コラム

【事例あり】eラーニング動画の4つのメリット|種類や制作手順も解説!

【事例あり】eラーニング動画の4つのメリット|種類や制作手順も解説!

対面の講義ではなく、パソコンやスマホを使って研修を行う「eラーニング」。電子端末の普及やコロナ禍でリモート研修が増えたことから、eラーニング動画の需要はさらに高まっています。eラーニングは受講者と企業側のどちらにもメリットがあり、学習効果の面でも紙媒体と比べて同等あるいはそれ以上の効果がある学習法です。

本記事ではeラーニングの導入を検討している方に向けて、eラーニング動画のメリットを解説します。eラーニング動画の種類や制作時のポイントなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。

eラーニングとは?

eラーニングとはパソコンやタブレット、スマホなどの端末を介しておこなうオンライン教育のこと

eラーニングとはパソコンやタブレット、スマホなどの端末を介しておこなうオンライン教育のことを指します。主に業務内容やサービスの説明、機械・システムの使い方などを映像を使って説明します。映像があることで、文字の資料より具体的に業務内容や機械の仕組みなどを理解できる点が特徴です。

また自動で学習コンテンツの管理を行ってくれる「LMS(学習管理システム)」と呼ばれるシステムがあり、受講者の学習管理も可能です。学習コンテンツ管理の他に、受講者の学習進捗やテスト結果の集計管理などを自動で行います。受講者の人数が多く、管理が大変な場合は導入を検討してみましょう。

参考:LMS(学習管理システム)

eラーニングと従来(紙媒体)の教育システムの比較

eラーニングは紙媒体と同等、あるいはそれ以上の学習効果がある

eラーニングは紙媒体と同等、あるいはそれ以上の学習効果があると言われています。とくに知識理解を深めるための学習において、eラーニングは紙媒体での学習より有効との研究結果が出ています。

早稲田大学の「eラーニングに関する実践的研究の進展と課題」という論文では、大学生を対象とした生産管理の授業でeラーニングと紙媒体での学習法を比較しました。知識を獲得する問題では、eラーニング学習者の方が紙媒体学習者よりも「演習問題の正解率」や「理解度に関する主観的評価」が高い結果となりました。

eラーニングでは繰り返し学習でき、さらに映像によってリアリティのある学習ができたことが要因と考えられています。eラーニングは知識理解を深める学習に向いている学習法であると言えるでしょう。

参考:eラーニングに関する実践的研究の進展と課題(p157 eラーニングと紙媒体との比較より)

eラーニングの4つのメリット

eラーニングは受講者と教育者の双方にとってメリットがある

eラーニングは受講者と教育者の双方にとってメリットがあります。ここでは以下4つのメリットを紹介します。

  • メリット1:映像によって理解度が高まる
  • メリット2:自分のペースで学習できる
  • メリット3:教育内容を統一化できる
  • メリット4:教育コストを削減できる

メリット1:映像によって理解度が高まる

映像があることで文字のみの資料より具体的にイメージできるため、受講者の理解度が高まります。映像は文字より多くの情報を届けられるので、短時間の動画でも高い学習効果を得られます。

たとえば機械の使い方を文字で説明するより、実際に使用している映像を見る方が理解しやすいです。また工場や倉庫などの立ち入りにくい場所を映像で見学して把握するといった使い方もできます。

メリット2:自分のペースで学習できる

eラーニングの大きな特徴は繰り返し学習できる点です。従来の教育では講義中にメモを取りきれなかったり、聞き逃したりする可能性もありますが、eラーニングであれば繰り返し学習できます。理解できた部分は飛ばして、よくわからなかった部分を巻き戻して学習できるので、自分の理解度に合わせた学習が可能です。

また学習する時間も自由なので、移動時間といった隙間時間に自分のペースで学習できる点もメリットです。研修会場に足を運ぶ必要もないため移動時間を節約でき、学習に当てられる時間も増えます。

メリット3:教育内容を統一化できる

従来の教育では、指導者によって教育内容や伝え方に差が出てしまうというデメリットがあります。しかしeラーニングであれば教育内容を統一できるため、受講者が同じコンテンツで学習できます。受講者が同じ認識をもつことは、研修後の業務をスムーズに進めるために重要です。

