教育・研修動画コラム

初めてのセミナー動画撮影に必要な機材とは?撮影のコツや制作会社の依頼費用も解説

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

初めてのセミナー動画撮影に必要な機材とは?撮影のコツや制作会社の依頼費用も解説

企業の担当者の方のなかには、初めてセミナーを開催される方も多いのではないでしょうか。社外向けのセミナーは新規顧客の獲得や企業の信頼性の向上にもつながります。その際に、セミナーを撮影して動画にしておくことで、YouTubeなどの動画プラットフォームで配信することもできます。

この記事では、セミナーの企画や運営が初めてという担当者の方に向けて、セミナー動画の撮影に必要な機材について紹介します。また、セミナーを撮影する際のコツや動画制作会社に依頼する際にかかる費用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

動画制作サービス「ムビサク」ではセミナー動画の豊富な制作実績があります動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

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  • セミナー動画の撮影で必要な機材
  • セミナー動画を撮影するメリット
  • セミナー動画の撮影手順とコツ

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セミナー動画とは

セミナー動画とは

セミナー動画とは、企業が開催するセミナーを撮影して、編集を加えることで動画にしたものです。動画にしておくことで、セミナーの開催を告知することや、セミナーの内容をあとから視聴することもできます。

現在では、ZOOMやMicrosoft Teams、Google Meetをはじめとしたオンラインミーティングツールの普及により、ウェビナーやオンラインセミナーに取り組む企業も多くあります。

また、セミナーの内容を部分的に切り取ってダイジェスト動画を作成することで、見込み顧客の獲得やユーザーの関心を高めることにもつながります。

ダイジェスト動画については以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

加えて、ウェビナーやオンラインセミナーのようなプレゼンテーションで使われる動画については、以下の記事を参考にしてみてください。

セミナー動画の撮影で必要な機材

セミナー動画の撮影で必要な機材

セミナーの撮影にはビデオカメラが必要ですが、それだけではありません。初めての撮影でも失敗しないようにするためには、以下のものを用意しておきましょう。

  • ビデオカメラ
  • ピンマイク
  • 三脚
  • バッテリー(充電池・充電器)
  • 電源ケーブル(ACアダプター)
  • SDカード
  • 養生テープ
  • 延長コード

それぞれの機材について、詳しく解説します。

ビデオカメラ

セミナー動画の撮影に必要な機材のひとつがビデオカメラです。ビデオカメラは、カメラと録画機能が一体となった機材で、動画を撮影するためには必須アイテムです。

一般的なセミナーであれば、家庭用ビデオカメラでも十分な性能です。ただし、大規模なセミナーやゲストを招いた講演会のような画質や音質にこだわりたい場合であれば、プロが使用する業務用ビデオカメラを検討するとよいでしょう。

ピンマイク

ビデオカメラ内蔵のマイクでは、講師の声や会場の音が十分に収録できない場合があります。そのため、ピンマイクを併用すると、よりクリアな音声を収録することができます。

ピンマイクは、講師の胸元や首元に装着して使用する小型のマイクです。ワイヤレスタイプのピンマイクを用意しておくと、講師の動きに合わせて自由に移動することができるため、ホールや講堂などを広く使ったプレゼンやセミナーに効果的です。

三脚

ビデオカメラを固定するためには、三脚が必要です。三脚を使えば、手ぶれのない安定した映像を撮影することができます。セミナーでは、投影されたスライド資料を画面に収める必要もあるので、 手ぶれがあると視聴者の見づらい動画になってしまうので注意しましょう

また、セミナー動画の撮影では、講師の動きを追いながら撮影する必要もあるため、操作性にも優れた三脚を選ぶことが大切です。

バッテリー(充電池・充電器)

ビデオカメラは、バッテリーで駆動します。セミナー動画の撮影は長時間になる可能性があるため、予備のバッテリーは複数用意しておきましょう

また、荷物が増えてしまいますが、バッテリーの充電器も忘れずに用意しておいたほうが安心できます。

電源ケーブル(ACアダプター)

