Instagramは女性や若年層に人気の高いSNSです。「インスタ映え」という文化も普及しているように、写真や動画を活用して、多くのユーザーにリーチできます。
Instagramで人気沸騰中の「リール」という機能があります。短い動画で気軽に自己表現できるリールは、企業のマーケティングや採用活動にも用いられています。
この記事では、リールとは何か、どんなことができるのか、そして魅力的なリールを作成するためのコツを分かりやすく解説します。ぜひ、Instagramの活用を検討している企業の方は参考にしてください。
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- リール・ストーリーズ・ショート動画・TikTokの違い
- 企業がリールを投稿するメリット
- リール動画の作り方と活用するためのポイント・注意点
目次
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無料で相談・問い合わせるInstagramのリールとは?
引用: FacebookとInstagramにミュージックスタンプが登場|Meta
リールとは、ユーザーが最大90秒の短い動画を作成し、シェアできるInstagramの機能です。エンタメから情報提供までさまざまな目的に向けた動画コンテンツを、視聴者と共有するためのツールとして提供されています。
リールは、アプリ内の専用リールタブやInstagramのホーム画面である「フィード」、パーソナライズ化されたおすすめの投稿が表示される「発見タブ」などで表示されます。そのため、多くのユーザーにリーチできて、企業のマーケティング活動にも効果的です。
また、リールの作成には、音源(BGM)やエフェクトを選択して、フィルターやテキストなどの編集ツールを使用してきます。公開された動画は、コメントやいいね、シェアなどのアクションを通じて、他のユーザーと交流を深めることも可能です。
さらに、リールはアルゴリズムにより、ユーザーの興味や関心に基づいて表示されるため、ターゲット層にリーチしやすいという特徴もあります。そのため、Instagramのリールは、個人のクリエイティブの発信だけではなく、ブランドの認知度向上や商品のプロモーション、採用広報など幅広く活用できる機能です。
ストーリーズとの違い
Instagramのリールとストーリーズは、いずれも短い動画や写真をシェアするための機能ですが、用途や表示形式にいくつかの違いがあります。それぞれの違いを以下の表でまとめています。
リール | ストーリーズ | |
---|---|---|
動画尺 | 最大90秒 | 最大60秒 |
表示場所 |
リールタブ フィード 発見タブ |
ストーリートレイ |
表示期間 | 期間の制限なし | 24時間 |
表示ユーザー | フォロワー以外にも表示 | フォロワーのみに表示 |
まず、リールは最大90秒の動画を公開できるのに対し、ストーリーズは60秒までの短い動画が基本です。なお、ストーリーズでは、15秒ごとに動画は分割されるため注意しましょう。
また、リールは専用のリールタブやフィード、発見タブで長期間表示されます。一方で、ストーリーズは24時間後に自動的に消えるため、一時的な情報や日常の瞬間を共有するのに適しています。
さらに、リールはフォロワー以外にも表示されます。アルゴリズムによって幅広いユーザーにリーチする機会があるため、新しいフォロワーを獲得する手段としても有効です。
一方、ストーリーズは基本的にフォロワーのみに表示され、日常的なコミュニケーションを深めるためのツールとして利用されることが多く、親密な交流を促進するツールであるといえるでしょう。
なお、Instagramではリール広告配信も可能です。リール広告やストーリーズ広告については、以下の記事を参考にしてください。
ショート動画との違い
Instagramのリールと似たような機能に、YouTubeのショート動画があります。どちらもスマホでの視聴に特化した縦型動画です。Instagramのリールが最大90秒までの動画を投稿できるのに対して、YouTubeのショート動画は最大60秒までの動画しか投稿できません。
また、Instagramは、友人の投稿を見たり、近況を確認したりするコミュニケーションを主体としているため、シェアなどの機能が充実しています。一方で、YouTubeのショート動画は、動画コンテンツとして楽しみたい方に向けた機能であるため、クリエイティブの発信に適しています。
