現在、 SNSやクラウドソーシングによって、個人(フリーランス)の動画クリエイターに気軽に仕事を依頼できるようになりました。
個人の動画クリエイターに依頼することで外注費を抑えられるメリットがありますが、動画クリエイターを適切に選ばないと、自社の要望に合わない動画が納品される可能性があります。
本記事では動画編集を個人に依頼するメリットやデメリット、依頼方法について解説します。動画制作会社に依頼した方が良いケースも紹介しますので、自社に最適な依頼先を選べるよう、参考にしてみてください。
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- 動画編集を個人(フリーランス)に依頼するメリット
- 個人(フリーランス)に動画編集を依頼するポイント
- 個人(フリーランス)より制作会社に動画編集を依頼したほうがいいケース
目次
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個人の動画クリエイターに依頼できる内容は、その人が所有しているスキルによって異なります。編集ソフトを用いた作業を依頼する場合、テロップやBGMの挿入、動画のカットなどをしてもらう作業がほとんどです。自社で構成や素材、参考動画などを送り、編集だけ依頼する流れになります。
また、ナレーションやイラスト、動画素材の制作も必要に応じて個人のクリエイターに発注できます。
動画編集を個人(フリーランス)に依頼する3つのメリット
動画編集を個人に依頼するメリットとして、以下の3つがあります。
- 外注コストを抑えられる
- 融通が利きやすい
- 作業の一部だけを依頼できる
自社が個人に依頼するとどのようなメリットがあるかを知りたい方は、ぜひお読みください。
メリット1:外注コストを抑えられる
個人の動画クリエイターは、広告代理店のような委託先と比較した場合、外注コストが低い傾向にあります。広告代理店の場合、動画制作を制作会社や個人に外注することもあり、仲介手数料が増えて外注コストが高くなりやすいです。
一方で個人の動画クリエイターは直接依頼することによって仲介手数料が発生しないので、安く抑えられます。また、個人の動画クリエイターの中には、編集スキルはあっても実績が少ない動画クリエイターもおり、報酬額を少し低めに設定しても実績のために応募が集まる可能性があります。
個人の動画クリエイターは報酬が少し低くても受けてくれる場合もあり、外注費を抑えて動画を制作したい人におすすめです。
メリット2:融通が利きやすい
個人の動画クリエイターの場合、融通が利きやすく「構成を少し変えたから編集してほしい」のような要望にも対応してくれる可能性があります。修正に対して追加料金が発生する可能性も低いため、コスト面の不安なく気軽に依頼できることが多いです。
一方で、制作会社や広告代理店の場合は制作ルールがあるため、修正の回数や対応できる範囲などに制限があります。契約内容の範囲外の修正を依頼した場合、追加料金が発生する可能性が高いです。
メリット3:作業の一部だけを依頼できる
個人の動画クリエイターは、以下のように一部の作業のみの依頼も可能です。
- テロップの挿入
- 場面転換に使う動画素材の制作
- イラストの作成
- BGM・ナレーションの挿入
上記のように細かい作業でも対応してもらえるため、自社でなくてもできる作業や個人に外注した方が効率的な作業に絞って依頼できます。編集作業にかかる工数を軽減でき、動画マーケティングの戦略考案や構成作成に注力することが可能です。
「基本的に内製で制作したいが、必要に応じて作業を外注したい」と考えている人に 個人の動画クリエイターへの依頼をおすすめします。
動画編集を個人(フリーランス)に依頼する3つのデメリット
動画編集を個人(フリーランス)に依頼するデメリットとして、以下の3つがあります。
- クリエイターによって編集スキルにばらつきがある
- 信頼に欠けるクリエイターに依頼してしまうリスクがある
- 外注管理が複雑になるおそれがある
動画クリエイターを適切に選ばないと自社の利益が損なわれる可能性もあるため、注意しましょう。
デメリット1:クリエイターによって編集スキルにばらつきがある
個人の動画クリエイターの中には高度な編集スキルを持っている人も多くいますが、経歴が浅い人も少なくありません。
とくに、報酬が相場より低い場合でも動画編集を受けてくれる動画クリエイターは、編集経験やスキルが少ない可能性があります。
今後、フリーランスのクリエイターはますます二極化が進むと考えられます。初心者のクリエイターに依頼した場合、自社の望んでいる動画を制作できない可能性があるため、注意が必要です。自社が欲しい動画を制作してもらえるよう、事前に動画クリエイターのスキルを確かめてから選びましょう。
参考:動画クリエイターの将来性は?10年後も活躍するために必要なスキル│株式会社日本デザイン
デメリット2:信頼に欠けるクリエイターに依頼してしまうリスクがある
信頼できる個人の動画クリエイターがいる一方で、納期を守らなかったり、突然連絡が来なくなったりするクリエイターも一部いるため、気を付けなければいけません。クラウドソーシングやSNSの場合、本名を公開していない人に依頼するため、音信不通になってしまう可能性があります。
