教育・研修動画コラム

研修動画の費用相場はいくら?安く抑える方法や外注・制作の流れを紹介

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

研修動画の費用相場はいくら?安く抑える方法や外注・制作の流れを紹介

研修動画の制作は、企業の教育やスキルアップに欠かせない手段となっています。しかし、どれくらいの費用がかかるか気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、研修動画の費用相場について詳しく解説し、コストを抑える方法を紹介します。

また、外注までの流れや制作から納品までの流れについても触れて、どのようにして効果的な研修動画を作成するかを紹介します。

予算に合わせたコストで高品質な研修動画を提供したい方は、ぜひご覧ください。

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  • 研修動画の種類ごとの費用相場
  • 研修動画の制作費用を抑える方法
  • 研修動画の制作の流れ

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研修動画の様々な形式

研修動画の様々な形式

研修動画には様々な形式があります。代表的な形式には、以下の3種類があります。

  • セミナー形式の動画
  • マニュアル形式の動画
  • ドラマ形式(再現VTR形式)の動画

ここでは、それぞれの研修動画の形式の特徴やメリットについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、研修動画のメリットについては、こちらの記事も参考にしてください。

また、動画で研修を行う効果についてもこちらで紹介しています。

セミナー形式の動画

引用:最新SEO対策に必須の「E-E-A-T」と超重要なガイドラインについて

セミナー形式の研修動画は、講師が直接カメラに向かって話すスタイルが特徴です。実際のセミナーや講演の雰囲気を再現することができるため、受講者にとって親しみやすく理解しやすい点がメリットです。

とくに専門的な知識やスキルを伝える場合に効果的であり、講師の表情や動きによりわかりやすく理解させることができます。

なお、セミナー形式の研修動画の撮影方法については、こちらの記事も参考にしてください。

マニュアル形式の動画

引用:~ 車いす基本操作 ~ 【ニチイ学館】 介護職員初任者研修講座 実技編

マニュアル形式の研修動画は、特定の作業手順や操作方法を詳細に説明することに適しています。

たとえば、画面キャプチャや実際の作業映像を用いることで、理解しやすく、実際の作業をイメージできる点が特徴です。そのため、新しいシステムやツールの使い方を学ぶ際に効果的です。

なお、マニュアル形式の研修動画の作り方については、以下の記事も参考にしてください。

ドラマ形式(再現VTR形式)の動画

引用:社員研修DVD『上司のハラスメント』

ドラマ形式の研修動画は、物語を通じて学習内容を伝える手法です。ストーリー性のあるシナリオを用いることで、受講者の興味を引き、学習内容をより記憶に残りやすくします。

たとえば、具体的なビジネスシーンや主人公である会社員を通じて、理論や概念を実践的に理解させることができます。

特に、コンプライアンスや顧客対応のような、具体的な状況をシミュレーションする場面では効果的です。

なお、YouTube上でも再現VTR風のドラマ形式で多くの研修動画が配信されています。YouTube動画を社内研修に使う際に気を付ける点については、以下のコラムもご覧ください。

研修動画の費用相場を時間と形式別で紹介

研修動画の費用相場を形式別で紹介

研修動画の費用相場は、一般的に20~100万円程度です。ただし、研修動画の種類や動画尺によっても異なります。

動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の研修動画の費用相場の目安は以下の料金表のとおりです。

動画尺 研修動画の費用相場
1分 50万円~100万円
3分 60万円~120万円
5分 70万円~150万円
10分 80万円~150万円
30分 100万円~200万円

なかでも、マニュアル形式やセミナー形式の動画は比較的安価に制作できます。一方で、ドラマ形式の動画は高額になってしまうため注意しましょう。

セミナー形式の場合の費用相場

セミナー形式で作られた研修動画の費用相場は一般的に、20万円~100万円程度です。セミナーの撮影を自社で行い、編集のみを外注する場合は、比較的安価に依頼することができます。

