コラム

LINEの動画広告を徹底解説|成功事例や作成のコツも紹介

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

LINEの動画広告を徹底解説|成功事例や作成のコツも紹介

LINEは、日本人のコミュニケーションツールとして今や欠かせない存在です。

LINEヤフー株式会社の調査によれば2024年3月末の時点で、月間利用者数は9,500万人で、全人口の約75%です。LINE動画広告を配信することで、この圧倒的な数のユーザー層にリーチできます。

国内最大級のプラットフォームへの広告動画を配信し、自社の商品やサービスを訴求していくことは、マーケティング施策としても有効に働くでしょう。

参考:LINEをビジネスで活用するには – LINEキャンパス

そこで本記事では、LINE広告の種類や動画広告のメリット・デメリットといった基礎的な知識を解説し、成功事例も紹介します。

あなたの会社のマーケティングにLINE動画広告を活用し、売上アップを図りましょう。

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  • LINE動画広告の種類
  • LINE動画広告のメリット・デメリット
  • LINE動画広告の成功事例と成功させるコツ

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LINE広告の種類

LINE広告の種類

LINEの動画広告におけるサイズは次の3種類があります。

  • 横長:16:9
  • 正方形:1:1
  • 縦長:9:16

参考:LINE Business Guide

LINE広告の全14種類の中で、上記3サイズいずれも対応している広告が以下の3つです。

  • LINE VOOM
  • LINE ファミリーアプリ
  • LINE 広告ネットワーク

ここでは上記3つの種類について解説します。

なおLINEに限らず動画広告について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

1:LINE VOOM

LINE VOOMは今話題のショート動画を見られる機能で、TikTokやInstagramのリール動画に近いイメージです。月間6,800万人以上のユーザーがLINE VOOMを月1回以上利用しており、多くのユーザーにリーチできるメリットがあります。

また企業の公式LINEをブロックしているユーザーや未登録のユーザーにもリーチが可能です。おすすめ動画やフォロー中のコンテンツを閲覧するページに動画広告が配信されます。

2:LINE ファミリーアプリ

LINEファミリーアプリとは、LINEの公式アプリの総称で「LINE◯◯」と冠がつきます。さまざまな種類のアプリが制作されており、マンガやカメラ、占いなど各種ゲーム等のアプリ内において動画広告が配信されます。

3:LINE 広告ネットワーク

LINE広告ネットワークとは、LINEファミリーアプリとは異なり、LINE以外の企業が制作した提携アプリに配信される広告をさします。ファミリーアプリは種類が限られますが、広告ネットワークであれば、エンタメから天気予報まで幅広いアプリのユーザーにリーチが可能です。

LINE動画広告のメリット

LINE動画広告のメリット

LINEの動画広告を利用するメリットは、以下の3つです。

  • 国内最大級のプラットフォーム
  • ターゲティングの高い精度
  • オンラインで運用が完結

それぞれ見ていきましょう。

なお以下の記事もご覧いただくと、SNSの動画広告について理解が深められます。

1:国内最大級のプラットフォーム

LINEは圧倒的な使用率の高さが強みです。LINEヤフー株式会社が行った調査によると2024年3月末の時点で、LINEの月間アクティブユーザーは9,500万人です。SNS利用者におけるLINE使用率では82.8%となっています。

参考:LINEをビジネスで活用するには – LINEキャンパス

なおTwitterのみのユーザーは2.5%、Facebookのみのユーザーは0.4%となっています。この使用率の高さにより、20,000個以上のサービスやブランドにLINE広告が利用されているのです。

2:ターゲティングの高い精度

LINEで動画広告を配信する場合、圧倒的なユーザー情報を活かした精密なターゲティングが可能です。登録時のデータだけでなく、ユーザーの行動履歴を使った「みなし属性」をもとにして、関心の高そうな広告配信を行います。

たとえば「直近3ヶ月以内にコスメ商品を購入したユーザー」がいた場合、新たなコスメ用品がリリースされた際、広告配信が行われます。

また地域ごとのセグメントの精度も高く、都道府県別はもちろん、あなたの会社の近くに住むユーザーだけに配信も可能です。9,500万人以上に利用されているLINEだからこそ、高い精度でターゲットを絞り込めるのです。