なお、YouTubeショート動画については、以下の記事でも詳しく解説しています。
TikTokとの違い
Instagramのリールと同様に、縦型動画を配信するSNSとしてTikTokがあります。しかし、InstagramのリールとTikTokには、いくつかの違いがあります。
リールはInstagramにおける機能のひとつであり、他の投稿やストーリーズも含まれています。一方、TikTokは独立したアプリで、短い動画の共有に特化しています。
リールはInstagramの既存のフォロワーをもとに広がりやすく、ブランドの認知度向上に役立ちます。TikTokは独自のコミュニティやアルゴリズムから、より幅広いユーザーへのリーチが可能です。そのため、TikTokのほうがフォロワー数によらずバズるコンテンツを生み出しやすいといえるでしょう。
なお、バズる動画の特徴については、以下の記事も参考にしてください。
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リールを投稿するメリット
Instagramのリールに動画を投稿するメリットは主に以下の2点です。
- 画像より見てもらいやすい
- 新規フォロワーを獲得できる
上記は、個人ユーザーやインフルエンサー、企業のアカウントに関わらないメリットです。ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
画像より見てもらいやすい
リールは静止画像に比べて、ユーザーの関心を引きやすいメリットがあります。動きのあるコンテンツは視覚的に訴求力が高く、ユーザーがスクロールを止めやすくなります。
また、音楽やエフェクトを加えることで、より魅力的なコンテンツとなり、視聴者に最後まで見てもらうこともできます。スマホの画面全体に広がるインパクトのある映像と音声で、効果的にメッセージを伝えることができるため、より多くの人に見てもらいやすい機能だといえるでしょう。
新規フォロワーを獲得できる
リールを投稿することは、新規フォロワーを獲得するのに効果的です。リールはInstagramの発見タブや専用のリールタブに表示されるため、既存のフォロワー以外のユーザーにも視聴されます。
アルゴリズムによってユーザーの興味関心に基づいて表示されるため、投稿したコンテンツに関心を持つ視聴者を集めることにもつながります。そのため、リールでは、個性的なコンテンツを投稿することで、プロフィールページのアクセス促進や、新規フォロワーの獲得につながるでしょう。
企業がリールを投稿するメリット
企業がリールを投稿するメリットには、以下のような点があげられます。
- ターゲット毎へのリーチが可能
- 商品やサービスの認知度向上につながる
- アカウントの評価向上につながる
- 他SNSへも展開しやすい
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
ターゲットごとへのリーチができる
Instagramのリールを使うことで、企業は特定のターゲットオーディエンスに対して効果的にリーチすることができます。リールはユーザーの興味や行動データに基づいて表示されるため、特定の顧客層に対して精度の高いマーケティングが可能です。
リール機能により、企業は効率的にリーチを広げ、潜在的な顧客に対して直接アプローチすることができます。
商品やサービスの認知度向上につながる
リールは短時間で視覚的に強い印象を与えるため、企業の商品やサービスの認知度を効果的に向上させる手段となります。リールを通じて魅力的なコンテンツを提供することで、視聴者の記憶に残りやすく、ブランド認知を広げることができます。
また、リールはシェアされやすく、多くのユーザーにリーチするため、自然な形で商品のプロモーションを行うことにつながります。
アカウントの評価向上につながる
リールの活用は企業のInstagramアカウントの評価向上にもつながる点がメリットです。視聴者のエンゲージメントが高まり、リールの視聴回数やシェアやコメントが増えることで、アルゴリズムに評価されやすくなります。
その結果、アカウント自体が多くのユーザーに表示され、新規フォロワーの獲得や既存フォロワーとの関係の強化にも効果的です。
他SNSへも展開しやすい
リールは他のSNSプラットフォームへの展開がしやすいというメリットがあります。作成したリールは簡単に他のSNSでシェアできます。複数のプラットフォームで同じコンテンツを活用することで、一貫性のあるブランドメッセージを伝えることにもつながるでしょう。