一方で、講演会場やホールなどで行われるプレゼンを撮影してもらうのであれば、費用がかさむため注意しましょう。

セミナー形式の場合の費用相場ごとの作業内容は、一般的に以下のように分けられます。

費用相場 作業内容
20万円~40万円 動画編集・素材選定・テロップ追加・BGM追加
40万円~80万円 オリジナルイラストの作成・ナレーションの収録・有料素材の購入
80万円~100万円 スタジオやロケ地でモデルを用いた撮影・楽曲作成

なお、セミナー形式の研修動画の費用相場は、動画尺ごとにも異なります。ここでは、動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の目安費用を料金表で紹介します。

動画尺 セミナー形式の研修動画の費用相場
1分 50万円~100万円
3分 60万円~120万円
5分 70万円~150万円
10分 80万円~150万円
30分 100万円~200万円

セミナーの時間が長くなると、撮影や編集にかかる費用も増えてしまいます。そのため、台本の段階で、短い尺で研修内容をまとめておくこともおすすめです。

マニュアル形式の場合の費用相場

マニュアル形式で作られた研修動画の費用相場は一般的に、15万円~200万円程度です。

システムのデモ画面を撮影した素材を使って、テロップやアニメーションを加えた場合には、外注費用は安く抑えることができます。

一方で、建設現場や介護現場でのマニュアル動画は、撮影場所の手配やキャスティングが必要になるため、比較的費用がかさむ場合があるので注意しましょう。

マニュアル形式の場合の費用相場ごとの作業内容は、一般的に以下のように分けられます。

費用相場 作業内容
15万円~40万円 撮影素材の編集・テロップ追加・BGM追加
40万円~100万円 デモ画面の撮影・オリジナルイラストの挿入・ナレーションの収録・有料素材の購入
100万円~200万円 スタジオやロケ地でモデルを用いた撮影・モデルのキャスティング

なお、マニュアル形式の研修動画の費用相場は、動画尺ごとにも異なります。ここでは、動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の目安費用を料金表で紹介します。

動画尺 マニュアル形式の研修動画の費用相場
1分 20万円~70万円
3分 30万円~80万円
5分 40万円~90万円
10分 50万円~100万円
30分 100万円~200万円

マニュアルで説明したい内容が多いと動画尺が長くなり、費用がかさんでしまう点には注意しましょう。なお、マニュアルで伝えたいシーンを事前に選定しておくと、効率よく低コストで制作することができます。

ドラマ形式(再現VTR形式)の場合の費用相場

ドラマ形式で作られた研修動画の費用相場は一般的に、80万円~500万円程度です。

ドラマ形式は、セミナー形式やマニュアル形式の研修動画とは異なり、キャスティングやロケ地の手配、撮影機材の準備が伴うケースがほとんどのため、比較的費用が高くなってしまいます。

その分、研修を自分事化してイメージを深めやすい形式でもあるため、安全教育ビデオや、コンプライアンス研修など、企業のリスクになりやすい部分の社員教育に用いましょう。

ドラマ形式の場合の費用相場ごとの作業内容は、一般的に以下のように分けられます。

費用相場 作業内容
80万円~150万円 撮影素材の編集・テロップ追加・BGM追加
150万円~200万円 少人数の制作チームでの制作・社内のオフィスなどを用いた撮影
200万円~500万円 複数のカメラや機材を用いた撮影・俳優のキャスティング・スタジオでの大道具の作成

なお、ドラマ形式の研修動画の費用相場は、動画尺ごとにも異なります。ここでは、動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の目安費用を料金表で紹介します。

動画尺 ドラマ形式(再現VTR形式)の研修動画の費用相場
1分 50万円~150万円
3分 100万円~200万円
5分 150万円~300万円
10分 200万円~400万円
30分 250万円~500万円

ドラマ形式の研修動画は、10分~30分以上の長尺になることが多いです。そのため、研修を行う目的や予算をあらかじめ社内で調整しておくことが重要です。

研修動画の費用の内訳はどうなっているか?

