動画広告・SNS広告コラム

X(Twitter)動画広告の4つ種類や成功事例やメリット・デメリットについて解説!【2025年最新】

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

X(Twitter)動画広告の4つ種類や成功事例やメリット・デメリットについて解説!【2025年最新】

X(Twitter)の動画広告は、ターゲット層へのアピール力が高く、多くの企業や個人が活用しています。X(Twitter)の動画広告にはさまざまな種類があり、正しい選択と活用が求められるでしょう。

本記事では、X(Twitter)の動画広告の中から、ビジネス用途として使いやすい種類に厳選して紹介します。また、X(Twitter)の動画広告を制作したことがない方でもわかりやすいように、メリットや制作のコツについても解説します。X(Twitter)動画広告の種類を理解し、より効果的な広告戦略を立てて、自社のビジネスをさらに成長させていきましょう。

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  • X(Twitter)動画広告における種類
  • X(Twitter)動画広告の強みとメリット
  • X(Twitter)動画広告における課金システムの種類

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X(Twitter)動画広告の特徴

Twitter動画広告の価値(Xマーケティング)

引用:Twitter動画広告の価値(Xマーケティング)

X(Twitter)動画広告とは、SNSの中でもリアルタイム性と拡散力のある「X(Twitter)」を活かし、企業やブランドがターゲットに向けて情報を届けるマーケティング手法のひとつです。ユーザーのタイムラインに自然に表示される仕様から、違和感なく広告が目に留まりやすく、興味関心に応じた訴求が可能です。

例えば、特定の趣味や関心を持つ層に向けた商品紹介やキャンペーン案内なども、X(Twitter)の特性を活かして効果的に配信できます。また、短尺の動画やインパクトのある映像コンテンツを活用することで、短時間でメッセージを伝えることができるのもX(Twitter)というプラットフォームの特徴です。

上記のグラフは、X社(旧Twitter社)が公表した「Twitter動画広告の価値」に関する調査データです。X(Twitter)利用者の50%が動画広告がECサイトや店舗を「知るきっかけになった」と回答しています。

広告の配信方法や表示形式も複数あり、目的やターゲットに応じて柔軟に活用できる点は、他のSNSにはない魅力といえるでしょう。X(Twitter)動画広告の特徴を理解することで、より効果的な動画広告戦略が立てやすくなります。

X(Twitter)と他のSNSの違い

X(Twitter)と他のSNSの違い(比較表)

X(Twitter)以外のSNSではどのような動画広告が活用できるか、各プラットフォームの特徴も踏まえて表にまとめます。

プラットフォーム 活用例 特徴
LINE クーポン配布
顧客とのダイレクトコミュニケーション
・国内利用者が多く日常的に使われている
・高い開封率で販促やリピート施策に強い
YouTube あらゆる動画広告 ・世界23億人が利用し視聴者も10〜70代と幅広い
・動画プラットフォームなので動画広告と相性がよい
X(Twitter) リアルタイムのキャンペーン告知
ブランド認知拡大
・速報性が高く拡散力がある
・幅広い年齢層が利用しトレンドとの相性がよい
Instagram 採用動画

新商品・新サービスの訴求

・10〜30代が中心
・ファッション・コスメの動画広告との相性がよい
TikTok 若年層向けサービスの動画広告 ・視聴者は10〜20代が中心
・縦型のショート動画が活用しやすい
Facebook ビジネス向け動画 ・実名アカウントが多いので信頼性が高い
・BtoBやキャリアアップの動画広告と相性がよい

これらの特徴をふまえ、自社のターゲットに合うプラットフォームを利用してみましょう。また、SNSでの動画広告の活用については、以下の記事でもまとめています。

X(Twitter)の動画広告の種類

X(Twitter)の動画広告には多くのオプション的機能が存在します。ここでは企業のマーケティングによく使われる以下4つの種類に絞って紹介します。

種類 特徴
プロモ広告(動画広告) タイムラインに自然に表示できる動画広告
テイクオーバー ユーザーの1日の最初に表示される広告枠
Amplifyプロレール(Amplifyスポンサーシップ) ユーザーが動画視聴する前に挿入される動画広告
Xライブ ライブストリーミングで配信される動画広告

