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周年記念動画の事例6選!活用シーンや制作のポイントを解説

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

周年記念動画の事例6選!活用シーンや制作のポイントを解説

企業の節目となる周年記念では、パーティやイベントだけではなく、歴史と軌跡を記録し、未来への展望を示す動画が、社内外への重要なコミュニケーションツールとなります。

本記事では、周年記念動画の事例6選を紹介します。周年記念動画がどのようなシーンで活用され、どのような点を意識して制作するべきかを詳しく解説します。

また、周年記念動画を作るメリットや制作方法の流れ、制作する際の注意点についても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

動画制作サービス「ムビサク」では周年記念動画や会社紹介動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

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  • 周年記念動画の活用シーンやメリット
  • 周年記念動画の事例と作り方
  • 周年記念動画を制作する際の注意点

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周年記念動画とは?

周年記念動画とは

周年記念動画とは、企業や団体が創業や設立からの節目の年を記念して制作する映像コンテンツのことを指します。周年記念動画は、過去の歴史を振り返りながら、これまでの功績や苦労、成長を視覚的に表現し、視聴者に企業の歩みを伝える役割を果たします。

また、単なる過去の振り返りだけでなく、現在の活動や将来のビジョンを示すことで、顧客やパートナー、従業員との絆を強化し、企業としての一体感やブランドイメージを向上させる効果もあります。

周年記念動画は、内部の従業員に対してはモチベーションアップを促し、外部の顧客や取引先に対しては感謝の意を伝える手段となります。

周年という特別な節目において、単に言葉や文書で表現するのではなく、映像という形で視覚的と聴覚的に訴えることで、より印象に残りやすく、共感を生みやすいことも特徴です。

周年記念動画を活用するシーン

周年記念動画を活用するシーン

周年記念動画は企業や学校において以下のようなシーンで活用されます。

  • 周年記念式典やイベント
  • YouTubeやSNS
  • 採用活動や社員研修

さまざまなシーンで映像を流すことによって、多くの人の共感を呼び、企業や大学のブランドイメージの向上につながります。

周年記念式典やイベント

周年記念式典やイベントは、周年記念動画を活用する最も代表的なシーンです。式典などの場で動画を上映することで、参加者に企業の成長や歴史、今後のビジョンをわかりやすく伝えることができます。

また、感謝の気持ちを従業員や顧客、パートナーに表現する機会となり、感動や共感を呼び起こしやすくなります。つまり、映像の力で企業のこれまでの歩みを視覚的に表現し、参加者に強い印象を与えることができます。

さらに、式典後にも動画を社内外で共有することで、イベントの余韻を伝え、企業全体の一体感やモチベーションを高める効果も期待できます。

なお、式典やイベントのオープニングセレモニーで流す映像のことをアタック映像とも呼びます。アタック映像について詳しくは以下の記事もご覧ください。

YouTubeやSNS

YouTubeやSNSは、周年記念動画を幅広い視聴者に届けるためのプラットフォームとして役立ちます。企業の公式アカウントで動画を公開することで、顧客やフォロワー、潜在的な取引先に対して企業の歴史や価値観、将来のビジョンを伝えることができます。

また、SNSの拡散力を活かすことで、周年という節目を機に新たな顧客層にリーチし、ブランドの認知度を向上させることも可能です。

加えて、コメントやシェアなどの双方向のやり取りを通じて、ユーザーとのコミュニケーションを増やす役割も期待できます。視覚的なインパクトと共感を生む動画は、TikTok、Instagram、Facebook、X(Twitter)などのSNS上で特に拡散しやすく、多くの人々に企業の魅力を伝える重要な手段となります。

なお、動画配信におすすめのSNSについては、以下の記事も参考にしてください。

採用活動や社員研修

周年記念動画は、採用活動や社員研修の場でも活用されることがあります。採用イベントや面接で動画を活用すれば、応募者に企業の魅力や価値観、これまでの実績を効果的に伝えることができます。