その結果、マーケティングの効率がアップして、より多くのオーディエンスにリーチすることが可能になります。
なお、効果的なリール動画を制作するには、プロの動画制作会社に依頼することもおすすめです。
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リール動画の作成方法
リール動画の作り方の手順は、6つのステップで進みます。
- step1:Instagramの画面上からリールを選択する
スマホアプリでInstagramを開き、画面上に表示される「+」ボタンをタップするか、フィード内で右にスワイプして、投稿画面に移ります。「リール」を選択すると、リール動画の撮影画面に切り替わります。
- step2:撮影前に音源を選択する
そのまま撮影を開始することも可能ですが、事前に音源を選択することもできます。「ミュージックを検索」から、人気の楽曲やBGMを検索していきます。
- step3:エフェクトを追加してスマホで動画を撮影する
音源を選んだら、エフェクトを追加してきます。好みのエフェクトや撮影方法に変更したら、動画の撮影を始めましょう。
- step4:動画の編集を行う
撮影が終わったら「動画を編集」をタップして、編集を開始します。テキストや、スタンプなどを追加することができます。なお、このタイミングで音楽を追加することも可能です。
- step5:カバー画像とキャプションを設定する
カバー画像とは、投稿されたコンテンツに表示されるサムネイルのことです。キャプションは、説明文になります。動画のわかりやすい解説を加えておくことで、ユーザーが興味を持ちやすくなるでしょう。
- step6:Instagramリールに動画を投稿する
最後に「シェア」をタップすると、Instagram上にリール動画をアップできます。「発見タブ」や「リール」のセクションに動画は配信されます。
なお、リール向けのスマホに最適な縦型動画は広告でも活用されています。SNS広告における縦型動画については、以下の記事も参考にしてください。
リール動画を活用するためのポイント
リール動画を効果的に活用するためには、以下のポイントを考慮しましょう。
- 冒頭に引きになるポイントを設置する
- 流行の音源を使用する
- テロップや字幕を使う
- なるべく早いテンポにする
- ストーリーズにもシェアをする
- 見られやすい時間に投稿する
- ハッシュタグを活用する
冒頭に引きになるポイントを設置する
リール動画では、最初の数秒で視聴者の関心を引くことが重要です。冒頭に目を引く要素を配置することで、視聴者のスクロールを止め、最後まで動画を見てもらえる可能性が高まります。
インパクトのある映像や視聴者への質問、興味をそそるシーンを取り入れると効果的です。ただし、あまり衝撃的な内容にしてしまうと、炎上の危険もあるので注意しましょう。
流行の音源を使用する
リール動画には流行の音源を使用することで、視聴者の興味を引きやすくなります。人気の音楽やトレンドのアーティストの楽曲を取り入れることで、視聴者の関心を高め、動画の再生回数を増やすことができます。
また、トレンドに乗ることで、アルゴリズムに優遇されやすくなるメリットもあります。ただし、音源を使用する際には、著作権にも注意しましょう。
テロップや字幕を使う
リール動画にはテロップや字幕を追加することで、視聴者が内容を理解しやすくなります。スマホで視聴されることの多いInstagramは、電車や病院など、音声をオフにしているシーンもあります。
テロップや字幕をつけることで、ユーザーにも情報を伝えることができるため、興味の引くコンテンツに仕上げることができます。また、重要なメッセージやポイントを強調するためにも効果的です。
なるべく早いテンポにする
リール動画は短時間で視聴者の興味を引きつける必要があるため、動画のテンポを早くすることがポイントです。スピーディーな編集や切り替えを意識することで、視聴者が飽きずに最後まで視聴しやすくなります。
また、テンポの良い動画は、リズム感があり、見ている側にとっても楽しいコンテンツになるでしょう。ただし、ナレーションがあまり早すぎると聞き取れない場合は、テロップや字幕を追加しておくこともおすすめです。
ストーリーズにもシェアをする
リール動画を作成したら、ストーリーズにもシェアすることで、より多くのユーザーにリーチできます。ストーリーズにシェアすることで、リールに投稿したことを告知でき、視聴回数を増やすことができます。