それぞれ、X(Twitter)公式ページの「広告クリエイティブの仕様」の記述をもとに、ひとつずつ詳しくみていきます。

参考:X広告クリエイティブの仕様

プロモ広告(動画広告)

プロモ広告(動画広告)は、X(Twitter)の動画広告の中でもっとも一般的に使われる広告で、ユーザーのタイムラインにおすすめとして掲載されます。通常のユーザーが投稿する場合と同様、140字以内のテキストと動画を組み合わせて投稿できます。

そのためとくに意識しなければ、パッとみて一般的な投稿と判別できないため、違和感なくユーザーに視聴してもらいやすいはずです。動画は短く15秒以内にまとめることがおすすめですが、15秒以上の動画も配信できます。

以下はDMMが出稿しているプロモ広告の例です。

引用:DMM TV公式アカウントのツイート

公式が推奨している15秒の動画で配信されており、DMMTVに興味のある人がすぐにサイトにジャンプできるようリンクがついています。またカードには「今すぐ30日間無料体験」のマイクロコピーも添えられています。

なお、以前は、プロモ広告は「プロモビデオ広告」と呼ばれており、サイト誘導するための動画広告である「ビデオウェブサイトカード」や、アプリダウンロードへ誘導するための動画広告である「ビデオアプリカード」に分けられていました。

プロモ広告のなかには、「ビデオアプリカード」のように動画広告にアプリインストール画面への移動リンクを付随させた広告もあります。

動画広告の下の「Install」ボタンをクリックすれば、ユーザーは直接アプリのダウンロードができます。そのため、ソーシャルゲームなどで多用されている広告システムです。訴求したいサービスがアプリである場合は、このビデオアプリカードを使って配信すると相性がよいでしょう。

以下はライブ配信アプリ「REALITY」公式の「ビデオアプリカード」と呼ばれたプロモ広告です。

引用:REALITY 公式アカウントのツイート

サービスの特徴を動画広告で配信しつつ、ユーザーのアプリダウンロードを訴求しています。

テイクオーバー

テイクオーバーは広告の表示効果を高める機能がある広告です。

プロモ動画広告と仕様は同じですが、1日の最初の広告表示枠を買い取ることで、ユーザーが朝X(Twitter)を開いたとき、最初にリーチできるのです。タイムラインの中に挿入された動画広告であれば、スワイプされてしまい広告が流れるかもしれません。

しかし、テイクオーバーを利用すれば確実にユーザーの目にとまるので、認知される確率が上がります。自社の主力商品やブランディングしたいサービスに用いると効果的でしょう。

Amplifyプロレール(Amplifyスポンサーシップ)

Amplifyプロレール(Amplifyスポンサーシップ)は、ユーザーが視聴しようとした動画が再生される前に挿入される広告サービスです。

スポンサーシップ機能を利用すれば、特定のメディアのツイートに広告を優先配信できます。たとえばサッカーに関する商品の動画広告を制作した場合、サッカーメディアと提携関係を結びます。そのサッカーメディアのツイートをみた人に対して、優先して動画広告を配信できるのです。

動画広告のシステムは、YouTubeで動画再生前に流れる動画広告を思い浮かべていただけるといいでしょう。通常のプロモ広告の場合、すぐに次のツイートにスワイプされてしまうかもしれません。

しかしAmplifyプロレール(Amplifyスポンサーシップ)では、自分自身が配信した動画広告の後に視聴者が目的とする動画が流れるので、最後まで視聴してもらえる確率が高まります。

参考:Amplify Sponsorships

Xライブ

Xライブ(Twitterライブ)は、X(Twitter)上でリアルタイムに配信できる動画広告の一種で、企業やブランドがイベントや新商品発表などの重要な情報をユーザーに直接届ける手段として活用されています。視聴者の関心を高め、エンゲージメントを向上させる手段として、多くの企業に注目されています。