また、クリエイターが誤って、情報を漏えいしてしまうリスクがあることも覚えておきましょう。情報漏えいを防ぐためにも、事前に秘密保持契約を結ぶことをおすすめします。
デメリット3:外注管理が複雑になるおそれがある
編集に関する全ての作業を担当できるクリエイターは少数であるため、作業ごとに複数の動画クリエイターに依頼する必要があります。たとえば、動画編集者やナレーター、イラストレーターなど、必要に応じて1人ずつ手配しなければなりません。
委託したい作業が多いほど、外注先が増えるため、動画クリエイターのスケジュール管理が複雑になります。
一方で、動画制作会社に任せた場合は、プロデューサーやディレクターが全て対応するため、自社での管理は不要です。
基本的には信頼できるフリーランスが多いですが、中には上記のように編集スキルやビジネススキルを持ち合わせない人もいます。
もし自社で信頼できる動画クリエイターを選ぶ自信がなければ、動画制作会社への依頼も検討しましょう。動画制作会社の場合、契約がしっかりしている企業が多く、動画の品質が担保されます。
また、最近では高いスキルを持ったフリーランスに依頼するよりも、動画制作会社の方が低コストで制作できる可能性もあります。
弊社の動画制作サービス「ムビサク」でも、制作料金5万円から高品質な動画の制作が可能です。企画や構成案の作成を無料で承っているため、素材を用意していない方でもお気軽にご依頼できます。
弊社では動画制作に関する相談も無料で承っていますので、ムビサクへの依頼を検討している方は下記からご連絡ください。
動画編集を個人(フリーランス)に依頼した場合の相場
依頼内容や作業内容によって内容は異なりますが、動画編集の相場は以下の通りです。
作業内容 | 相場 |
---|---|
編集(テロップ・BGM挿入・カットなど) | 3,000円~100,000円 |
ナレーション | 5,000円~30,000円 |
BGM制作 | 5,000円〜 50,000円 |
イラスト制作 | 3,000円から10,000円 |
編集については、動画の尺や表現方法に応じて、金額が大きく変化します。たとえば、TikTokのような短い動画であれば、3,000円でも受ける人はいる可能性がありますが、15分の動画であれば1万円以上かかる場合もあります。
優秀な動画クリエイターに依頼できるよう、相場に合った金額を設定しましょう。
また、企画・撮影を含めた動画制作にかかる費用や安く抑える方法については、下記リンクで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
動画編集を個人(フリーランス)に依頼する3つの方法
フリーランスに動画編集を依頼する方法として、以下の3つがあります。
- SNS・個人サイト
- クラウドソーシング
- 動画編集者のオンラインサロン
それぞれの方法の特徴を詳しく紹介しますので、求人募集の掲載に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
SNS・個人サイト
個人の動画クリエイターは自分のSNSアカウントや個人サイトを持っている可能性が高いです。SNSで「動画クリエイター」や「動画編集」で検索すると「クリエイター名@動画編集」のようなアカウントが検索結果に表示されることがあります。その人に直接メッセージを送ることで、仕事を依頼できる可能性があります。
また、自社のSNSアカウントで「#動画編集者募集」のようなハッシュタグをつけて求人内容を投稿して、動画編集者を募ることも可能です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、仕事の発注者とワーカーをマッチングするサービスです。自社で動画編集の求人をクラウドソーシングサイトに掲載することで、多くのクリエイターが応募してくれます。
クラウドソーシングサイトでは動画クリエイターのプロフィールを閲覧でき、発注する前に実績や評価を把握できます。
初めて利用する人でも、応募した人の中からスキルや実績をもっている動画クリエイターを選びやすいでしょう。
なお、クラウドソーシングや、業務委託における注意点や契約締結の流れについては、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。
参考:動画制作の業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説|DAINOTE動画編集者のオンラインサロン
最近では動画制作を学ぶためのオンラインサロンがあり、オンラインサロンの運営者に動画編集者の募集案件の掲載をお願いすることで、入会している動画クリエイターに依頼できます。
オンラインサロンには動画制作のスキルがあるものの、実績が少ないクリエイターが複数人います。 実績が少ない分、低価格で依頼できるためコストを抑えながら優秀なクリエイターを確保することが可能です。
個人(フリーランス)に動画編集を依頼するときの選ぶポイント3選
自社の要望にある動画クリエイターを探す方法として以下の3つのポイントがあります。
- 動画実績で選ぶ
- 口コミやレビューで選ぶ
- テスト発注で実力を確認する
優秀な人材を選べるよう、以下を読んで動画クリエイターの情報の把握方法を知っておきましょう。
ポイント1:動画実績で選ぶ