ここからは具体的に3つの配信方法を解説します。

オーディエンス配信

オーディエンス配信は、LINEの利用者登録データを活用し、対象ユーザーを絞って広告を配信する仕組みです。対象が絞られるので、ターゲット以外に無駄なリーチが発生せず、ミスマッチを防げます。

たとえば、あるメーカーの商品をユーザーが購入したとします。そのメーカーの新商品が発売される際に、再度購入を促すために、ユーザーに対して動画広告を配信するのです。一度購入してもらっているため、再購入への抵抗が少なく、売上につながりやすいでしょう。こういった効率的な配信を実現できるのが「オーディエンス配信」です。

オーディエンスセグメント配信

オーディエンスセグメント配信は、対象となるユーザーの属性や興味を推測し、ユーザーに合ったセグメントを設定して広告を配信する仕組みです。ターゲットの範囲はオーディエンス配信よりも広くなりますが、潜在顧客にもリーチできるため、広告効果のアップが期待できるでしょう。セグメントには、以下のような設定例が考えられます。

  • 地域別:都道府県や市町村別
  • 性別:男性・女性
  • 年齢別:14歳以下や50代以上など
  • 属性:子どもの有無、テレビ視聴頻度など
  • 興味・関心:ファッションやゲームなど18種類

以上のように細かくセグメントが可能なので、あなたのサービスに応じた広告配信が可能です。

類似配信

類似配信は、特定のユーザー情報に類似したユーザーに対して広告を配信する仕組みです。LINE登録時のユーザー情報を利用し、類似したユーザーをLINE内で新たに探し出します。

類似度による対象範囲はコントロールでき、1〜15%の間で調整可能です。たとえばあるユーザーが靴を購入した場合、過去に靴を購入したユーザーを探し出し、広告を配信します。このとき過去どのくらいまで遡るかを、対象範囲としてコントロールできます。似た属性のユーザーにリーチができるので、CVRも上がると予想されるでしょう。

3:オンラインで運用が完結

LINE動画広告は、申し込みから広告掲載、KPIと比較しての動画の差し替えなどすべての作業がオンラインで完結します。そのため担当者の打ち合わせにとられる時間や費用がなく、コストを抑えられるはずです。以下に、主な広告掲載までの流れを紹介します。

  1. LINE Business IDの発行
  2. グループ・広告アカウントの作成
  3. 請求先情報の登録
  4. メディア登録・LINE Tag(効果測定用タグ)の設置
  5. 配信設計
  6. 審査・配信開始

以上の6ステップを経て、すべてオンラインにて広告配信が完結します。必要な日数はおよそ10営業日ほどで、審査を通過すれば自動的に配信がスタートする仕組みです。

LINE動画広告のデメリット

LINE動画広告のデメリット

LINEで動画広告を配信するデメリットもあります。以下に主な2つのデメリットを示します。

  • 制作コストが必要
  • 更新が必要

それぞれ見ていきましょう。

1:制作コストが必要

広告用の動画制作には費用が必要です。一般的には企画から編集、納品までを外注した場合、数万〜数十万円の費用がかかるでしょう。内製する方法もありますが、知識が乏しいまま制作してしまうと広告の効果が上がりません。制作機材をそろえたり、編集スタッフを教育したりするコストも考えると、難しい場合も多いのではないでしょうか。

もし内製にチャレンジする場合は、以下の記事を参考に制作することをおすすめします。

動画制作の外注を検討する場合は、以下の記事にて相場を解説しております。

また、弊社でも動画制作を行なっております。LINE動画広告での集客についてさらに知りたい担当者の方は、以下をご覧ください。

LINE動画広告制作の詳細はこちら

なお無料見積もりは、以下よりご相談ください。

2:更新が必要

LINEの動画広告は、視聴者の反応に応じて複数パターンを制作したり、編集を修正したりしながら運用します。

そのため更新するコストが必要というデメリットがあります。動画の冒頭で離脱される場合は、いわゆる「つかみ」を作り直す必要がでてくるでしょう。また視聴維持率は高くても、行動を促すフレーズへの反応が悪い場合は、マイクロコピーの挿入など、細かな調整がいるかもしれません。