ライブ配信中に視聴者はコメントやリアクションを通じて参加でき、企業側はその場で反応を確認しながらコミュニケーションを深められるのが特徴です。例えば、新製品のリリースイベントをXライブで配信し、視聴者の質問にリアルタイムで答えることで、商品の魅力をより効果的に伝えることが可能です。

ただし、Xライブを広告として活用するには、認定代理店を通じた手続きが必要となります。また、インフルエンサーの起用などの配信の工夫も必要になるので注意しましょう。

X(Twitter)動画広告の課金システム

X(Twitter)の動画広告を配信した場合、さまざまな方式で課金されます。全8種類ある中から、今回はユーザーがアクションを起こしやすい4つの課金方式に絞って解説します。以下4つの課金方法ごとの特徴を知っておくことで、予算に応じたキャンペーンが行えますので、理解したうえで動画制作にうつりましょう。

略語 名称
CPM インプレッション課金
CPC クリック課金
CPV 視聴課金
CPE エンゲージメント課金

それぞれ特徴を含めて解説していきます。

CPM:インプレッション課金

CPMはインプレッションに応じた課金方式で、「Cost Per Mile」の略語です。

X(Twitter)では「リーチ」方式と呼ばれており、タイムラインに動画広告を1,000回表示させたとき、いくら費用がかかるのかを決めた課金方式となります。

表示されただけで費用がかかるため、課金される回数は多いのですが、そのぶんブランド認知度の向上に役立ちます。商品やサービスの認知を獲得したい場合に有効な広告です。

CPC:クリック課金

CPCは、ユーザーが動画に付随した広告リンクをクリックしたときに課金される方式で、「Cost Per Click」の略語です。X(Twitter)では、WEBサイトへの訪問数に応じて課金されるシステムを採用しています。

動画広告で訴求した商品やサービスに対し、ユーザーが興味を抱いた時のみに課金されるため、効果が高い広告と言えるでしょう。

CPV:視聴課金

CPVは動画広告がクリックされ、一定の時間視聴された場合に課金される方式で、「Cost Per View」の略語です。広告としての目的もありますが、制作した動画広告がどれほど関心を集められているのか知るために運用されることもあります。

CPVの高い動画広告がわかれば、他のSNSで配信するなど活用できる場面が増えます。

CPE:エンゲージメント課金

CPEは広告のエンゲージメント(ユーザーの反応)によって課金される方式で、「Cost Per Engagement」の略語です。具体的には、ユーザーが広告をクリックしたり、広告ツイートを「いいね!」や「リツイート」したりした場合に課金されます。

CPEは広告の目的がブランド認知度の向上や、商品への興味喚起を数値で把握するときに有効です。ユーザーが広告に対して具体的な行動を起こすことで、その広告やブランドへの関心度が高いとわかるため、効果的な広告だとわかります。

以上のように各課金方式の選択は広告の目的によって変わりますし、動画広告のパフォーマンス向上につなげていくために重要な戦略のひとつです。

X(Twitter)動画広告の出稿場所

X(Twitter)動画広告の出稿場所

X(Twitter)動画広告は、主に以下のような場所に出稿されます。

  • インストリーム(プレロール)
  • プロモツイート
  • プロモトレンド

ここでは、それぞれの出稿場所について特徴やメリット、ポイントを交えて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

インストリーム(プレロール)

インストリーム(プレロール)は、ユーザーがX(Twitter)上で動画コンテンツを視聴している際に、その動画の前後や途中に挿入される広告のことを指します。インストリームは、ユーザーが自ら興味を持って視聴しようとしているコンテンツの一部として広告が表示されるため、視聴者の注意を引きやすいというメリットがあります。

また、X(Twitter)のインストリームでは、主に信頼性の高いプレミアムコンテンツと連動して配信されるため、ブランドの信頼性やクオリティを高める効果も期待できます。そのため、テレビCMやYouTube広告に近い媒体として活用されています。