また、企業のビジョンや文化を共有することで、応募者とのミスマッチを防ぎ、より質の高い人材を引きつけることができます。

一方、社員研修では、動画を使って企業の歴史や成長過程を新人社員に伝えることで、組織の理解を深め、企業に対する誇りや一体感を醸し出します。周年記念動画は、過去の成果を踏まえながら未来を見据える企業としてのメッセージを、新しい社員に対しても効果的に伝える役割を持ちます。

なお、社内研修に動画を使う際のメリットやデメリットについては、以下の記事も参考にしてください。

企業や学校が周年記念動画を作るメリット

企業や学校が周年記念動画を作るメリット

企業や大学が周年記念動画を作るメリットとして、以下のような点があげられます。

  • 社外へのブランド価値向上につながる
  • インナーブランディングを促進できる
  • 式典やイベントが盛り上がる
  • 会社の歴史を振り返られる
  • 革新性や将来へのビジョンを共有できる

社外へのブランド価値向上につながる

周年記念動画を制作し、社外に発信することは、企業や学校のブランド価値を向上させるために効果的な手段です。動画を通じて、これまでの業績や社会への貢献、独自の企業文化をアピールすることで、顧客や取引先、地域社会に対する信頼感を高めることができます。

また、映像コンテンツとしての力強いメッセージが視聴者の心に残りやすく、企業や学校の印象を高める働きも期待できます。加えて、動画を公開するプラットフォームも、公式サイトやSNSなど幅広く利用できるため、より多くの人々にリーチし、ブランドの認知度を向上させることも可能です。

周年という特別な機会を活用することで、社外へのメッセージを強く打ち出し、信頼と共感を獲得する重要な機会となるでしょう。

なお、社外向けのイメージアップには、ブランディング動画(ブランディングムービー)を制作する企業も多くあります。ブランディング動画のメリットや成功事例については、以下の記事も参考にしてください。

インナーブランディングを促進できる

周年記念動画は、社外向けのブランディングだけでなく、企業や学校の内部でのブランディング(インナーブランディング)にも役立つというメリットがあります。社員やスタッフに向けて、企業の成長や成功、これまでの歩みを映像として振り返ることで、共通のビジョンや使命感を再確認することができます。

また、動画を通じて代表や経営層からのメッセージや、これまでの努力への感謝を伝えることができ、従業員のモチベーションや働く意欲を高める効果があります。

特に、新しい社員やスタッフにとっては、組織の文化や価値観を深く理解し、自己の役割や貢献への意欲を持つきっかけにもなります。そのため、周年記念動画でインナーブランディングが強化されることで、組織全体の一体感が生まれ、より強固な企業文化が作られるでしょう。

なお、インナーブランディングの成功事例や具体的な施策については、以下の記事でも触れています。ぜひ参考にしてみてください。

式典やイベントが盛り上がる

周年記念動画は、式典やイベントの盛り上げ役として働くというメリットもあります。動画は視覚的かつ感情的に訴える力が強く、参加者に感動や共感を与えることで、イベント全体の雰囲気を高める効果があります。

特に、企業や学校の歴史を振り返りつつ、これまでの成果や関わってきた人々への感謝を伝えるシーンは、多くの参加者にとって心に残る瞬間となります。さらに、映像に加えて音楽やナレーションを活用することで、より一層の共感を生み出して、記念式典やイベントを特別なものに仕上げることができるでしょう。

そのため、周年記念動画を活用することで、イベントの中で一体感が生まれ、参加者全員が共有できる感動的な体験として記憶に残すことが可能です。

なお、周年記念動画以外にもイベントを盛り上げる動画にはさまざまな種類や形式があります。イベントで活用できる動画について、詳しくはこちらの記事でも紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

会社の歴史を振り返られる

周年記念動画は、企業や学校の歴史を振り返る機会を提供できるというメリットもあります。創業当初からの長い年月にわたって積み重ねられた功績や挑戦、成長を映像としてまとめることで、組織の歩みを再確認し、その価値を広く伝えることができます。

企業の沿革や歴史を振り返ることは、ただ過去を懐かしむだけでなく、今後の方向性や使命感を再確認するための重要なステップにもなるでしょう。さらに、従業員やスタッフ、関係者にとっては、自分たちが築いてきた成果を誇りに感じる機会となり、組織全体の結束力を強化することにつながります。

