫画アニメ
  • 11:ピクトグラムアニメーション
  • 12:セルアニメーション(2Dアニメーション)
  • 13:スクリーンキャスト
  • 14:モンタージュアニメーション
  • 15:アイソメトリックアニメーション(2.5D動画)
  • 16:クレイアニメーション
  • 17:切り絵コマ撮りアニメーション
  • 18:ピクシレーション

どのアニメーションが自社に向いているかを把握したい方は必見です。

1:キャラクターアニメーション

キャラクターアニメーションは「キャラクターに動きを付ける動画」のことです。 人や動物などのキャラクターを動かして商品や会社を紹介することで、印象に残りやすい動画を作成できます。 実写よりもやわらかい印象を与えられるため、視聴者も親しみやすい傾向にあります。

キャラクターアニメーションはイメージキャラクターを持っている会社に有効です。 自社のキャラクターを映像化することで、認知度アップやブランディングに活用できます。

事例として、0~3才児向けの絵本「ちっちゃな おさかなちゃん」のプロモーション動画を見てみましょう。

動画事例:絵本「ちっちゃな おさかなちゃん」YouTubeプロモーション動画

絵本に出てくるキャラクターを動かして内容を紹介することで、飽きの来ない動画になっています。

2:3Dアニメーション

CG技術を活用したアニメーションのことを「3Dアニメーション」と呼びます。立体的な表現が可能でリアリティのある動作を視聴者に見せられます。 3Dアニメーションは商品紹介で製品の内部を紹介したい時のように、実写では撮影が難しい場合に有効です。

トヨタ自動車のエンジンの仕組みに関する動画を事例として紹介します。

引用:新型直列4気筒2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」

新型のエンジンの仕組みについてCGを使用することで、燃費と出力の良さが具体的に伝わります。 トヨタ自動車の技術力が具体的に理解できるため、消費者の関心を高められるでしょう。 ただし、リアリティを求めると制作費が高くなるので注意が必要です。

CGで作られた3Dアニメーションの作り方については、こちらの記事を参考にしてください。

3:ホワイトボードアニメーション

ホワイトボードアニメーションは、ホワイトボードにイラストやテキストを書いて説明する描写を映像化した動画です。 情報に動きを付けて表現できるため、スライドショーよりも理解しやすくターゲットが最後まで飽きずに視聴できます。

シンプルなアニメーションのため汎用性が高く、サービスの紹介や会社の説明などビジネスシーンでも利用可能です。 キャラクターの挿入や、BGMや効果音をつけることでマイルドな印象を与えられます。

弊社で制作したホワイトボードアニメーションを見てみましょう。

動画事例:ホワイトボードアニメーション

こちらはムーンファクトリー社のDXサービス紹介動画です。 専門的で理解するのに時間がかかるBtoB向けサービスを、ホワイトボードアニメーションで重要なポイントをわかりやすく伝えられます。

ホワイトボードアニメーションの作り方については、こちらの記事を参考にしてください。

4:モーショングラフィックス

モーショングラフィックスは、以下のような静止画の素材に動きをつけて表現したアニメーション動画です。

  • 写真
  • 図形
  • イラスト
  • 文字
  • ロゴ

人物のイラストであれば顔の表情を変えたり、企業のロゴマークであれば変形させたりできます。 イラストに動きをつけることで、静止画よりもより多くの情報を伝えられます。ムダな視覚情報が少ないため、直観的にメッセージが伝わるでしょう。

弊社で制作したAppmart株式会社のアニメーション動画をご覧ください。

動画事例:YouTube広告用アニメーション

モーショングラフィックスを活用すれば、30秒という短い時間でも必要な情報を盛り込み、ストーリー性のある動画を仕上げられます。キャラクターに動きがあることで、親近感のある雰囲気を演出できます。

5:インフォグラフィックアニメーション

インフォグラフィックアニメーションはモーショングラフィックスのひとつで、数値データを利用してグラフや表、イラストなどを映像化した動画です。 数値データがわかりやすく表示されるため、視聴者が瞬時に情報を理解できる仕組みを作れます。

ビジネスでは以下のシーンで活用できます。

  • サービスの紹介
  • 決算発表
  • 新卒・中途採用

例として、弊社で制作した就活生向けの会社説明動画を見てみましょう。

動画事例:就活生に向けた会社説明動画

20秒程度の動画ですが、紹介したい数字情報をわかりやすく伝えられるように工夫しました。 たとえば、社員の通勤手段の割合を見ると、通勤手段をイラストで解説しています。徒歩や自転車は人数でも割合を表現しており、直観的にイメージしやすいです。