インストリームのデメリットは、強制的に見せられているという感覚からストレスにつながってしまう懸念がある点です。視聴したい動画コンテンツが中断されるので、イライライすることもあるでしょう。そのため、広告のクオリティを高めることで、広告自体も娯楽として活用してもらえるように検討してみましょう。

さらに、ターゲティングの設定も充実しており、特定の興味関心や関心に基づいて広告を配信できるため、効果的にリーチすることが可能です。

プロモツイート

プロモツイートは、通常のツイートと同じ形式で表示される広告であり、ユーザーのタイムラインに自然に溶け込むようにデザインされています。

そのため、ユーザーはプロモツイートを広告として意識せず、他のコンテンツと同様に閲覧することが多くなります。

プロモツイートは、特定のターゲット層に対してツイートを目立たせる手段として有効であり、ブランド認知の向上やキャンペーンの拡散に向いています。

また、プロモツイートには、リツイートや「いいね」といったエンゲージメント要素が含まれているため、ユーザーとの相互コミュニケーションを促進することができます。そのため、フォロワーの増加やブランドへの興味を引き出すことも期待できます。

プロモツイートは、商品の販売促進だけではなく、フォロワー数を増やすためにも使われます。企業のアカウントを作成したばかりの段階では、フォロワー数も少なく、ツイートが見られづらい状況にあるでしょう。

そこで、プロモツイートを活用することで、広告を興味のあるユーザーに視聴してもらい、フォロワー数の増加にもつながります。

プロモトレンド

プロモトレンドは、X(Twitter)のトレンドセクションにおいて、ブランドやキャンペーンに関連するキーワードを目立たせるための広告形式です。

トレンドセクションは多くのユーザーが日常的にチェックする場所であり、ここにプロモトレンドが表示されることで、一気に大量のユーザーの目に触れることができます。

プロモトレンドは、目立つ位置かつ広範なリーチにより、短期間での大規模な認知拡大や話題性の喚起に非常に有効です。

特に、特定の日やイベントに関連するキャンペーンにおいて、迅速かつ強力なインパクトを与える手段として活用されることが多いです。そのため、どちらかというとBtoBビジネスよりもBtoCビジネスが多く、ゲームやエンタメなどの商材が効果的です。

プロモトレンドは、通常のトレンドと並んで表示されるため、ユーザーは自然にその内容に関心を持ちやすく、ブランドのメッセージを広める効果が期待できます。

X(Twitter)動画広告の成功事例

X(Twitter)動画広告の成功事例

企業がX(Twitter)動画広告を効果的に活用するためには、他の企業の成功事例を知ることも大切です。ここでは、以下の企業の成功事例を紹介します。

  • 大阪ガスマーケティング株式会社(大阪ガスグループ・Daigasグループ)
  • アンカー・ジャパン株式会社
  • 株式会社はなまる(はなまるうどん)

それぞれの企業のマーケティングにおいてどのような課題があり、どのような対策と効果があったのか解説します。

大阪ガスマーケティング株式会社(大阪ガスグループ・Daigasグループ)

大阪ガスマーケティング株式会社は、総合エネルギー事業者であるDaigasグループ(大阪ガスグループ)の一員として、家庭用エネルギーや機器、リフォームなどの事業のマーケティング活用を担う会社です。大阪ガスマーケティング株式会社では、Daigasグループのプロモーションの一環として、X(Twitter)動画広告に取り組んでいます。

引用:Daigasグループ通信公式アカウントのツイート

きっかけと課題

大阪ガスマーケティング株式会社の顧客接点は、サービスチェーンやコールセンター、WEBサイトがメインでした。WEBサイトを軸としたプロモーションとして検索連動型広告を中心で配信していましたが、ターゲットが顕在層に絞られてしまう点が課題でした。

そのため、潜在層へ向けた認知買う題やサービスの理解促進として、X(Twitter)動画広告を活用しています。

対策と効果

2021年8月下旬に配信した「大阪ガスの電気 スタイルプランP」では「15秒再生最適化」を目的とした広告と、「リーチ最適化」を目的とした広告を出稿して、比較検証を行いました。