また、企業や学校の歴史を外部にアピールすることで、信頼性や信用を向上させる効果も期待できるため、顧客やパートナー、取引先に対してもポジティブな印象を与えます。

なお、企業の歩みを株主総会や広報活動の一環として上映することも多くあります。株主総会などで用いられる動画のことをIR動画と呼びます。IR動画のメリットや失敗しないコツについては、以下の記事も参考にしてください。

革新性や将来へのビジョンを共有できる

周年記念動画は、これまでの歩みを振り返るだけでなく、革新性や将来へのビジョンを共有できるというメリットも持っています。企業や学校のこれからの方向性や目標を、具体的なビジョンとして映像に組み込むことで、従業員や学生、顧客に対して明確なメッセージで伝えることができます。

また、革新的な取り組みや技術、将来の事業戦略についても触れることで、組織が未来に向けて進化し続けていることを強調できます。

企業のビジョンを共有することで、従業員やスタッフのモチベーション向上や顧客の信頼を深めるとともに、企業が次なるステージへ向かっていくという期待感も生み出します。そのため、周年記念動画は、過去の成功を土台にして、未来へのチャレンジを表現するための効果的な手段となります。

なお、将来へのチャレンジをテーマにした動画をYouTubeやSNSで配信することもおすすめです。視聴者の共感を生み、動画が「バスる」こともあるでしょう。バズる動画の特徴や作り方については、以下の記事も参考にしてみてください。

周年記念動画の事例6選

心揺さぶる周年記念動画を制作するには、他社の成功事例を参考にすることがおすすめです。ここでは、以下の企業における周年記念動画を紹介します。

  • 株式会社ユニソンプラネット
  • 株式会社ノーリツ
  • 株式会社フジワラテクノアート
  • 武蔵野大学
  • オークラサービス株式会社
  • Uber Eats(UberEatsJapan合同会社)

なお、これらの動画はムビサクで制作されたものではありませんが、ぜひ制作の参考にしてください。

株式会社ユニソンプラネット

引用:【オープニング】株式会社ユニソンプラネット創業10周年記念パーティーオープニングムービー

株式会社ユニソンプラネットの創業10周年を記念したパーティで用いられたオープニングムービーです。株式会社ユニソンプラネットWEBコンサルティングやメディア事業を展開している大阪府大阪市の企業です。

「永続発展企業の創造」を掲げて、情念やビジョンをもったリーダーを輩出して、社会の課題解決から地域貢献を目指しています。

周年記念動画では、「ALL IN ONE」というメッセージとともに実際に働く社員の方々が笑顔で登場するシーンが印象的です。躍動感のあるエフェクトやシーンの切り替えが、企業のこれからの未来を力強く表現しています。

株式会社ノーリツ

引用:ノーリツ 70周年企業ムービー「みんなで、次へ」

株式会社ノーリツにおける70周年の記念映像(企業ムービー)です。株式会社ノーリツは兵庫県神戸市に本社をもつ温水空調分野を中心とした住宅設備機器の製造、販売、サービス事業を展開する企業です。

周年記念動画では、1951年の創業当初に撮影されたモノクロの写真を映し出すシーンから始まります。「お風呂は人を幸せにする」というメッセージとともに、温水空調事業からスタートした株式会社ノーリツの顧客を大切にする姿勢が伝わってくる動画です。

動画の中盤からは、実際に働く社員にフォーカスにして、YouTube動画のタイトルにもある「みんなで、次へ」というメッセージに自然な流れでつなげています。

株式会社フジワラテクノアート

引用:フジワラテクノアート 創業90周年記念動画

株式会社フジワラテクノアートの創業90周年を記念する動画です。岡山県岡山市に本社を持ち、もともとは、醸造機械の製作からスタートして、バイオ技術の産業化により環境問題やエネルギー課題への取り組みを事業展開しています。

周年記念動画の前半は、1933年の創業当時に掲げた「敬神崇祖」、「報恩感謝」、「三方善」の3つの精神をセピア色の写真をもとに紹介している点が特徴的です。また、中盤パートでは戦時中における廃業の危機などを紹介して、現在のグローバル化のイメージにつながります。