研修動画の費用の内訳はどうなっているか

研修動画の制作にかかる見積もり金額の内訳には、主に「企画費」「人件費」「諸経費」がかかります。

  • 見積もり額=企画費+人件費+諸経費

研修動画では、動画尺や表現方法によって、費用が大きくかかります。そのため、あらかじめ予算を決めておいて、予算内でできる方法を見つけることが大切です。

なお、映像制作会社に依頼する際の見積もり項目については、以下の記事を参考にしてください。

企画費

企画費は、研修動画の内容や構成を考えるための費用で、シナリオ作成やコンセプトの立案、企画会議などが含まれます。

この段階では、研修の目的やターゲットとなる受講者の特性を分析し、それに最適な動画の形式や内容を決定します。

企画費の相場は、動画の長さや内容によって異なりますが、10万円~50万円程度が一般的です。

人件費

人件費は、研修動画の制作に関わる全てのスタッフの給与や報酬を指します。主な項目としては、出演者のギャラ、監督やプロデューサー、カメラマン、音声技師、照明スタッフ、編集者などの人的コストが挙げられます。

とくに有名俳優に出演してもらう場合や、技術スタッフの専門性が高い場合には、費用も増加します。

人件費の相場は、動画の長さや内容によって異なりますが、50万円~200万円程度が一般的です。

諸経費

諸経費には、研修動画の制作過程で発生する様々な費用が含まれます。具体的には、ロケ地のレンタル費用、撮影機材のレンタル費用、交通費、宿泊費、食費などが挙げられます。

また、特殊効果やCGの導入、BGMや効果音のライセンス料、著作権の許諾費用も含まれます。

諸経費の相場は、動画の長さや内容によって異なりますが、10万円~50万円程度が一般的です。

研修動画の制作費用を抑える方法

研修動画の制作費用を抑える方法

研修動画の制作費用を抑えるには、主に以下の方法がおすすめです。

  • 動画尺を短く抑える
  • 企画やディレクションを自社で行う
  • フリ-ランスへの依頼

なお、他にも動画制作の費用を安く抑える方法があります。ぜひ、以下の記事も参考にしてみてください。

動画尺を短く抑える

研修動画の制作費用を抑えるために、動画の尺を短くすることがおすすめです。短い尺の動画は、撮影に必要な時間が短縮されるため、撮影スタッフや出演者の人件費を削減できます。

また、編集作業も軽減されるため、ディレクションや内容の確認にかかる費用も抑えられます。

さらに、短い動画は視聴者の集中力を維持しやすく、重要なポイントを効果的に伝えることができます。長時間のセミナーを数本の短い動画に分割することで、コストを削減しながらも、効果的な学習体験を提供することにつながるでしょう。

企画やディレクションを自社で行う

研修動画の制作費用を抑える方法は、企画やディレクションを自社で行うことです。外部に依頼すると費用が発生しますが、社内のリソースを活用すればその分のコストを削減できます。

例えば、自社の社員が企画を立案し、ディレクションを担当することで、外部の制作会社やプロデューサーの報酬を節約できます。

ただし、企画やディレクションに時間がかかってしまい、本来やるべきコア業務に集中できなくなってしまう点がデメリットです。また、知識や技術の習得に時間がお金もかかってしまいます。

そのため、社内リソースと外注費を天秤にかけて、動画制作会社に外注も検討していくことが大切です。

フリ-ランスへの依頼

フリーランスや個人の方への依頼は、研修動画の制作費用を抑えるための有効な手段です。制作会社に比べて、フリーランスのクリエイターは一般的に低価格で高品質なサービスを提供してくれます。

ただし、信頼に欠けるクリエイターに依頼してしまうと、納期に間に合わなかったり、動画編集の技術がなくイメージと異なる動画が納品されてしまったりすることもあります。

フリーランスに依頼する際のメリットやデメリットについては、以下の記事も参考にしてください。

また、フリーランスに依頼すると、作業ごとに複数のクリエイターを起用することで、外注先の管理が煩雑になってしまうことも懸念されます。

最近では高いスキルを持ったフリーランスに依頼するよりも、動画制作会社の方が低コストで制作できる可能性もあります。

低価格で効果的な研修動画の制作には、ムビサクがおすすめです。ムビサクでは、研修動画の豊富な制作実績があります。

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セミナー形式の研修動画の事例

セミナー形式の研修動画にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、以下の会社が制作したセミナー形式の研修動画の事例を紹介します。

