コラム

会社案内動画とは | 3つのタイプや作り方のポイントまで解説!

会社案内動画とは | 3つのタイプや作り方のポイントまで解説!

会社案内動画は「映像でわかりやすく企業を紹介できる」ため、さまざまな企業で導入され始めました。近年は会社案内動画の需要がさらに高まっています。 会社案内動画の導入を検討しているものの「実際にどのような効果や種類があるのか」わからない方もいるでしょう。

本記事では、会社案内動画の3つのタイプや5つのメリットについて詳しく解説します。 会社案内動画の作り方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

「会社案内動画」とは?

自社の理念や事業内容などを第三者に説明するための動画

会社案内動画とは「自社の理念や事業内容などを第三者に説明するための動画」です。文字だけのパンフレットより会社の魅力をわかりやすく伝えられるため、多くの企業が導入しています。 会社案内動画は「視聴者に自社のことを知ってもらうこと」が目的であるため、必要な情報をわかりやすく伝えることが大切です。

また「誰に見てもらうか」によって、動画の内容が変わってきます。たとえば求職者向けであれば事業内容や会社の雰囲気が伝わる動画、取引先に向けた動画では売り上げのような数値メインの動画になります。 見る人が必要とする情報を、動画でわかりやすく説明しましょう。

会社案内動画の3つのタイプ

会社案内動画には種類がある

会社案内動画には種類があり「誰に見てもらうか」によって適切なタイプが変わります。 ここでは以下3つのタイプについて紹介します。

  • タイプ1:コンセプト紹介
  • タイプ2:事業内容紹介
  • タイプ3:インフォグラフィックアニメーション

タイプ1:コンセプト紹介

コンセプト紹介動画は、企業理念やコンセプトに焦点を当てた動画です。会社や創設者の歴史をストーリー形式で紹介することが多く、主に求職者向けの企業説明会で使われます。 コンセプト紹介動画では見ている人がコンセプトに共感し、興味をもつことが大切です。

ムビサクではアニメーションでわかりやすくコンセプトを伝える動画制作を行なっています。たとえば以下の動画では、ナレーションと親しみやすいイラストを使って必要な情報を説明しています。

動画事例:新卒・中途採用動画アニメーション

タイプ2:事業内容紹介

事業内容紹介では自社の事業内容を詳しく説明します。事業内容の他に有名な商品やサービスの紹介、または業界全体の説明なども含まれます。それぞれの部署の役割や業務内容を文字で説明すると長くなりがちですが、動画であれば短時間で端的に説明できるのが特徴です。

事業紹介動画を視聴することで、具体的にどのようなことをやっている会社か、また自分が入社した時のイメージが湧きやすくなります。事業紹介の一環として有名商品を紹介する場合は、イラストやナレーションを使うことでその商品の魅力を存分に引き出せます。

以下の動画は、イラストを使ってわかりやすく事業内容を紹介している動画です。

引用:事業紹介動画 – 株式会社あつまる

実写動画とアニメーションでは動画の雰囲気が異なるため、紹介したい内容に合わせて選びましょう。

タイプ3:インフォグラフィックアニメーション

インフォグラフィックアニメーションは図表やイラストなどを使って、数値を視覚的に表現した動画です。データ情報がひと目でわかりやすく、文字を使った補足説明もできるため、取引先との会議資料にもぴったりです。

会社のロゴやマスコットキャラクターなどを使うと印象に残りやすく、会社の認知度アップにもつながります。

以下の動画は、就活生に向けた会社説明会のアニメーション動画です。データ説明が多い場合でも、インフォグラフィックアニメーションを使えばわかりやすく直感的に理解できる動画となります。

動画事例:就活生に向けた会社説明動画

会社案内動画を作る5つのメリット

会社案内動画にはさまざまなメリットがある

会社案内動画にはさまざまなメリットがあり、導入する企業が増えています。ここでは以下5つのメリットを解説します。

  • 会社のイメージを明確に伝えられる
  • 短時間で多くの情報を届けられる
  • SNSで簡単に拡散できる
  • 会社の雰囲気をオンラインで見学できる
  • 一度作成すれば何度でも使える