創業期から現在までの3パートで動画の色合いが大きく変わっていく点が見どころです。現在に向けて、鮮やかになる色彩構成は過去から未来へつながり、「夢を醸そう。」というメッセージへの期待感を高めています。

武蔵野大学

引用:学校法人武蔵野大学 創立100周年記念動画

武蔵野大学の創立100周年を記念する動画です。東京都江東区と西東京市にキャンパスをもつ武蔵野大学は、経済学部からグローバル学部、教育学部、薬学部まで幅広い学部をもつ総合大学です。

周年記念動画では、「響き合って、未来へ。」という冒頭のメッセージが優しいメロディとともに登場します。ピアノの伴奏をイメージしたBGMは校歌を彷彿とさせるどこか懐かしさがあり、視聴者の共感を呼び起こします。

武蔵野大学では、周年記念動画以外にも創立100周年記念事業プロジェクトとして、学生参画型イベントや論文・作文コンクールなども開催しており、生徒、学生、教員、職員が一丸となって100周年を盛り上げていく仕組みが作られています。

オークラサービス株式会社

引用:オークラサービス創業50周年記念ムービー

オークラサービス株式会社の創業50周年記念ムービーです。オークラサービス株式会社は、物流システムの工事やメンテナンスをはじめとした幅広い事業を展開している企業です。

動画では、ひとりの男性にフォーカスをして、家族と過ごす朝から出勤して、現場に向かい、夕方に退勤する1日の流れのようなストーリー構成になっています。動画の冒頭と終盤のみプロの俳優に演じてもらい、中盤では実際の社員の映像に自然に切り替わるようになっている点がポイントです。

また、明るさや色合いの調整を行うことで、シネマティックな印象になっているため、短編映画を見ているような心もちになるでしょう。

Uber Eats(UberEatsJapan合同会社)

引用:5 周年記念ムービー|Uber Eats

Uber Eatsの5周年記念ムービーです。Uber Eatsは飲食店と消費者、配達パートナーをつないだ料理の配達サービスです。

周年記念動画では、2016年に日本でサービスを開始してから5年が経過したことを、シンプルなイラストのアニメーションで表現しています。また、ラップ調の楽曲に合わせて過去のオーダーを振り返り、最初にオーダーされた商品や、一番多くオーダーされている商品などを面白く紹介している点がポイントです。

都道府県ごとにオーダーされているメニューや、そばとうどんどちらが人気だったのか、5年間の合計配送距離など、一風変わった視点から日本での歩みを振り返っている点が面白い動画です。

なお、コミカルなアニメーションから、映画のような実写動画まで、動画制作を外注するのであれば、ムビサクがおすすめです。ムビサクでは、周年記念動画をはじめとした会社紹介動画における、さまざまなジャンルでの豊富な動画制作実績があります。

会社紹介動画制作の詳細はこちら

無料相談も承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

周年記念動画の制作方法

周年記念動画の制作方法

周年記念動画の制作方法としては、以下の5つのステップで進みます。

  • step1:打ち合わせ(ヒアリング)をする
  • step2:動画の企画・構成を決める
  • step3:撮影や素材の制作をする
  • step4:ソフトを使って動画編集をする
  • step5:動画を納品・公開する

ここではそれぞれのステップにおける周年記念動画制作の流れを紹介します。

step1:打ち合わせ(ヒアリング)をする

周年記念動画を制作する最初のステップはヒアリングです。打ち合わせの段階では、制作会社がクライアントのニーズや目的を深く理解するために、動画の目的や意図について詳細に質問します。