その結果「15秒再生最適化」の配信では、リーチ数を担保しながらも、動画の完全視聴率や完全視聴単価を改善することができました。X(Twitter)動画広告の結果は、他の動画配信プラットフォームでの広告出稿と同等以上の結果だったとのことです。

参考:大阪ガスマーケティング株式会社のTwitter活用術

アンカー・ジャパン株式会社

アンカー・ジャパン株式会社は、モバイルバッテリーなどのデジタル製品の開発や販売を行うAnkerグループの日本法人です。ECサイトなどのオンライン販売がメインであるため、ブランドの認知度アップやキャンペーン告知、販売促進としてX(Twitter)動画広告を活用しています。

引用:Anker Japan公式アカウントのツイート

きっかけと課題

アンカー・ジャパン株式会社では、ほぼ毎週発売される新製品の紹介としてX(Twitter)動画広告を活用しています。状況が日々変化するセール中の情報発信という課題に対して、タイムリーにプロモーションが可能なX(Twitter)が選ばれているようです。

ECサイトからのオンライン販売がメインでしたが、家電量販店などのオフラインチャネルの強化として、イベントの告知などもX(Twitter)で発信しています。

対策と効果

X(Twitter)動画広告だけではなく、顧客とのコミュニケーションも平行することで、効果的なアカウント運用をしています。

例えば、実際に製品を購入したユーザーの感想のツイートやレビュー記事をリツイートすることで、交流を深めることが可能です。

また、フォローやリツイートで製品が当たるキャンペーンを月1回ペースで実施することで、ユーザーのリツイートなどのアクションにつなげています。

参考:アンカー・ジャパン株式会社のTwitter活用術

株式会社はなまる(はなまるうどん)

株式会社はなまるは、讃岐うどんの全国チェーンである「はなまるうどん」を運営する企業です。X(Twitter)を顧客とのコミュニケーションの場ととらえて、情報収集やブランドの価値向上、サービス改善に役立てています。

引用:【 讃岐 】はなまるうどん公式アカウントのツイート

きっかけと課題

株式会社はなまるでは、2018年にアイドルグループとのコラボレーション企画をきっかけに、X(Twitter)での動画プロモーションを開始しました。

X(Twitter)では、時間を決めて情報発信をしつつも、世間で話題なっているトレンドについては、不定期でツイートを行っています。

また、ツイートに対してユーザーからリプライ(コメント)がある場合に、全てのリプライに返信することは困難なため、「いいね」を押すなどで対応しています。

対策と効果

X(Twitter)動画広告を活用することで、公式アカウントのツイートだけではなく、一般のユーザーからも話題になり集客効果が見込めます。

また、X(Twitter)がきっかけになり他の企業とパートナーとしてのコラボレーションによる、さらなる認知拡大にも効果的です。

例えば「はなまるうどん」では、アニメ「刀剣乱舞-花丸-」とのコラボレーション商品や、大手外食チェーン「吉野家」とのコラボレーション企画「外食戦隊 ニクレンジャー」など話題性の高いプロモーションを盛んに行っています。

参考:株式会社はなまる(はなまるうどん)のXTwitter活用術

X(Twitter)動画広告のメリット

X(Twitter)動画広告のメリット

数あるSNSの中でも、X(Twitter)に動画広告を掲載する強みは何でしょうか。ここでは以下の4つのメリットを紹介します。

  • ターゲットが詳細に設定できる
  • 若年層にリーチできる
  • トレンドを利用できる
  • SNSでの拡散が期待できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ターゲットが詳細に設定できる

X(Twitter)の動画広告の配信はかなり詳細にターゲットを設定できるので、狙ったユーザー層にリーチできるメリットがあります。たとえばユーザーの興味や住んでいる場所に応じた配信ができますし、特定のアカウントをフォローしているユーザーにリーチするといったことも可能です。