会社のイメージを明確に伝えられる

会社の理念やブランドイメージなど「抽象的な内容を明確に伝えられる点」が会社案内動画のメリットのひとつです。文字だけではイメージしにくい企業理念や目に見えない無形サービスなどは、映像の音や動きがあることで、文字だけでは伝わらない雰囲気を具体的にイメージできます。

とくにアニメーションであれば、実写では再現できない部分も動画を見て直感的に理解できます。

短時間で多くの情報を届けられる

文字のみより、映像の方がより多くの情報を効率的に伝えられます。 「1分間の動画は、文字にすると約3,600ページに相当する情報量」であるという研究結果も出ています。

参考:アメリカのJames L. McQuivey博士の研究

動画には多くの情報が詰めこまれていますが、テレビ感覚で視聴できるので見ている人の負担はそれほど大きくなりません。 時間が限られる会社説明会のような場面では、短時間でより多くの情報を届けられる動画が重宝するでしょう。

SNSで簡単に拡散できる

SNSを通して簡単に拡散でき、より多くの人に会社を知ってもらえる点も大きなメリットです。 作成した動画はYouTubeやInstagram、TwitterなどさまざまなSNSで拡散できます。

とくに若者にとってSNSは就活の際に欠かせないツールになっています。 株式会社インタツアーによる調査では、新卒の学生の40%以上が就活の情報提供手法として「SNS」を希望していることがわかりました。

参考:株式会社インタツアーによる調査

拡散を成功させるには日々の発信といった地道な努力が必要ですが、SNSの運用や拡散自体に費用がかからない点もメリットです。

会社の雰囲気をオンラインで見学できる

オンラインの説明会でも、動画を見せることで社内のバーチャル見学が可能です。近年はオンライン説明会が増えたことで、需要が増しています。

とくに求職者向けの動画では「会社について具体的に知ってもらう」ことが大切です。 実際に社内の映像を見ることで「入社したあとの自分」を想像しやすくなり、会社をより身近に感じてもらえます。 また実際の会社見学では案内する社員の人件費や時間が必要ですが、動画のバーチャル見学であればコストを省ける点もメリットです。

一度作成すれば何度でも使える

会社案内動画は一度制作すればさまざまな場面で使いまわせるため、コストパフォーマンスが良いです。会社案内動画はオンライン・オフラインどちらの説明会や会議でも利用できます。

会社説明の資料作成費や、人件費、さらに広告掲載費用を払っている場合はそのコストもカットできます。 また修正や再編集に関してもアニメーション動画は撮影がない分、実写動画より低コストで再編集が可能です。

会社案内動画を制作する3つの手順

会社案内動画の制作手順

会社案内動画はどのような手順で制作するのでしょうか。ここでは、会社案内動画の制作手順を以下3つのステップで解説します。

  • step1:動画の構成を決める
  • step2:必要な映像の撮影をする
  • step3:編集ソフトで素材の編集をする

step1:動画の構成を決める

動画制作の最初のステップは「構成」を考えることです。動画の目的によって適切な動画のタイプが異なるため「目的」を最初に決めましょう。 たとえば新卒の求人目的であれば、企業を知ってもらう「コンセプト紹介」や「事業内容紹介」がおすすめです。 また実際の人物や景色を使う実写動画か、イラストを使ったアニメーション動画にするかも構成の段階で決定します。

大まかな流れが決まったら、シーンごとのセリフや演出を考えます。次のステップである撮影をスムーズに進めるために、できるだけ具体的に文字に書き起こすことがポイントです。 構成は動画の土台となる部分であるため、慎重に考えましょう。

step2:必要な映像の撮影をする

構成ができたら、会社の見学や社員へのインタビューなど、必要な素材の撮影に移ります。 アニメーションの場合は撮影の必要はありません。実写動画に比べて撮影の手間がかからないので、短期間で動画を制作したい方はアニメーションがおすすめです。