対象となる視聴者、伝えたいメッセージ、期待する効果などを明確にすることが目的です。

また、予算やスケジュールについても具体的に話し合います。ヒアリングを通じて、周年記念動画における要望を的確に把握し、最適な動画制作の方向性を決定します。

これにより、周年記念動画の制作がスムーズに進行し、納品後のギャップを防ぐ役割があります。

step2:動画の企画・構成を決める

ヒアリングをもとに、周年記念動画の企画や構成を作っていきます。企画では、具体的なシナリオやコンセプトが練り上げられ、動画の全体的なイメージを作り上げていきます。

企業の歴史や想いなど、どのような内容をどの順序で伝えるか、アニメーションやBGMをどのように活用するかなど、詳細なプランを決めていきましょう。

また、台本や絵コンテが作成された後は、各シーンの流れや重要なポイントを洗い出していきます。

企画や構成を綿密に行うことで、撮影や制作の効率を高め、質の高い周年記念動画を作り出すことができます。

step3:撮影や素材の制作をする

周年記念動画の企画や構成が固まったら、撮影や素材の制作の段階に進みます。

実写動画では、プロのカメラマンや映像クリエイター、出演者が集まり、企画内容に基づいて撮影が行われます。また、必要に応じて、スタジオやロケ地を設定し、撮影がスムーズに進行するように準備を整えます。撮影中は、ディレクターが全体を指揮し、各シーンが計画通りに進むように管理します。

一方で、アニメーション動画の場合は、撮影がなく、素材の作成に移ります。創業当初の写真データを加工したり、ロゴアニメーションを作成したり、オリジナルキャラクターやイラストの作成、素材の選定などが行われます。

撮影や制作での細部へのこだわりが、最終的な動画の質を大きく左右します。

step4:ソフトを使って動画編集をする

撮影が完了した後は、動画編集のステップに移ります。 クリエイターは撮影された映像を整理し、最適なシーンを選び出してつなぎ合わせます。

動画編集では、映像のカット、トランジション、BGMや効果音の追加、テロップや字幕の挿入などが行われます。

編集の段階では、映像の流れやテンポを整えて、視聴者にとってわかりやすく、式典やイベントを盛り上げる魅力的な動画に仕上げることが求められます。

また、クライアントとの確認作業を通じて、細部の修正や調整が行われ、最終的な完成形に近づけていきます。

step5:動画を納品・公開する

動画編集が完了したら、最終的なチェックを経て納品と公開の準備を進めます。

納品は、クライアントの指定するファイル形式のフォーマットで行われ、必要に応じてYouTubeやTikTokなどオンライン上での配信を進めていきましょう。

納品後は、動画の内容の確認作業を経て、周年記念動画が正式に公開されます。なお、記念式典やイベントで上映した後に、YouTubeやSNSにアップロードすることもおすすめです。

共感を呼ぶ効果的な周年記念動画にするためには、納品と公開という最終ステップも気を抜かずおこなうことが大切です。

周年記念動画を制作する際の注意点

周年記念動画を制作する際の注意点

周年記念動画を制作する際には、以下の点にも注意しましょう。

  • 視聴者を意識して制作する
  • 短く簡潔に内容をまとめる
  • 事前に予算と納期を決めておく
  • 早めにプロの制作会社に相談する

ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

視聴者を意識して制作する

周年記念動画を制作する際には、まずターゲットとなる視聴者を明確に意識することが重要です。動画の内容やトーン、メッセージは、視聴者の関心や期待に応えるものでなければなりません。

社外向けの周年記念動画では、企業の成長や社会貢献の実績を強調し、ブランド価値を伝えることが効果的です。一方で、社内向けの周年記念動画の場合は、従業員の努力や貢献に焦点を当て、感謝や未来への期待を伝えることが重要です。

また、視聴者が何を期待しているかを理解することで、動画の構成や映像素材の選び方も変わっていきます。そのため、視聴者を置き去りにした内容は、伝えたいメッセージが届かず、逆に関心を引くことができない懸念があるため注意しましょう。

制作の初期段階から視聴者を念頭に置き、適切に動画を企画していくことが、周年記念動画で成功を収めるコツとも言えるでしょう。

短く簡潔に内容をまとめる

周年記念動画は、長時間の視聴を強いるものではなく、短く簡潔にメッセージを伝えるものである点に注意しましょう。特に、企業の歴史やビジョンを伝えたい場合でも、冗長な説明は避け、最も重要なポイントに焦点を当てることが大切です。

例えば、会社の創業当初からの歴史や沿革は、紆余曲折があるため長くなりがちです。そのため、要点を絞って伝えたいメッセージを取捨選択していきましょう。

また、視覚的なインパクトのあるエフェクトやアニメーションを活用し、短時間で視聴者の興味を引き、共感を呼ぶような構成にすることもおすすめです。数分間の動画尺のなかで、視聴者に企業の魅力やメッセージをしっかりと伝えることが求められます。