ビデオカメラを電源に接続して使用したい場合は、電源ケーブル(ACアダプター)が必要です。

ただし、セミナー会場によっては、電源が確保されていない場合もあるため、事前に確認しておきましょう

SDカード

ビデオカメラで撮影した映像は、SDカードに保存されます。セミナー動画の撮影では、長時間の映像を撮影する必要があるため、大容量のSDカードを用意しておきましょう

養生テープ

セミナー会場の床や壁にビデオカメラや三脚を固定するために、養生テープがあると便利です。養生テープは、粘着力が強く、通常のガムテープとは異なり、剥がしたときに跡が残りにくいため、セミナー会場でも安心して使用できます。

延長コード

セミナー会場の電源コンセントが遠い場合、延長コードがあると便利です。会場の備品として貸し出してあるところもありますが、持参していったほうが安心です。延長コードは、ビデオカメラや照明器具などの電源を接続するために使用します。

これらの機材を揃えることで、高品質なセミナー動画を撮影することができます。

また、セミナーを企画して運営するリソースに加えて、セミナー動画を撮影する準備もあるとなかなか手が回らないということもあるかと思います。そのような場合は、プロの動画制作会社に依頼するということもおすすめです。

ムビサクでは、セミナー動画制作の豊富な実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

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また、無料で相談も可能ですので、以下からお問い合わせください。

セミナー動画を撮影するメリット

セミナー動画を撮影するメリット

企業が開催するセミナーを、わざわざ手間をかけて撮影して動画にしておく必要性に疑問を感じられている方もいるのではないでしょうか。

セミナー動画を撮影するメリットは以下の3つが挙げられます。

  • 撮影した動画を何度でも再利用できる
  • コンテンツの質を高めることができる
  • YouTubeなどで配信することができる

それぞれのメリットについて解説していきます。

撮影した動画を何度でも再利用できる

セミナー動画を撮影しておくことで、セミナーの開催を告知したり、セミナーの内容を後から視聴できるようにしたりすることができます。オフラインでのセミナーは、開催場所や時間によっては参加できないという方もいます。

しかし、セミナー動画は、時間や場所に関係なくオンライン上で視聴できるため、遠方からのセミナー参加や、セミナーに参加できなかった場合のフォローなどに活用できます。

加えて、動画を再利用することで、同じ内容のセミナーを何度も開催する必要もなくなり、開催コストを削減することも可能です。

コンテンツの質を高めることができる

セミナー動画を撮影することで、セミナーの内容をよりわかりやすく伝えることができます。動画では、講師の表情やジェスチャー、資料などを視覚的に伝えることができるため、視聴者はセミナーの内容をより理解しやすくなります。

また、セミナー動画は編集することで、不要な部分をカットしたり、わかりやすいように構成を変更したりすることができます。ターゲットとなる視聴者のニーズに合わせて修正していくことで、より効果的なセミナーにすることもできます

YouTubeなどで配信することができる

セミナー動画をYouTubeなどの動画配信サービスで配信することで、より多くの人に内容を届けることができます。YouTubeなどの動画配信サービスは、誰でも無料で利用できることもポイントです。無料で視聴できるため、セミナー動画を配信することで、新たな顧客層の開拓にもつながります

企業のYouTube活用事例については以下の記事でも紹介していますのでぜひ参考にしてください。

また、セミナー動画を配信することで、セミナーの認知度を高め、ブランドイメージを向上させることにもつながります。企業の長期的なブランディングにもつながり、企業の信頼や安心を訴求することも可能です。

ブランディング動画の事例については、以下の記事で解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

セミナー動画の撮影手順

セミナー動画の撮影手順

セミナー動画を撮影するにあたり、どのような手順で進めていけばいいのでしょうか。セミナーの開催を計画する段階から撮影までの流れは以下の4つのステップで行われます。

  1. セミナーを企画する
  2. 撮影に必要な機材を揃える
  3. セミナーを撮影する
  4. 撮影した動画を編集する

それぞれの手順について詳しく解説します。

セミナーを企画する

セミナー動画を撮影する前に、まずはセミナーを企画する必要があります。セミナーのテーマや内容、ターゲット層などを明確にすることで、より効果的なセミナー動画を制作することができます。また、セミナー動画を撮影する目的を明確にしておくと、撮影の方向性が定まりやすくなります。