インフォグラフィックアニメーションの制作のコツについては、こちらの記事を参考にしてください。

6:タイポグラフィアニメーション

テキストやロゴに動きをつけた文字のみの動画を「タイポグラフィアニメーション」といいます。映画やドラマのタイトルに使われている表現方法です。 文字のフォントやモーションを入れるだけで、キャッチコピーの印象がガラッと変わります。ナレーションや効果音を付けることで、より多くの視聴者を惹きつけられるでしょう。

例として、楽天のセールの告知動画を紹介します。

引用:楽天スーパーSALE(2012/3/4)CM動画[公式]

情報を分かりやすく伝えられるかつ「車が半額」とインパクトのある言葉を強調でき、視聴者が思わず見てしまうような動画です。

7:ストップモーションアニメーション

ストップモーションアニメーションは、実際にある物体を1コマずつ動かして写真を撮り、写真をつなげて映像化するアニメーションのことです。 アニメ作品としては「ピングー」や「ひつじのショーン」などで使われています。

ストップモーションアニメーションには以下のような種類があります。

  • カットアウトアニメーション:切り紙や布などを使って撮影するアニメーション
  • クレイアニメーション:粘土で作った人形を動かして撮影するアニメーション

コミカルな動きによって親近感を持ちやすくできるのが特徴です。ただし、撮影や制作に時間がかかり、コストが高くなる傾向にあります。

以下は吉本興業のSDGsに関するクレイアニメーションの事例です。

引用:まるむし商店・磯部のSDGsクレイアニメ劇場#1「貧困をなくそう」

少しぎこちない動きになりますが、穏やかな雰囲気を出せるため印象に残りやすいでしょう。 言葉がなくても幅広い世代にメッセージを伝えられるのも魅力的な点です。

8:ロトスコープ・アニメーション

ロトスコープ・アニメーションは、実写の映像を1枚ずつトレースしてアニメーション化する表現方法のことです。 実写ベースであるためリアリティのある細かい動きを表現できます。ただし、制作するのに膨大な時間とコストが発生します。

例として、豊島区のプロモーション動画を見てみましょう。

引用:「東アジア文化都市2019豊島」プロモーション映像(フルバージョン)

この動画は少女の目線から豊島区を描いたアニメーションです。 少女の表情の変化が繊細に描かれており、動画内のキャッチコピー「はらはら、どきどき」が伝わる映像となっています。

9:イラストアニメーション

パラパラ漫画のように複数のイラストを細かく動かしていくことで、キャラクターを生き生きとさせる表現方法です。イラストアニメーションは、日本人にとって、テレビや映画で馴染み深い表現になっているので、安心感や信頼感を想起しやすい動画になります。

例として、マルコメ株式会社のテレビCM動画を紹介します。

引用:マルコメ 料亭の味 夏休みの思い出篇 90秒

イラストアニメーションでまとめることで、懐かしさのある世界観を表現しています。

10:マンガ動画・漫画アニメ

漫画のコマを、順番にパワーポイントのスライドショーのように繋げた表現方法のことです。漫画をそのまま動画化することで、通常のイラストアニメーションやキャラクターアニメーションよりも制作コストを抑えることができます。

例として、株式会社タカラトミーの商品プロモーション動画を紹介します。

引用:【マンガ】『家族の歯車』娘の一言がきっかけで、再び動きだした夢とは…?【「大逆転人生ゲーム」発売記念】

大人から子どもまで誰もが知っている「人生ゲーム」を漫画で表現することで、日常に馴染んだ作品になっています。

11:ピクトグラムアニメーション

ピクトグラムをアニメーション化した表現方法です。ピクトグラムとは、図や記号を用いて意味を伝える視覚表現のことです。非常口マークやトイレマークなど、私たちの生活の中にはさまざまなピクトグラムが存在しています。

例として、株式会社愛媛銀行の住宅ローンのプロモーション動画を紹介します。

引用:ひめぎんWEB住宅ローン「ピクトグラム」篇

ピクトグラムアニメーションは、このようなピクトグラムを動かすことで、よりわかりやすく、印象的に情報を伝達することができます

12:セルアニメーション(2Dアニメーション)