メリット4:教育コストを削減できる

従来の学習では講師の人件費や資料作成費、さらに大型研修の場合は会場費用などがかかります。しかしeラーニングは一度動画を制作すれば使いまわせるため、コストパフォーマンスがよいです。とくに講師の講義を録画するタイプや、資料をそのまま動画にするタイプのeラーニング動画は比較的制作費用を安く抑えられます。

また費用面だけでなく社員の業務負担も減らせるため、社員が空いた時間で他の業務を行えます。従来の教育よりコストを抑えられ、業務効率を上げられる点がeラーニングのメリットです。

【事例あり】eラーニング動画の3つの種類

eラーニングには主に3つの種類がある

eラーニングには主に以下3つの種類があります。

  • 文字を動画にした「資料型」
  • 講義を録画した「動画配信型」
  • イラストでわかりやすい「アニメーション型」

それぞれの特徴を抑えて適切なものを選びましょう。

文字を動画にした「資料型」

講義内容をまとめたテキストや、紙媒体の資料をデータ化したものが「資料型」です。従来の講義や研修で利用した資料をそのまま動画の形にするため、制作の手間が最小限で済むのがメリットです。補足でナレーションを入れることで文字だけの資料より理解しやすく、実際の講義に近い形で学習できます。

下記のサンプル動画ではパワーポイントをつなげ、わかりやすいように大事な部分は目立つテロップを入れています。

引用:Eラーニングサンプル動画

パワーポイントをもとに補足説明のナレーションを入れることで、さらに理解度が高まります。

資料型はできるだけ手間をかけず、短期間でeラーニング動画を制作したい場合におすすめです。

講義を録画した「動画配信型」

動画配信型は講師が講義をしている様子を録画し、動画コンテンツとして配信する方法です。講義を録画して編集する二つの工程だけなので、比較的簡単に制作できます。編集で必要ないシーンをカットする、資料画像や参考資料などを加えることも可能です。講師がいることでひとりで画面に向かって学習するのではなく、実際の講義を受けている感覚で学習できます。

下記の動画ではパワーポイントの資料と、講師の方が講義をしている姿を組み合わせています。

引用:外国人にうまく自分の意見を伝える〈図解〉活用術

動画配信型では、わかりやすいようにゆっくりはっきり話すことがポイントです。またクイズ形式で自分で考える時間を与えると、受講者が能動的に学習に参加できます。

今まで講義を行っていた場合や、すでに講師がいる場合は動画配信型がおすすめです。

イラストでわかりやすい「アニメーション型」

キャラクターやイラストを使って説明を行う動画をアニメーション型と言います。無形のサービスや経営理念など、実写では再現が難しい抽象的な部分をわかりやすく説明できるのが特徴です。親しみのあるイラストを使うことで難しい内容でも学習のハードルを下げ、抵抗なく学習を進められます。キャラクターを使ってストーリー性を持たせることで、頭に残りやすい点もメリットです。

下記の動画ではアニメーションを使ってサービスの紹介をしています。

事例:営業資料用サービス紹介動画

親しみやすいキャラクターを使い、楽しみながら学習できる動画となっています。イラストが動くことで流れがわかりやすく、文字だけの資料より頭に入りやすいです。企業のイメージキャラクターやロゴがあれば、それらを使用できます。

アニメーションは学習量が多い、または難しい内容をわかりやすく伝えたい場合におすすめです。

【種類別】eラーニング動画の制作手順

eラーニングの制作手順は動画の種類によって異なる

eラーニングの制作手順は動画の種類によって異なるため、ここでは以下の資料型・動画配信型とアニメーション型に分けて解説していきます。

  • 資料型・動画配信型
  • アニメーション型

制作手順の流れをつかむことで、自社制作と外部委託のどちらの場合でもスムーズに作業を進められるでしょう。

資料型・動画配信型

資料型と動画配信型は従来の講義やその資料を素材として制作するため、基本的には以下の制作手順となります。

  1. 素材を用意する
  2. 編集ソフトで編集する

資料型は講義で使用していた資料をパワーポイントのスライドショーにして素材とします。素材を用意したら、編集で必要に応じてテロップやナレーション、BGMをつけてよりわかりやすい動画にしていきましょう。