一度制作したら終わりではなく、更新が必要な点はデメリットと言えます。

LINE動画広告の課金形態と必要な予算

LINE動画広告の課金形態と必要な予算

LINEの動画広告は、2023年6月時点で以下の課金方式を採用しています。

  • クリック課金(CPC)
  • インプレッション課金(CPM)
  • 友だち追加

それぞれ見ていきましょう。

なお動画広告の制作費については、以下で詳しく解説しています。

1:クリック課金(CPC)

クリック課金(Cost Per Click)は、ユーザーが動画広告や付随したリンクをクリックした際に課金されるタイプです。広告が表示された時点では課金されないため、ターゲットの中でもCV(成約)に近いユーザーだけを集められます。

またクリック率の計測により、商品に対する反応も知ることができるでしょう。

2:インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金(Cost Per Mile)は、ユーザーが動画広告を見た場合に課金されるタイプです。クリック課金タイプと異なり、クリックよりも前の段階で料金が発生しますが、より多くのユーザーに広告を表示させられます。

なおCPMの課金費用は視聴1回ごとではなく、1,000回ごとの料金表示が多いです。LINEでは、1,000回表示あたり500円〜1,000円程度かかります。

3:友だち追加

「友だち追加」は、LINEの動画広告を使って「LINE公式アカウント」に登録を促すときに使われる課金タイプです。「友だち」が追加されるごとに課金が発生します。「友だち追加」はいわゆる「成果報酬型」であり、より関心が強いユーザーを集められるため、費用対効果がよくなりやすいでしょう。

4:必要な予算例

LINEの広告は低予算からの利用も可能ですが、オークション式で表示される広告が決まるため、一定の予算が必要です。必要な予算を公式ページより引用します。

必要な予算例

引用:LINE公式サイト

こちらの情報によれば、3ヶ月で10〜30万の費用が必要との想定です。オーディエンスセグメント配信ではクリック単価が30円、友だち追加は単価200円が例としてあげられています。

LINE動画広告の成功事例

LINE動画広告の成功事例

LINEの動画広告の成功事例として、以下3例をとりあげます。

  • 株式会社ジンズホールディングス
  • エーザイ株式会社
  • 株式会社Waqoo

いずれも動画そのものは見られませんが、LINE公式に紹介されているものなので、信頼できる事例です。

なおLINE以外も含めたSNSの動画広告事例については、以下の記事もご覧ください。

事例1:株式会社ジンズホールディングス

株式会社ジンズホールディングス

引用:株式会社ジンズホールディングス

JINSブランドで有名な「株式会社ジンズホールディングス」の事例です。LINE広告に既存のWEB CM動画を入れ込み、広告へのエンゲージメント(反応)を向上させています。その成果としてCM動画の特徴認知度が3.78倍、ブランドの特徴認知が2.38倍になっています。

  • 目的:新規ブランドの立ち上げ
  • 動画広告の施策:「DIGEST Spot Video Option」

「DIGEST Spot Video Option」とは、記事関連動画を挿入できるオプションメニューのことです。

費用はかかりますが、効果次第で回収できるでしょう。

参考:LINE for Business

事例2:エーザイ株式会社

エーザイ株式会社

引用:エーザイ株式会社

医療品メーカー「エーザイ株式会社」の例です。新規の定期購入者を増やす目的でLINE動画広告を導入し、着実な成果をあげています。

動画広告は、主に静止画のクリエイティブを活用して作成しています。かつてはマス広告が主流でしたが、ターゲットを絞った戦略にシフトするため、LINE広告を活用しはじめました。

  • 目的:商品の新規定期購入者を増やす
  • 施策:スクエア動画、バーティカル動画(縦型)を類似配信機能で配信

結果として、動画広告による売り上げが配信前と比較して5倍以上に伸びています。

また女性ユーザーに配信したところ、新規定期購入者が前月比で1,200件以上増加した月もありました。

参考:LINE for Business

事例3:株式会社Waqoo

株式会社Waqoo

引用:株式会社Waqoo

スキンケアブランドを展開する「株式会社Waqoo」の事例です。新規ユーザーの獲得を目的に動画広告を配信し、高い効果を出しています。たとえば、動画広告からLPへの遷移率が、静止画と比べて2倍の数値を記録しました。