セル画と呼ばれる透明なシートに描かれた絵を用いたアニメーションの表現方法です。セル画が透明なのは、何枚も重ねることで背景だけを変えたり、口元や目元の表情だけを変えたりといったことができるようにするためです。

例として、株式会社ジーアングルの採用コンセプトムービー動画を紹介します。

引用:株式会社ジーアングル 採用コンセプトムービー【セルアニメVer】

手描きの温かみや表現力は、デジタルアニメーションにはない魅力であり、企業のブランドイメージの向上にもつながります。

13:スクリーンキャスト動画

PCの画面を録画(キャプチャ)して作成されたアニメーション動画の表現方法のことです。ただし、PCの画面を録画しておくこと自体も「スクリーンキャスト」と呼ばれるので、注意しましょう。

例として、Shopify Japan株式会社のユーザー向けマニュアル動画を紹介します。

引用:パートナー向けインストラクション動画アニメーション

視聴者にとってわかりにくい内容や情報過多になると、逆に理解されづらくなってしまいます。必要な情報をシンプルにまとめた、伝わりやすい動画になっています。

14:モンタージュアニメーション

写真やイラストなどの静止画を切り抜いてアニメーションとして合成した表現方法のことです。非連続なカットがつながることでストーリー性を生み出しています。

例として、株式会社カウスメディアのYouTube広告用の動画を紹介します。

引用:株式会社カウスメディア様 「リチャージWiFi」のYouTube広告用動画

視聴者の心をつかむ「実物感」と「使い勝手のよさ」が強調されています。実写で端末を手に持ったシーンでは、「実物感」から実用性と信頼感をアピールをしつつも、アニメーション動画の柔らかさが織り交ぜられています。

15:アイソメトリックアニメーション(2.5D動画)

2Dのイラストを3Dのように見せるアニメーションの表現方法のことです。2Dアニメーションと3Dアニメーションの中間として2.5D動画とも呼ばれています。対象物を斜め上から全体を見下ろすように描くデザインで制作し、立体的に表現するように映します。

例として、昭和産業株式会社の新卒採用ムービーを紹介します。

引用:【新卒採用】昭和産業 新卒採用ムービー CM

「穀物で日本の食を支える」というコンセプトを生活シーンを俯瞰するかたちで表現しています。

16:クレイアニメーション

粘土またはそれに似た素材を使ってコマ撮りで撮影された写真をつなぎ合わせた表現方法のことです。ストップモーションアニメのひとつです。近年では、デジタル技術の発達により、クレイアニメーションの制作がより容易になってきています。 〇〇

例として、ほけんの窓口グループ株式会社のWEB限定CMを紹介します。

引用:【WEB限定】ほけんの窓口イイトコドリ ねんどアニメ(クレイアニメ)

クレイアニメーションは、世界中で愛されているアニメーションの一種です。柔らかさや優しさから、商品・サービスの安心感を訴求することができます。

17:切り絵コマ撮りアニメーション

切り絵を用いて制作されたアニメーションの表現方法のことです。切り絵とは、紙を切り抜いて作られた絵のことです。切り絵コマ撮りアニメーションでは、切り絵を少しずつ動かしながら、一枚ずつ撮影することで、動きのある映像を制作します。

例として、大塚製薬株式会社のポカリスエットにおけるブランディング動画を紹介します。

引用:ポカリスエットweb movie|「スカフィンのうた」

切り絵を用いることで、まるで絵本の中のような世界観を表現しています。企業のプロモーション動画でありながら、大人から子どもまで楽しめる内容になっています。

18:ピクシレーション

人物を1コマずつ動かして撮影するアニメーションの表現方法のことです。ストップモーションアニメーションの一種で、実際の人を使って、人形劇アニメを行うような撮影になります。

例として、Google Japanが配信しているAndroidのプロモーション動画を紹介します。

引用:Android:Google フォトで究極のコマ撮りを

人気YouTuberグループであるFischerʼsのメンバーであるマサイさんが「みんなの妄想をカタチにする」というストーリー展開で進みます。Android を使って撮影した写真からGoogleフォトでピクシレーションを作成しています。実写の動画撮影では表現できない雰囲気も、写真をつなぎ合わせることで自由に作り出すことができます。