  • ビジューライフ株式会社
  • 株式会社デジタルレシピ

なお、こちらで紹介する事例は、ムビサクで制作されたものではありませんが、ぜひイメージの参考にしてください。

ビジューライフ株式会社

引用:接客セミナー 接客講演動画【売れる接客】鈴木比砂江 接客研修講師

ビジューライフ株式会社が配信している接客研修の動画です。セミナー形式で講師の方が登壇した様子が撮影されています。

撮影には、講師をアップで映すカメラと、会場全体を映し出すカメラの2台を使用しています。2つの方向から撮影されたカットを組み合わせることで、聴講者に飽きのこないセミナーになっている点が特徴です。

株式会社デジタルレシピ

引用:【ウェビナーアーカイブ】AIの最新トレンド&Catchyの使い方(2022年8月4日)

株式会社デジタルレシピがYouTube上で配信しているウェビナーのアーカイブ映像です。AIの最新トレンドについて説明するセミナーで、後半では「Catchy」というサービスの使い方を紹介しています。

スライドを映し出したシーンや、PCでデモ画面を操作するシーンがあることで、ライブ感のあるウェビナーとして、最後まで楽しく視聴できる研修動画です。

なお、セミナー形式の研修動画の事例については、こちらのコラムでも紹介しています。

マニュアル形式の研修動画の事例

マニュアル形式の研修動画にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、以下の会社が制作したマニュアル形式の研修動画の事例を紹介します。

  • Shopify Japan株式会社
  • 株式会社ナカオ

なお、こちらで紹介する事例には、ムビサクで制作されたものではないものも含まれますが、ぜひイメージの参考にしてください。

Shopify Japan株式会社

事例:パートナー向けインストラクション動画

Shopify Japan株式会社が提供するネットショップを開始して商品を販売できるサービスである「Shopify」のマニュアル形式の研修動画です。

管理画面を撮影した素材をもとに、テロップやアニメーションで操作方法を分かりやすく伝えている点が特徴です。マニュアル形式の動画を配信することで、カスタマーサポートへの質問や相談を減らして、手間やコストを削減することもできます。

株式会社ナカオ

引用:コンステージ取り扱いマニュアル動画

株式会社ナカオが配信しているマニュアル形式の研修動画です。工場や製造現場向けの足場「コンステージ」における安全教育ビデオとして、使い方をわかりやすく説明しています。

この動画では、屋外での撮影のため、別で収録したナレーションを後から編集で加えている点が特徴です。映像素材と音声素材を分けておくことで、撮影のやり直しによる手間やコストがかかることを防ぐ役割もあります。

なお、マニュアル形式の研修動画の事例については、こちらの記事にもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

ドラマ形式(再現VTR形式)の研修動画の事例

ドラマ形式の研修動画にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、以下の会社が制作したドラマ形式の研修動画の事例を紹介します。

  • 独立行政法人情報処理推進機構
  • 全国共済農業協同組合連合会(JA共済)

なお、こちらで紹介する事例は、ムビサクで制作されたものではありませんが、ぜひイメージの参考にしてください。

独立行政法人情報処理推進機構

引用:3つのかばん -新入社員が知るべき情報漏えいの脅威-

独立行政法人情報処理推進機構がYouTube上で公開しているドラマ形式の研修動画です。新入社員向けに情報セキュリティの大切さや、リスクについて再現VTR風にまとめています。

また、上司が持ってきた3つのかばんのなかに大切な情報が入っているというストーリー構成もオリジナリティが高く、最後まで楽しめるドラマになっている点が特徴です。

全国共済農業協同組合連合会(JA共済)