こういった詳細なターゲット設定により、X(Twitter)はSNSの中でもっとも動画広告の記憶率が高いという調査結果も出ています。商品やサービスの訴求が効果的に行えるというメリットがあるといえるでしょう。

参考:Twitter動画広告の価値

なお、動画広告の効果については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

若年層にリーチできる

X(Twitter)は若年層をターゲットにした広告に効果を発揮すると言われています。それは、X(Twitter)のユーザー層が10〜30代の若い層に多いからです。そのため男性がターゲットであればキャリアやビジネス関係の訴求がしやすいでしょう。また女性であれば、ファッションや美容系の訴求が可能なはずです。

自社の商品・サービスのターゲットによってはX(Twitter)が適したプラットフォームとなるでしょう。

参考:2023年2月最新版!主要SNSの利用率・ユーザー特徴を調査

トレンドを利用できる

X(Twitter)はリアルタイム性が高いSNSとして知られています。その場で起こったことがひとりのユーザーから発信され、一気に拡散されることはX(Twitter)では珍しくありません。したがって、現在起こっている出来事やトレンドに対する反応が非常に早いSNSだと言えます。これは若年層にとって魅力的で、彼らがX(Twitter)を頻繁に利用する理由のひとつと考えられます。

このようにX(Twitter)での動画広告配信は、ブランドや製品の最新情報を即座に伝えられるので、若年層の関心を引きつけやすいはずです。

SNSでの拡散が期待できる

X(Twitter)の動画広告の強みは、SNSでの拡散力が高いことです。

X(Twitter)はリツイートやいいね機能を通じ、広告が素早く多くのユーザーに届けられます。ユーザーが興味ある広告をリツイートやいいねすると、そのユーザーのフォロワーにも広告が表示され、さらに広範囲に広告が広がるのです。この2次拡散はコストも不要なため、コストパフォーマンスもよいと言えます。

したがって、いわゆる「バズる」動画広告を作成できれば、無料で多くのユーザーにリーチできるでしょう。このようにX(Twitter)の動画広告は、その拡散力を活用して広告の効果を最大化することが可能です。

なお、バズる動画の特徴については、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

X(Twitter)動画広告のデメリット

X(Twitter)動画広告のデメリット

X(Twitter)動画広告には多くのメリットがあります。一方で以下のようなデメリットには注意しなければなりません。

  • 通信環境が悪いとスムーズに視聴できない
  • 長尺のメッセージを伝えづらい

上記のようなデメリットを意識することで、効果的なX(Twitter)動画広告の配信につながります。ぜひ、参考にしてX(Twitter)動画広告の成功を目指しましょう。

通信環境が悪いとスムーズに視聴できない

X(Twitter)動画広告のデメリットのひとつとして、通信環境が悪いとスムーズに視聴できないという点があげられます。特に、移動中や地下、山間部など通信環境が不安定な場所では、動画の再生が途切れてしまうことや、読み込みに時間がかかってしまうこともあるでしょう。

通信環境が悪い状況では、ユーザーはイライラを感じ、広告を最後まで見てもらえない可能性が高まってしまいます。

さらに、X(Twitter)をはじめとしたSNS上での動画広告は一般的にデータ量が大きいため、低速なネットワーク環境では画質が低下したり、音声と映像にズレが生じてしまったりという問題も発生しやすくなります。

ストレスやイライラを感じることで、広告のメッセージが正しく伝わらない原因となり、広告効果を大きく損なう可能性があります。

X(Twitter)動画広告では、商品やサービスのブランディングに用いられることも多くあります。スムーズな視聴体験が重要な商品やサービスのプロモーションでは、通信環境の問題がブランドイメージに悪影響を与えることも考えられます。

したがって、X(Twitter)動画広告を活用する際には、ターゲットとなるユーザーの通信環境を考慮することが大切です。例えば、動画尺を短くしてサイズや容量を軽くしたり、動画にテキストを組み合わせたりといった広告の検討をしましょう。