また動画配信型の場合、講師が研修を行なっている様子を撮影し素材とします。撮影の際は動画にした際に聞き取りやすいよう、マイクの近くではっきり話すことを心がけましょう。

撮影が終わったら、編集で不要な部分をカットし、補足したい部分にテロップをつけます。参考資料や挿入したい画像があれば入れることも可能です。

アニメーション型

アニメーションは資料型・動画配信型と手順が異なり、以下の手順で制作します。

  1. 構成を練る
  2. 絵コンテを作成する
  3. 編集する

構成ではトピックに合わせて、盛り込む学習内容や動画の流れを決めていきます。自社のキャラクターや使いたいロゴがあれば、使用できるか確認しましょう。絵コンテとは構成をもとに動画の流れを絵や文字でより詳しく表したもので、以下のような情報を加えます。

  • シーンごとの構図
  • セリフ
  • ナレーション
  • 効果音
  • カットの秒数

絵コンテが完成したら、編集ソフトを使って映像の形にしていきます。イラストやキャラクターに動きをつけ、テロップやナレーション、BGMなどを入れて完成させます。

アニメーションは自社での制作も可能ですが、人件費や編集ソフトの初期費用、クオリティを考えると外部委託がおすすめです。ムビサクでは教育や研修用の動画の制作を行なっている実績があります。

さらに動画制作後の著作権を譲渡するため、二次利用可能でeラーニング教材として販売することも可能です。わかりやすいアニメーション動画を制作したい方はぜひ一度無料相談をしてみてはいかがでしょうか。

eラーニング動画を作るポイント

リeラーニング動画を制作するポイント

eラーニング動画を制作する時は以下のポイントを頭に入れておきましょう。

  • 動画の目的やターゲットを明確にする
  • 動画は短めにまとめる

上記のポイントを抑えることでよりわかりやすく、学習しやすい動画になります。

動画の目的やターゲットを明確にする

eラーニング動画を作る際は「誰を対象にした動画なのか」「受講者にどうなってもらいたいか」を最初に明確にしましょう。動画の目的から逆算して、動画の種類や内容を絞り込んでいくと一貫した動画になります。

また視聴後の目標を設定することで、eラーニング動画がどれほど教育効果があるかを測る指標になります。目標の例として、合格ラインを決めた小テストやクイズを行うといいでしょう。

たとえば機械の使い方を学ぶ動画を視聴後に、機械の名前や使い方の小テストをすることで受講者がどれほど理解したかを確かめられます。eラーニングは受講者が受け身になりやすいので、クイズや小テストを行って主体的に学べる環境を作ることも大切です。

動画は短めにまとめる

動画が長すぎると集中力が切れてしまうため、ひとつのコンテンツあたりの時間を10分程度にすることを心がけましょう。長時間のコンテンツはpart1、part2というように分割して視聴できるようにしておくと、隙間時間でも学習しやすくなります。

アメリカのソフトウェアを開発するチームの研究では「7〜12分ほどの動画の集中力はほとんど変わらず、13分以降は集中力が下がってくる」という研究結果が出ています。長い動画より短い動画をいくつか作る方が集中力を維持できるので、ひとつの動画は10分ほどに抑えることを意識しましょう。

参考:アメリカのソフトウェアを開発するチームの研究

まとめ

eラーニング動画は電子端末を使っておこなうオンライン教育で使われる動画

eラーニング動画は電子端末を使っておこなうオンライン教育で使われる動画です。映像によって理解度が上がる、電子端末があればどこでも学習できるといった特徴があります。

eラーニング動画は一度制作すれば、繰り返し使えてコストパフォーマンスがよく教育コストを抑えられるので、企業側にとっても大きなメリットがあります。eラーニング動画には種類があるので、学習の内容に合わせて適切なものを選びましょう。

中でもアニメーションはイラストを使ってわかりやすく、難しい内容でも学習のハードルを下げられます。低コストで高クオリティのアニメーション動画を制作したい方は、ムビサクがおすすめです。ムビサクでは教育・研修動画の制作実績があり、業種や用途に合わせたプランを提案します。興味のある方はぜひ一度無料相談をしてみてください。

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