また、ストーリーズは、24時間限定であるため、フォロワーの興味を引きやすくなります。加えて、ストーリーズでリールをシェアする際に、リンクやハッシュタグを追加することで、視聴者が簡単にリールにアクセスできるようにすることも重要です。
見られやすい時間に投稿する
リール動画を投稿する際には、ターゲットとなるユーザーが最もアクティブな時間帯を選ぶことが重要です。
例えば、会社員の方がターゲットであれば、朝や夜の通勤時間を狙うこともおすすめです。また、昼休憩の時間にもスマホを視聴する可能性があるでしょう。
加えて、分析ツールを活用して、フォロワーが最も利用している時間を把握し、その時間に合わせて投稿することで、視聴回数やエンゲージメントの最大化につながるでしょう。
ハッシュタグを活用する
リール動画には関連するハッシュタグを活用することで、より多くのユーザーにリーチすることができます。適切なハッシュタグを使用することで、同じ興味を持つユーザーに動画を見つけてもらいやすくなります。
また、人気のハッシュタグを取り入れることで、アルゴリズムにより表示回数の増加も期待できます。そのため、ハッシュタグを戦略的に使用することで、特定のコミュニティや関心を持つグループに対して効果的にアプローチすることが可能になります。
なお、効果的なリール動画を制作するには、プロの動画制作会社に依頼することもおすすめです。
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リール動画の作成する上での注意点
リール動画を作成する際には、以下の点に注意しましょう。
- 炎上に気をつける
- アスペクト比に気をつける
- 著作権に気をつける
リール動画を作成する際には、炎上を避けるために内容に十分注意する必要があります。差別的、攻撃的、または誤解を招くような内容は避けましょう。加えて、制作の際には、社会的なトレンドや感情にも敏感になり、投稿前に慎重にチェックすることが大切です。
また、適切なアスペクト比(9:16)を維持することが重要です。スマホでの縦型表示に最適化することで、視聴者が快適に視聴できます。アスペクト比が異なると、動画の一部がカットされてしまうので注意しましょう。
さらに、リール動画で使用する音源や画像素材、映像素材には著作権が存在するため、権利侵害に注意が必要です。著作権者の許可を得ていない素材を使用することは避け、フリー素材や公式にライセンスを取得したものを使用することがおすすめです。
動画制作における著作権については、以下の記事を参考にしてください。
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リール動画のよくあるご質問
リール動画についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
- リール動画は何のために使うのですか?
- リール動画は、短時間で視覚的に強いインパクトを与えるため、ブランドの認知度向上や商品やサービスのプロモーションに使われます。また、エンタメや情報提供を通じて、フォロワーとの関係を深めることも目的とされています。
- リール動画は誰に見られますか?
- リール動画は、フォロワーだけでなく、Instagramの発見タブや専用のリールタブを通じて、さまざまなユーザーに見られます。アルゴリズムによってユーザーの興味関心に基づいて表示されるため、ターゲットにリーチしやすい特性があります。また、視聴者がシェアすることで、さらに多くのユーザーに拡散されます。
- Instagramの投稿とリールはどっちがいいですか?
- Instagramの投稿とリールのどちらがよいかは、目的によります。画像や長文の説明を必要とする情報を伝えたい場合は通常の投稿が適しています。一方、視覚的にインパクトのある短い動画で視聴者の興味を引きたい場合はリールが効果的です。また、新規フォロワー獲得にも向いているため、目的に応じて選択することがおすすめです。
まとめ
リール動画は、スマホ視聴に特化した、Instagramにおける最大90秒の縦型ショート動画です。個人ユーザーやインフルエンサーだけではなく、企業のプロモーションや、広報活動、採用活動にも効果的です。
フォロワーのみに表示されるストーリーズと異なり、幅広いユーザーに視聴してもらえるリールは、新しいユーザーへの認知拡大や、ブランディングにも活用されています。
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