長尺のメッセージを伝えづらい

X(Twitter)動画広告には長尺のメッセージを伝えづらいというデメリットもあります。X(Twitter)は本来、短いメッセージを即座に発信するプラットフォームとして設計されています。

そのため、ユーザーは短時間で情報を得ることに慣れており、長時間の動画を視聴することに対して抵抗感を持つことが多いでしょう。

X(Twitter)広告においても同様で、長尺の動画は最後まで見られる可能性が低く、結果として重要なメッセージが伝わらないまま終わってしまうリスクが伴います。

特に、複雑な商品説明やストーリー性のあるコンテンツを伝えたい場合、短時間でその要点を伝えるのは簡単ではありません。

さらに、長尺の動画は制作コストも高くなる傾向があり、投入したリソースに見合った効果が得られない可能性も考慮する必要があるでしょう。

このような理由から、X(Twitter)動画広告を使用する際には、短くインパクトのあるメッセージや視覚的に訴求力のあるコンテンツを重視する戦略が求められるでしょう。

例えば、冒頭で商品名を伝えてみることもおすすめです。また、X(Twitter)はテキストがメインのSNSのため、音声をオフにしているユーザーも多くいます。そのため、音声だけではなく、テキストも加えることで、視覚と聴覚の両方からアプローチをすることも効果的です。

X(Twitter)動画広告の出稿方法

X(Twitter)動画広告の出稿方法

X(Twitter)動画広告の出稿方法としては、以下の3つのステップで進みます。

  • step1:広告アカウントを立ち上げる
  • step2:目的とターゲットを決める
  • step3:広告クリエイティブを設定する

それぞれの手順におけるポイントや注意点について詳しく解説します。

step1:広告アカウントを立ち上げる

まず、最初のステップは、広告アカウントを立ち上げることです。X(Twitter)で広告を出稿するには、まず専用の広告アカウントを作成する必要があります。

広告アカウントは、通常のX(Twitter)アカウントとは別に管理されるもので、広告キャンペーンの管理やパフォーマンスの追跡、予算の設定など、広告に関するあらゆる操作を行うためのプラットフォームとして機能します。

広告アカウントの作成はシンプルで、ビジネス名や連絡先情報、支払い情報を入力するだけで完了します。

ここで入力する情報は、広告がどのように表示されるかにも影響するため、正確に入力することが重要です。アカウントの立ち上げが完了すると、いよいよ具体的な広告キャンペーンの設計に進むことができます。

step2:目的とターゲットを決める

次のステップは、目的とターゲットを決めることです。広告キャンペーンを成功させるためには、何を達成したいのか、そして誰にリーチしたいのかを明確に定める必要があります。

X(Twitter)広告では、ブランド認知の向上、ウェブサイトへのトラフィックの誘導、アプリのインストール促進など、さまざまな目的を選択することが可能です。

目的が明確になったら、目的に適したターゲットオーディエンスを選定します。X(Twitter)では、地域、言語、興味関心、デバイスなど、細かいターゲティング設定が用意されており、特定のユーザー層に対してピンポイントでアプローチすることができます。

目的とターゲットの選定は、広告の効果を最大化するために極めて重要なステップであり、慎重に行うべきです。

step3:広告クリエイティブを設定する

最後のステップは、広告クリエイティブを設定することです。このステップでは、実際にユーザーに表示される広告の内容を決定します。

広告クリエイティブとは、動画の内容やテキスト、画像、コール・トゥ・アクション(CTA)など、広告の視覚的およびメッセージ要素を指します。

X(Twitter)動画広告では、短時間で視覚的に訴求するクリエイティブが求められるため、インパクトのあるビジュアルや明確なメッセージが重要です。

また、動画の尺やフォーマットにも注意を払い、X(Twitter)のプラットフォームに最適化された形で広告を作成することがおすすめです。なお、入稿規定やガイドラインから反した広告は審査が落ちて配信されないこともあるので気をつけましょう。

クリエイティブの設定が完了すると、広告キャンペーンのプレビューが行われ、必要に応じて修正を加えた後、広告が配信されて、タイムライン上などの出稿場所で自動再生されます。