撮影が必要な場合、スタジオや機材のレンタルは数ヶ月前から予約が必要です。 キャストとのスケジュール調整も必要なため、余裕を持って撮影スケジュールを組みましょう。 撮影のポイントは同じシーンでも別の角度から取り、カットのバリエーションを増やすことです。カットが多いと編集の幅が広がり、より手の込んだ動画になります

step3:編集ソフトで素材の編集をする

撮影をした場合は、編集ソフトを使って撮影した素材をつなげていきます。アニメーションの場合は、キャラクターやイラストに動きをつけます。 無料の編集ソフトは編集の範囲が限られてしまうため、クオリティの高い編集をしたい場合は有料の編集ソフトがおすすめです。

動画の流れができたら、以下のような細かい部分の編集に移ります。

  • テロップ、字幕を入れる
  • ナレーションを入れる
  • BGMを入れる

編集作業は動画の良し悪しを決める大切な工程なので、丁寧に進めていきましょう。

会社案内動画を作成する時のポイント

会社案内動画を作成する時のポイント

効果的な会社案内動画を作るためには、いくつかのポイントを抑える必要があります。ここでは以下3つのポイントを紹介します。

  • ターゲットを決める
  • 会社のイメージに沿った動画を意識する
  • 予算に合ったプランを考える

ターゲットを決める

会社案内動画はターゲットによって必要な情報や動画の内容が変わるため、最初に「誰に見てもらうか」を決めましょう。 たとえば求職者向けの動画では「社員の1日の様子」のように、会社の雰囲気が伝わる動画が向いています。

ターゲットが「どのような情報を知りたいか」を考えると、構成も練りやすくなります。 万人受けを狙うより、ターゲットを絞って訴求したい内容を盛り込むことがポイントです。

会社のイメージに沿った動画を意識する

会社紹介動画は会社のブランドイメージにつながるため、会社の雰囲気に合った動画制作を意識しましょう。 たとえば高級ブランドの化粧品会社であれば、有名な女優やモデルを起用することで会社のブランディングになります。クリエイティブ系の会社であれば、撮影や編集にこだわることでオリジナリティをアピールできます。

会社案内動画は会社の特色を表現できるツールでもあるので、動画の構成や編集で他の会社と差別化することも可能です。 とくに動画内で登場するキャラクターやイラストは、印象に残りやすいため、会社のロゴやイメージカラーなどがあれば積極的に使いましょう

予算に合ったプランを考える

自社制作、外部委託ともに予算によって動画のクオリティが変わります。 とくに自社制作の場合、撮影の機材や編集ソフトはピンからキリまであるため、こだわろうと思ったら予算が膨れ上がってしまいます。

決めた予算の範囲内で、クオリティの高い動画を作ることが大切です。 外部委託する場合も料金プランによって、動画の長さやオリジナルイラストの有無などが変わります。 コストの面で自社制作の方が安く抑えられると考えがちですが、実際は人件費や機材のレンタル費用を考えると、専門の会社に依頼した方が安くすむ場合もあります。

制作のコストを抑えつつ、プロのクオリティのアニメーションを制作したい方はムビサクを検討してみてはいかがでしょうか。ムビサクでは5万円からのリーズナブルなプランから、ワンランク上のクオリティを追求した50万円以上のプランまで用意しています。

予算に合わせてどのようなアニメーションが作れるか知りたい方は、ぜひ一度無料相談をしてみてください。

まとめ

会社紹介動画とは自社の理念や事業内容などをわかりやすく説明する動画

会社案内動画とは、自社の理念や事業内容などをわかりやすく説明する動画です。 文字だけの資料より、会社案内動画は多くの情報を具体的に伝えられます。 会社案内動画にはいくつかの種類があり、実写とアニメーションでも動画の雰囲気が変わって来るので、動画のターゲットに合ったものを選びましょう。

アニメーションの会社案内動画の制作を考えている方はムビサクがおすすめです。

「どのような会社案内動画を作ればいいかわからない」という方でも、企画や構成から丸投げできるので、ぜひ一度無料相談をしてみてください

03-5909-3939

10:00~19:00(土日祝日除く)

お問い合わせ