アニメーション動画を活用する4つのメリット

実写かアニメーションのどちらがいいのか

アニメーション動画の種類について紹介しましたが、そもそもアニメーションを使って動画制作するとどのような効果があるのでしょうか。 この記事を読んでいる人の中には「実写かアニメーションのどちらがいいのか」と悩んでいる方もいるでしょう。

ここでは、アニメーション動画を活用するメリットとして以下の4つを紹介します。

  • メリット1:表現の自由度が高い
  • メリット2:メッセージをわかりやすく伝えられる
  • メリット3:修正が簡単にできる
  • メリット4:実写よりコストを抑えやすい

アニメーションで制作する判断材料になるかもしれないので、ぜひ読んでみてください。

メリット1:表現の自由度が高い

アニメーション動画にはさまざまな表現方法があり、実写では不可能な表現ができます。 たとえば、キャラクターが空を飛んだり、動物のキャラクター同士で会話したりすることが可能です。

3Dであれば商品の内部や医薬品の効果のイメージなど、実写でできない描写もリアルに再現できます。 リアリティな表現も実写よりラフな印象を与えられるため、視聴者が親近感を抱きやすくなります。

メリット2:メッセージをわかりやすく伝えられる

アニメーション動画では不要な情報を排除して、伝えたいメッセージに重点においた動画を制作できます。 膨大な情報を視覚と音声で簡単に伝えられるため、視聴者が理解しやすく好印象を与えられるでしょう。

複雑な説明が必要なBtoB商材でも、イラストによって表現をやわらかくして簡潔に伝えられます。 アニメーション動画は会社の事業紹介や採用情報の動画などに最適です。

メリット3:修正が簡単にできる

アニメーションの制作はイラストツールや編集ソフトで完結できるため、イラストの修正や動画編集が比較的簡単です。 イラストの素材が足らなくなった場合でも、デザイナー1人の工数に余裕があればすぐに着手できます。

一方、実写の場合は簡単に修正できません。もし撮り忘れがあった場合、撮り直しによる膨大なコストが発生します。 スタジオのレンタルやキャストの手配など作業量も多く、スケジュール調整も大変です。 修正の観点から考えると、アニメーション制作の方が気軽に着手できるでしょう。

ただし、修正や変更点が多いとアニメーション動画でもコストが発生します。制作会社に依頼した場合料金が増大するため注意してください。

メリット4:実写よりコストを抑えやすい

実写の場合、撮影費として以下のような支払い項目があります。

  • 撮影スタッフの人件費
  • 撮影機材のレンタル費
  • キャストの出演料
  • スタジオのレンタル費
  • ロケ地の利用料

上記のように実写の撮影には多くの人が関わり、撮影のための機材や場所をレンタルするコストが発生するため、費用が高くなりやすいです。

一方、アニメーションはパソコンさえあれば制作できるため、実写よりコストを抑えられる傾向にあります。 ただし、高精度なCGを用いたアニメーションや工数のかかるストップモーションアニメーションを制作する場合、実写より高くなる可能性があるでしょう。

アニメーション動画の制作費用については、こちらの記事を参考にしてください。

アニメーション動画は自作できる?

アニメーションを制作する方法として、自社で作成する方法と制作会社に依頼する方法があります。 自社で制作する場合、編集ソフトやデザインツールを揃えていれば問題なく作れます。 制作会社を通さないため、スケジュールの調整に融通がききやすいのが自社制作ならではのメリットです。

しかし、社員に編集技術やデザインスキルがないと品質の低い動画になります。人件費やソフトウェアの費用も発生するため、結果的に制作費が高くなることもあります。 社員の業務負担も大きくなることからアニメーションの自作はおすすめできません。アニメーション制作未経験の方は、動画制作会社に依頼することをおすすめします。

もし動画制作を低価格で制作したい方は、弊社の動画制作サービス「ムビサク」への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。 ムビサクでは5万円からアニメーションの制作が可能です。企画や構成案、絵コンテの作成も無料で実施しています。

様々な種類の動画を制作していますので、ビジネスシーンでアニメーション動画を活用したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

また、ムビサクには豊富な動画制作の実績がありますので、こちらからご覧ください。

アニメーション動画の制作依頼をするときの4つのポイント

アニメーション動画の制作依頼をするときのポイント

アニメーション動画の制作依頼をするときのポイントとして、以下の4つがあります。

  • 具体的にどのような動画を作りたいか決めておく
  • 制作会社の得意分野を確認する
  • 納期を決める
  • 予算を決める

事前準備について把握することで、制作会社にイメージ通りの動画を制作してもらえる可能性が高まります。

具体的にどのような動画を作りたいか決めておく

前提として、動画を制作する目的や制作したい動画のイメージを明確にしましょう。目的が曖昧だと方向性があやふやになり、本来伝えたかったメッセージが伝わらない動画になるためです。

以下のような項目を明確にしてから制作会社に依頼することをおすすめします。

  • 伝えたいことは何か?
  • ターゲットは誰か?
  • 動画で得たい成果は何か?
  • どのような表現方法を用いたいのか?