周年記念動画は企業にとってひとつの思い出にもなりますが、無駄な情報を省き、簡潔な構成にすることで、視聴者に強い印象を与え、記憶に残る動画に仕上がります。

事前に予算と納期を決めておく

周年記念動画を制作する際には、事前に予算と納期をしっかりと決めておくことにも注意しましょう。周年パーティや式典に用いられる記念動画制作には、撮影や編集、グラフィック制作など、さまざまな工程が含まれるため、想定以上のコストが発生することがあります。

予算オーバーを避けるためにも、初期段階で具体的な予算設定を行い、必要なリソースや外注費を考慮して計画を立てることが重要です。また、動画の完成までには、撮影スケジュールや編集の進行管理が必要となるため、納期も明確に設定しておく必要があります。

特に、式典やイベントでの使用を予定している場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。計画をしっかり立てておくことで、クオリティの高い動画を無理なく制作でき、想定通りに完成させることができます。

早めにプロの制作会社に相談する

周年記念動画を成功させるためには、早めにプロの制作会社に相談することも意識しておきましょう。社内向けの動画だから社内で制作すると考える方もいますが、視聴者の感動と共感を呼ぶ周年記念動画にするためには、プロのクリエイターの専門知識や技術が必要不可欠です。

特に、ストーリー構成やインパクトのある映像表現、感動的な音響効果など、細部にまでこだわった動画制作はプロの動画制作会社ならではの強みです。

また、制作会社と早めに連携することは、予算や納期の調整、コンセプトのすり合わせがスムーズに進むため、理想的な動画が完成する可能性も高まります。

加えて、自社での制作を試みるよりも、プロに任せることで、時間やコストの面でも効率的に進めることができ、結果として期待を超える成果を得られるでしょう。

なお、動画制作を外注するのであれば、ムビサクがおすすめです。ムビサクでは、周年記念動画をはじめとした会社紹介動画における、さまざまなジャンルでの豊富な動画制作実績があります。

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周年記念動画についてよくある質問

周年記念動画についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

周年動画の目的は何ですか?
周年動画の目的は、企業の歴史や成長を振り返り、これまでの功績や社員と顧客への感謝を伝えることです。加えて、今後のビジョンを共有し、ブランドの信頼性や結束力を高める役割も果たします。外部への発信だけでなく、社内のモチベーション向上にもつながり、企業全体の未来を描くための重要な動画です。
周年記念イベントの内容には何がありますか?
周年記念イベントの内容には、講演やパネルディスカッション、歴史を振り返る映像の上映、記念品の贈呈、社内表彰、ライブパフォーマンスなどがあります。これにより、参加者に企業の成長やビジョンを伝え、絆を深めていきます。その他、ワークショップや懇親会など、参加者同士の交流を深めるプログラムも含まれます。
周年記念パーティーの目的は何ですか?
周年記念パーティーの目的は、企業の節目を祝うとともに、社員や関係者、顧客との絆を深めることです。過去の成果を称え、未来へのビジョンを共有し、モチベーションを高めます。また、社内外の交流を促進し、企業の魅力を再認識させる機会としても重要です。全員で成功を喜び、挑戦意欲を高める目的もあります。

まとめ

周年記念動画は創業から節目の年を記念して制作する映像のこと

周年記念動画とは、企業や団体が創業や設立からの節目の年を記念して制作する映像コンテンツのことを指します。周年記念式典やイベントだけではなく、企業の公式YouTubeチャンネルやSNS、採用活動、社員研修など幅広く利用されています。

周年記念動画を作ることで、社外へのブランド価値の向上から、社内向けのインナーブランディングの促進までさまざまなメリットがあります。しかし、視聴者を意識して短く簡潔にまとめることに注意しなければ、効果的な周年記念動画にならないこともあるでしょう。

動画制作を外注するのであれば、ムビサクがおすすめです。ムビサクでは、周年記念動画をはじめとした会社紹介動画における、さまざまなジャンルでの豊富な動画制作実績があります。

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