個人のサイトやクラウドソーシングのプロフィールに掲載されている実績を確認し、外注先を選びましょう。
実績を確認することで、自社の要望に沿った動画を制作できるか把握できます。実績を多く掲載しているほど、信頼性が高いためおすすめです。
実績が少ない場合でも、クリエイターが自身のスキルを提示したポートフォリオを見ることで、編集スキルをある程度把握できます。
ポイント2:口コミやレビューで選ぶ
クラウドソーシングや口コミサイトで動画クリエイターのレビューを見ることが可能です。クラウドソーシングサイトの中には「編集スキル」や「コミュニケーション能力」など5段階で評価を閲覧できるものもあり、動画クリエイターのスキルがわかりやすくなっています。
他の発注者のリアルなコメントを閲覧できるため、良いコメントが書かれてあれば、信頼できると考えられます。
ポイント3:テスト発注で実力を確認する
応募者が信頼できるかを把握するために、テスト発注してから本案件に依頼する方法もひとつの手段です。テストによってクリエイターのコミュニケーション能力や動画編集スキルを把握できるため、事前にミスマッチを防げます。
テスト用の案件を作成したり、実際に制作してもらいたい動画の一部だけ依頼したりして、クリエイターのスキルを見てみましょう。
個人(フリーランス)より動画制作会社に依頼した方がいい2つのケース
優秀な動画クリエイターに依頼することで、高品質な動画を制作してもらえますが、自社の動画制作の目的によっては動画制作会社に依頼した方が良いケースもあります。
以下の2つのケースに該当していていれば、 動画制作会社へ依頼することを検討してみましょう。
- 企画から編集まで依頼したい場合
- マーケティング効果を高めたい場合
また、下記リンクで動画制作会社の選び方について紹介していますので、動画制作会社への依頼も検討している方は、ぜひご覧ください。
企画から編集まで依頼したい場合
スケジュール管理や意思疎通のしやすさの観点から、企画から編集まで依頼したい場合は動画制作会社を選びましょう。
自社で複数人の動画クリエイターに依頼しても企画から編集までできますが、管理が難しく、スケジュールの調整に時間がかかるおそれがあります。
また各動画クリエイターに自社の動画の内容を伝える必要があり、情報共有の負担がかかります。もしコミュニケーションにズレがあれば、動画の方向性があやふやになり、自社の望んだ動画を制作できないリスクもゼロではありません。
動画制作会社に依頼することで、必要な動画をスケジュール通りに提供してもらえるため、企画から丸投げしたい場合は動画制作会社がおすすめです。
マーケティング効果を高めたい場合
個人の動画クリエイターの場合、動画を制作するスキルは持っていてもマーケティングの知識を持っている人は多くありません。
もし自社で動画マーケティングについてノウハウがないのであれば、フリーランスよりも動画制作会社に依頼することをおすすめします。
動画制作会社はマーケティングに関する知識やノウハウを有している場合があり、自社の要望から最適な企画・構成を提案してもらえます。
ブランディング効果のある動画や魅力的な商品紹介動画など、売上向上に向けた動画を制作できるので、動画制作会社に依頼してみましょう。
動画マーケティングについて詳しく知りたい方は、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
マーケティングを行う手順や動画の活用シーンについて詳しく把握できます。
動画編集を個人(フリーランス)に依頼する際のよくあるご質問
動画編集を個人(フリーランス)に依頼する際についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
- 動画編集の単価は1件いくらですか?
- 動画編集の相場は一般的に3,000円~50,000円程度です。ただし、動画の尺や表現方法によって金額は大きく変化します。加えて、編集のみを依頼したときに価格のため、動画の企画やコンサルティング、台本の作成、撮影などが含まれると単価は上がります。
- 動画編集は 10分でいくらですか?
- 10分程度の動画編集を依頼する際の一般的な相場は50,000円~300,000円程度です。ただし、カットのみの編集であると費用は下がり、カット数を増やして、表現方法にこだわると比較的高額になります。優秀なクリエイターに動画編集を依頼するのであれば、相場に見合った金額を提示することが大切です。
- YouTube動画の編集は1本いくらですか?
- YouTube動画の編集は、動画の尺やアニメーションや効果をどれだけ加えるかにもよりますが、一般的には3,000円~100,000円程度です。YouTubeチャンネルによっては毎日投稿をしている場合もあるため、比較的低単価でも複数本をまとめて依頼することも多いです。
まとめ
個人の動画クリエイターは信頼できる人が多くいる一方で、編集スキルが低く、信頼にかける人も少なくありません。フリーランスを選ぶ際は実績や口コミなどを確認して選ぶようにしましょう。
また、優秀な動画クリエイターを見つけられるか不安な人や、企画から編集までを依頼したいと考えている人は動画制作会社を検討しましょう。
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