引用:交通安全教育DVD「発展編」chapter1

全国共済農業協同組合連合会(JA共済)が配信しているドラマ形式の研修動画です。子ども向けに自転車による交通事故の危険性を伝えて、事故の原因を考えてもらうことが目的です。

子ども向けの教育・研修動画ということで、冒頭には愛らしいロボットのキャラクターが登場するところがポイントです。視聴者が楽しんで研修に取り組んでもらえる工夫といえるでしょう。

なお、ムビサクでは、さまざまな形式の研修動画の豊富な制作実績があります。

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無料相談も承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

研修動画を外注する方法と流れ

研修動画を外注する方法と流れ

研修動画を外注する方法と流れはおもに以下のステップで進みます。

  • step1:目的・予算・納期の検討
  • step2:制作会社と打ち合わせ
  • step3:提案書と見積書の提出

ここでは、それぞれのステップについてポイントや注意点を紹介します。

step1:目的・予算・納期の検討

研修動画を外注する際には、まず目的・予算・納期の検討からはじまります。研修動画を作成する目的を明確にし、対象とする受講者や伝えたいメッセージを具体的にすることが重要です。目的が明確になると、研修に必要な内容や形式が見えてきます。

次に予算を設定します。予算は制作内容や動画尺、表現方法に大きく影響を与えるため、どれだけの費用を使えるのかを慎重に検討します。

また、納期も重要です。研修開始日やイベントの日程に合わせて、余裕を持ったスケジュールを設定し、制作会社と共有することで、スムーズな進行が可能になります。

目的・予算・納期の3つの要素をバランス良く検討することが、効果的な研修動画を制作する第一歩になります。

step2:制作会社と打ち合わせ

研修動画の外注において、制作会社との打ち合わせは重要です。まずは、制作会社に連絡をして、実績や得意分野を確認しましょう。

次に、打ち合わせを行い、研修の目的や要件を伝えていきます。この段階では、具体的なシナリオやコンセプトのイメージ、使用したい映像素材などを共有しておくとよいでしょう。

また、制作会社からの提案を聞き、信頼できるパートナーであるか見極めていきます。打ち合わせを通じて、双方の理解を深めることで、目指すべき方向性の統一につながります。

動画制作会社と密なコミュニケーションを取りながら、細部まで詰めていくことで、満足のいく研修動画を制作することができます。

step3:提案書と見積書の提出

打ち合わせが終了した後には、制作会社から提案書と見積書が提出されます。

提案書には、研修動画のコンセプトやシナリオの概要、撮影スケジュール、制作体制などが記載されており、プロジェクト全体のビジョンを明確に理解することができます。

これにより、どのような内容で動画が制作されるのかを具体的に把握でき、納品後のギャップを防ぐことができます。

一方、見積書には、各工程にかかる費用が明記されており、予算組みをスムーズに行うためのきっかけになります。

この段階で、提案内容や見積もり金額に対する質問や要望を整理し、必要に応じて修正や交渉を行います。

提案書と見積書の確認を通じて、プロジェクトの進行方法とコストを正確に把握し、納得した上で契約を締結することが大切です。

研修動画制作の流れ

研修動画制作の流れ

研修動画の制作は以下の流れで進みます。

  • step1:ヒアリング
  • step2:企画・構成
  • step3:撮影・制作
  • step4:動画編集
  • step5:納品・公開

ここでは、それぞれのステップにおけるポイントや注意点を紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。