セミナー動画を撮影する目的としては、以下のようなものが挙げられます。

  • セミナーの開催を告知する
  • セミナーを後から視聴する
  • 新たな顧客層を開拓する
  • セミナーの認知度を高める

セミナーを開催する目的と、撮影する目的のそれぞれを明確にしてから進めていきましょう。

目的に応じて企画した後は、セミナーの内容や撮影する動画の構成を考えておくことも大切です。動画構成の考え方については、以下の記事を参考にしてみてください。

撮影に必要な機材を揃える

セミナーの撮影に必要な機材を用意しておきましょう。基本的にはビデオカメラがあれば大丈夫ですが、以下の8点があると安心です。

  • ビデオカメラ
  • ピンマイク
  • 三脚
  • バッテリー(充電池・充電器)
  • 電源ケーブル(ACアダプター)
  • SDカード
  • 養生テープ
  • 延長コード

動画は音質や画質の悪さから視聴をやめてしまうユーザーも多いため、ビデオカメラ、ピンマイク、三脚の3点は優先的に用意しておくことがおすすめです。

セミナーを撮影する

セミナー動画を撮影する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 明るい場所で撮影する
  • 講師や資料がよく見えるように撮影する
  • 音声が聞き取りやすいように撮影する

編集のタイミングで調整することも可能ですが、撮影素材の良し悪しによっても動画の質は大きく変わってしまいますので、意識しておきましょう。

撮影した動画を編集する

セミナー動画を撮影した後は、編集を行います。編集では、以下の作業を行います。

  • 不要な部分をカットする
  • 効果音やBGMを追加する
  • 字幕やテロップを追加する
  • ナレーションを追加する

これらのポイントを押さえることで、より効果的なセミナー動画を制作することができます。

なお、セミナー動画の編集のコツや成功事例については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

また、マーケティング施策として新規集客にセミナーを検討されている方は、こちらの記事もおすすめです。動画マーケティングの成功事例と制作のポイントを解説しています。

セミナー動画を撮影する際のコツ

セミナー動画を撮影する際のコツ

セミナー動画を撮影する具体的なコツについては以下の5つが挙げられます。

  • 撮影の目的を明確にする
  • あらかじめ会場の下見をしておく
  • 複数のアングルから撮影する
  • 事前にテスト撮影をしておく
  • 公開後の運用も考えておく

それぞれ詳しく解説していきます。

なお、社内研修向けにセミナーを検討されているのであれば、以下の記事もおすすめです。社内研修に動画を活用した事例や作成のポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

撮影の目的を明確にする

セミナー動画を撮影する前に、まず撮影の目的を明確にしましょう。目的を明確にすることで、撮影の方向性が定まりやすくなります。また、ターゲット層を明確にすることで、視聴者にわかりやすい動画を制作することができます。

例えば、セミナーの内容を復習したい人をターゲットにしているのであれば、目的はセミナーの内容を後から視聴できるようにすることです。一方で、セミナーのテーマに興味がある人がターゲットであれば、新たな顧客層を開拓することが目的になります。

それぞれの目的に合わせた動画の構成を検討しましょう。

あらかじめ会場の下見をしておく

セミナー動画を撮影する際には、あらかじめ会場の下見をしておくことをおすすめします。下見の際には、撮影スペースを確保するために、会場の広さやレイアウトを確認しておきましょう。また、音響や照明の状況を確認することで、撮影時にトラブルを回避することができます。加えて、講師や参加者の動きを予測することもできるため、よりわかりやすい動画を制作することにもつながります。

下見は、セミナーの開催前日までに行うとよいでしょう。また、下見の際には、カメラや三脚などの機材を持ち込んで、実際の撮影を想定した動きを試してみるとよいでしょう。

複数のアングルから撮影する

セミナー動画を撮影する際は、複数のアングルから撮影することが大切です。1台のカメラで撮影すると、どうしても映像が単調になり、視聴者の興味を惹きつけにくくなります。複数のアングルから撮影することで、視聴者は講師の表情や言葉だけでなく、会場の雰囲気や講師の動きなども把握できるようになり、より理解を深めることができます。