また、制作会社と認識に相違がないよう、参考動画を用意して制作したい動画のイメージを共有できるようにしましょう

制作会社の得意分野を確認する

制作会社によって得手不得手があるので、事前に制作会社の特徴を調べてから依頼先を選んでください。 たとえば、採用動画を作りたい場合、採用活動に強い動画制作会社や採用支援サービス会社などに依頼することをおすすめします。

表現技術でも3Dアニメーションに対応できる企業とできない企業もあるので、事前に調査しておきましょう。 制作会社のホームぺージから実績や事業内容を確認し、自社の課題を解決できる動画制作会社を選んでみてください。

納期を決める

動画を使用するときまでに納品してもらえるよう、必ず制作会社に納期を伝えましょう。 アニメーションの種類や動画の尺によって制作期間が変わりますが、少なくとも1ヶ月以上はかかります。 初校が提出されても修正が発生することがあるため、想定以上に時間がかかる場合も少なくありません。

期日までに動画を制作してもらうためにも、事前に「○○日のプロモーションに必要」のように理由を明確に伝えましょう。

予算を決める

出費が大幅に増えないように予算を決めることも大切です。制作会社は予算内で最適な動画を提案してくれるため、必ず予算を伝えましょう。 制作会社は予算に応じて見積もりを作成してくれます。低価格の会社で制作したい方は複数社に見積もりを依頼して、最も安い企業を選択することをおすすめします。

ただし、契約後に追加で費用が発生する会社もあるので、事前に追加費用についても聞いておきましょう。

アニメーション動画の種類のよくあるご質問

アニメーション動画の種類についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

キャラクターアニメーションの特徴は何ですか?
キャラクターアニメーションとは、人や動物などをモチーフにしたキャラクターを動かして、アニメーション動画の種類のひとつです。キャラクターを用いた商品・サービスや企業の紹介動画は、視聴者が親しみを持ちやすく、好感度を上げることも期待できます。
また、オリジナルキャラクターを用いることで、企業や商品のブランディングとして世界観を伝えることにもつながります。
グラフィックアニメーションとは何ですか?
グラフィックアニメーションとは、一般的にモーショングラフィックスを指します。写真やイラスト、ロゴマークなどを編集して、動き(モーション)を加えたアニメーション動画の種類のひとつです。
また、数値データやグラフなどの図表に動きを加えたアニメーションとしてインフォグラフィックアニメーションも挙げられます。どちらも、シンプルに情報を伝えることができるため、WEB広告をはじめとした、動画マーケティングに用いられることの多い種類のアニメーション動画です。
カットアウトアニメーションの特徴は何ですか?
カットアウトアニメーションとは、ストップモーションアニメーションの種類のひとつです。カットアウトアニメーションは、切り絵アニメーションとも呼ばれて、紙や布などを1コマずつ動かして撮影します。
一方で、紙や布ではなく粘土で作った人形を動かして撮影する動画を、クレイアニメーションと呼びます。どちらもコミカルな動きによって親近感を出せることが特徴です。

まとめ

最適な表現方法を選択してアニメーション動画を制作

アニメーション動画は表現方法によって利用できるシーンや与える印象が異なります。 自社の動画を制作する目的を把握し、最適な表現方法を選択してアニメーション動画を制作しましょう

なお、自社の課題を解決するためにアニメーション動画を活用したいのであれば、動画制作会社に依頼することをおすすめします。 動画制作会社に依頼することで高品質な動画を制作できるため、動画によって目標の達成に近づくでしょう。

弊社の動画制作サービス「ムビサク」でも、課題解決に向けた本格的な動画制作を承っています。

ムビサクでは低価格でアニメーション動画を制作できますので、興味のある方はこちらからお気軽にお問い合わせください

また、ムビサクには豊富な動画制作の実績がありますので、こちらからご覧ください。

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