  • 目的:新規ユーザーの獲得
  • 施策:LINE広告にて、30代以上の女性に配信

LINE動画広告では最大120秒の動画が配信できます。しかし株式会社Waqooの動画広告は、ほぼすべてが10秒以内で制作されています。短い動画でも、十分成果を出すことが可能です。

参考:LINE for Business

LINE動画広告を成功させるコツ

LINE動画広告を成功させるコツ

LINEの動画広告を成功させる2つのコツは、以下のとおりです。

  • 冒頭3秒で視聴者を引き込む
  • アニメーションでインパクトを与える

それぞれ見ていきましょう。

1:冒頭3秒で視聴者を引き込む

動画は、視聴者に伝わる情報量がテキストと比較して多いという特徴があります。そのため冒頭数秒で「面白そう」「合わないかも」と視聴者に判断されるでしょう。

一般的にその判断は「3秒」であると言われています。冒頭の「3秒到達率」が高い動画は、視聴時間が長くなり、効果も大きくなる傾向があります。冒頭3秒でインパクトを感じる動画に仕上げることで、視聴者に「どのような商品・サービスだろう」と関心をもってもらえるでしょう。

なお動画広告の制作ポイントについては、以下の記事でも解説しています。

2:アニメーションでインパクトを与える

冒頭3秒で、視聴者にインパクトを与えるなら、アニメーションの挿入をおすすめします。

アニメーションは現実では難しい表現も可能です。たとえばスキンケア商品では、含まれる成分がどのように肌に浸透していくのか、見えない部分もイメージ図として伝えることができます。

なおアニメーションを使ったLINE動画の制作をご希望の場合は、以下をご覧ください。

LINE動画広告制作の詳細はこちら

まず見積もりから検討したいという方は、以下よりお問い合わせください。

LINE動画広告のよくあるご質問

LINE動画広告についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

LINE動画広告とは何ですか?
LINE動画広告とは、LINE広告の一種で動画を活用した広告です。LINEの様々な配信面で動画広告を配信することができます。LINEは多くの人に利用されているため圧倒的なリーチ力による認知拡大が期待されます。また、LINE独自のデータベースを活用することで、性別、年齢、地域、興味関心で精度の高いターゲティングが可能です。
LINE広告の動画サイズはどれくらいですか?
LINE広告の動画サイズは、以下のとおりです。
・アスペクト比:16:9、1:1、9:16
・解像度:最大1080p(配信時は最大720p)
・ビットレート:最大8Mbps
・時間:最大120秒(最低5秒以上)
・ファイルサイズ:最大100MB以内
また、動画のフォーマットは、MP4またはMOVが推奨されています。
LINE広告での動画の最低秒数は何秒ですか?
LINE広告での動画の最低秒数は5秒です。LINE広告の動画は、5秒以上から最大120秒まで配信することができます。また、LINE広告では、3秒視聴率(3秒以内に動画を視聴したユーザーの割合)が広告効果を測る指標のひとつとして用いられています。そのため、冒頭3秒でユーザーの興味を引くような動画を制作することも重要です。

まとめ

LINE動画広告は目的に応じて配信できる

LINEでの動画広告配信では、目的に応じて3つの配信方法が選べます。以下にもう一度まとめます。

  • オーディエンス配信:対象ユーザーの行動履歴からターゲットを絞って配信
  • オーディエンスセグメント配信:対象ユーザーの属性や興味を推測して配信
  • 類似配信:ユーザーに類似する属性をもつ人に配信

さらに、動画制作にあたっては以下のコツを意識しましょう。

  • 冒頭3秒で視聴者を引き込む
  • アニメーションでインパクトを与える

アニメーションの活用は属人性もなく、インパクトある描写もしやすいため、ぜひ活用したいところです。

ただ自社での制作が難しい場合は、弊社でも動画制作が可能です。LINE動画広告の制作に興味ある担当者の方は、以下をご覧ください。

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