ただし、複数のカメラを設置する場合は、カメラ台数に応じた編集作業が必要となります。事前に編集作業の体制を整えておきましょう。

事前にテスト撮影をしておく

セミナー動画を撮影する際は、事前にテスト撮影をしておくことをおすすめします。本番で初めてカメラを回すと、思わぬトラブルが発生する可能性があります。

テスト撮影では、以下の点を確認しておきましょう。

  • カメラの設置場所や角度
  • 音声の録音
  • 映像の画質
  • 編集作業の流れ

事前にテスト撮影をしておくことで、本番でトラブルが発生するリスクを減らすことができます。また、撮影の流れや編集作業の流れを把握できるので、本番ではスムーズに撮影を進められます

公開後の運用も考えておく

セミナー動画を撮影する際は、公開後の運用も考えておくことが大切です。公開した動画を視聴者に効果的に届けるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 動画のタイトルや説明文を工夫する
  • 動画を適切なタグ付けする
  • 動画をSNSで拡散する
  • 動画の視聴状況を分析する

公開後の運用をしっかりと考えることで、セミナー動画をより効果的に活用することができます。

セミナー動画の撮影を制作会社に依頼するときの費用相場

セミナー動画の撮影を制作会社に依頼するときの費用相場

セミナー動画の撮影を制作会社に依頼する場合、費用は一般的に5万円~25万円程度です。ただし、費用はセミナーの規模や動画の長さによっても異なります。

また、セミナー動画の編集の費用相場は一般的に2万円~20万円程度です。ただし、撮影した素材を編集するのみの料金です。こちらも動画の長さやエフェクトの使用など、どこまでこだわるかによって費用は大きく異なります。

動画制作会社に依頼する際には、セミナー動画の撮影と編集にどれくらいの予算をかけるのか事前に計画を練っておくことが大切です。

なお、動画制作の料金相場について以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

セミナー動画の撮影に関するよくあるご質問

セミナー動画の撮影についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

イベントで動画を撮影するときのコツはありますか?
イベントで動画を撮影するときのコツは、事前に準備をしておくことです。あらかじめ会場を下見しておいて、会場の広さや配置を確認しましょう。また、講師や参加者の動きを予測して、音響や照明がどのように使われるのかイメージしておくことも大切です。加えて、事前にリハーサルやテスト撮影もしてくと安心です。
セミナーをライブ配信にするメリットは何ですか?
セミナーをライブ配信にすることで、主催者と参加者がリアルタイムにコミュニケーションができます。例えば、疑問はチャットで気軽に質問することが可能です。また、視聴者からのコメントやスタンプによるリアクションは、主催者のモチベーションを高めて、有益で密度の濃いセミナーにもつながります。
オンラインセミナーとウェビナーの違いは何ですか?
オンラインセミナーとウェビナーは同じ意味の言葉です。ウェビナーという言葉は造語でウェブ(web)とセミナー(seminar)を組み合わせた意味を持ちます。そのため、オンラインセミナーとウェビナーはどちらも「オンライン上で行うセミナー」になります。

まとめ

セミナー動画のポイントは事前に流れの確認やテスト撮影などの準備を徹底しておくこと

初めてのセミナー動画の撮影に必要な機材はいくつかありますが、必須アイテムとしては、ビデオカメラ、ピンマイク、三脚の3点です。用意しておいたほうが安心なものとして、バッテリー(充電池・充電器)、電源ケーブル(ACアダプター)、SDカード、養生テープ、延長コードも挙げられます。

セミナー動画のポイントとしては、撮影の目的を明確にしてから企画を行い、事前に流れの確認やテスト撮影などの準備を徹底しておくことが大切です。

なお、ムビサクでは、セミナー動画制作の豊富な実績があるため、ぜひ参考にしてください。

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また、無料相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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