step1:ヒアリング

研修動画制作の最初のステップはヒアリングです。 この段階では、制作会社がクライアントのニーズや目的を深く理解するために、詳細な質問を行います。

対象となる受講者層、伝えたいメッセージ、期待する効果などを明確にすることが目的です。

また、予算やスケジュールについても具体的に話し合います。ヒアリングを通じて、クライアントの要望を的確に把握し、最適な動画制作の方向性を決定します。

これにより、研修動画の制作がスムーズに進行し、納品後のギャップを防ぐ役割があります。

step2:企画・構成

ヒアリングをもとに、研修動画の企画・構成が作られます。 ここでは、具体的なシナリオやコンセプトが練り上げられ、動画の全体的なイメージで完成していきます。

どのような内容をどの順序で伝えるか、視覚効果や音楽をどのように活用するかなど、詳細なプランを決めていきましょう。

また、台本や絵コンテが作成され、各シーンの流れや重要なポイントを洗い出していきます。

企画や構成を綿密に行うことで、撮影や制作の効率を高め、質の高い研修動画を作り出すことができます。

step3:撮影・制作

企画・構成が固まったら、撮影・制作の段階に進みます。

実写動画では、プロのカメラマンや映像クリエイター、出演者が集まり、企画内容に基づいて撮影が行われます。必要に応じて、スタジオやロケ地を設定し、撮影がスムーズに進行するように準備を整えます。撮影中は、ディレクターが全体を指揮し、各シーンが計画通りに進むように管理します。

一方で、アニメーション動画の場合は、撮影がなく、素材の作成に移ります。オリジナルキャラクターやイラストの作成、素材の選定などが行われます。

撮影や制作での細部へのこだわりが、最終的な動画の質を大きく左右します。

step4:動画編集

撮影が完了した後は、動画編集のステップに移ります。 クリエイターは撮影された映像を整理し、最適なシーンを選び出してつなぎ合わせます。

動画編集では、映像のカット、トランジション、BGMや効果音の追加、テロップや字幕の挿入などが行われます。

編集の段階では、映像の流れやテンポを整えて、視聴者にとってわかりやすく、魅力的な動画に仕上げることが求められます。

また、クライアントとの確認作業を通じて、細部の修正や調整が行われ、最終的な完成形に近づけていきます。

step5:納品・公開

動画編集が完了したら、最終的なチェックを経て納品・公開の準備を進めます。

納品は、クライアントの指定するファイル形式のフォーマットで行われ、必要に応じてYouTubeやTikTokなどオンライン上での公開方法もサポートをしてもらえます。

納品後は、クライアント側での確認作業を経て、研修動画が正式に公開されます。この段階では、視聴者へのアクセス方法や配信プラットフォームの選定も重要です。

研修動画が効果的に視聴され、目的を達成するための最終的なステップとして、納品と公開も気を抜かずに行いましょう。

研修動画の費用に関するよくあるご質問

研修動画の費用についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

動画研修とは何ですか?
動画研修とは、教育やトレーニングの内容をビデオ形式で提供する方法です。こ講師がカメラの前で講義を行うセミナー形式の動画や、特定の作業手順や操作方法を説明するマニュアル形式の動画、ストーリー仕立てで教育内容を伝えるドラマ形式の動画など、さまざまな形式があります。
社内研修で動画配信をするメリットは何ですか?
社内研修で動画配信をするメリットには、受講者が自分のペースで学習できるという点が挙げられます。動画はいつでもどこでも視聴でき、復習や再確認が簡単なため、各自の理解度に合わせたスピードで学習を進められます。また、遠隔地にいる社員も同じ研修を受けることができるため、全社で一貫した教育が実現します。
動画研修の価格はいくらですか?
研修動画の費用相場は、一般的に20~100万円程度です。ただし、研修動画の種類や動画尺によっても異なります。
・セミナー形式:20万円~100万円
・マニュアル形式:15万円~200万円
・ドラマ形式:80万円~500万円
ドラマ形式の研修動画は、比較的高額になりやすいです。そのため、研修の目的や予算を事前に固めておきましょう。

まとめ

研修動画の費用相場は一般的に20~100万円程度

研修動画の費用相場は、一般的に20~100万円程度ですが、表現方法や形式、動画尺によっても大きくことなります。代表的な研修動画の種類は「セミナー形式」「マニュアル形式」「ドラマ形式(再現VTR形式)です。

それぞれの形式にはメリットやデメリットもあるため、研修の目的や予算に合わせて選択することがおすすめです。

なお、ムビサクでは、効果的な研修動画を低価格で制作することができます。

教育・研修動画制作の詳細はこちら

無料相談も承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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