X(Twitter)動画広告を制作する3つのコツ

X(Twitter)動画広告を制作する3つのコツ

X(Twitter)の動画広告を制作する際は、次の3つのコツを理解しておきましょう。

  • 冒頭3秒で視聴者をつかむ
  • 動画の長さを短くする
  • 字幕・テロップを入れる

それぞれ、詳しく解説します。

冒頭3秒で視聴者をつかむ

X(Twitter)動画広告を効果的に制作するコツは、視聴者の注意を冒頭3秒で引きつけることです。

X(Twitter)のユーザーはスクロール速度が速く、多くの情報が瞬時に流れていきます。そのため、はじめの数秒でひきつけることが広告の成功につながるでしょう。ユーザーの目を引くためには、動画の開始直後に重要なメッセージや、ビジュアル的に魅力的なコンテンツを配置することが有効です。

またX(Twitter)の内部調査では、動画の最後までロゴを表示させた場合の広告想起率は60%も高くなるとのことなので、ロゴの表示位置も重要な要素となります。これらのポイントを踏まえ、視聴者の興味を引きつけ、長時間視聴させるような動画広告制作を心掛けることが、X(Twitter)での広告成功への鍵です。

参考:TwitterでAmplifyプレロールを活用する6つのベストプラクティス

なお、冒頭で視聴者をつかむ効果的な広告を作るには、他社の事例を参考にすることもおすすめです。以下の記事では、X(Twitter)動画広告をはじめとしたSNS動画広告の事例をまとめて紹介しています。ぜひ参考にしてください。

動画の長さを短くする

X(Twitter)の動画広告を制作する際のコツは、動画の長さを6秒から15秒に保つことです。

ユーザーは一般的に短時間で情報を得たい傾向にあり、とくにX(Twitter)では情報がリアルタイムで流れるため、短い動画が好まれます。そのためX(Twitter)も推奨する長さとして15秒以内をあげています。

また6秒から15秒の範囲内であれば、ユーザーは動画広告の全体を視聴しやすくなるでしょう。全体を視聴してもらうことで広告のメッセージが伝わりやすくなり、より多くのエンゲージメントを得られる可能性があります。

たとえば、新製品の発表や特別なイベントの告知など、必要な情報を効率的に伝えられるはずです。また、動画の長さは視聴率やエンゲージメント率だけでなく、制作コストにも影響します。6秒から15秒の動画であれば、動画広告の制作費を抑えやすくなります。

もし動画制作の費用についてさらに詳しく知りたい場合は、以下もご覧ください。

字幕・テロップを入れる

X(Twitter)の動画広告制作のコツとして、字幕やテロップの使用が推奨されます。

これは視聴者が音声なしでも広告の内容を理解しやすくするためです。多くのユーザーが移動中や公共の場所でSNSを閲覧するため、音声をオンにすることが難しい場合もあります。

また、視覚での情報の読み取りは音声よりも早く、広告のメッセージを理解するために多くの時間を必要としません。結果、視聴のストレスが軽減され、エンゲージメントの向上につながるでしょう。具体的には、商品の特長やサービスの特色をテロップで強調することで、視覚的な印象を強めることが可能です。

加えて、新製品の名前や価格、販売開始日などの重要な情報を字幕で表示することで、視聴者の記憶に残りやすくできるでしょう。

これらの工夫により、X(Twitter)の動画広告の効果を最大限に引き出せるはずです。

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X(Twitter)の動画広告の種類に関するよくあるご質問

X(Twitter)の動画広告の種類についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

Twitter広告のクリエイティブの種類には何がありますか?

Twitter広告のクリエイティブの種類は、大きく分けて「テキストのみツイート」「画像付きツイート」「動画付きツイート」「Twitterカード」の4種類です。それぞれのクリエイティブには、それぞれにメリットとデメリットがあります。ビジネスの目的やターゲットに合わせて、適切なクリエイティブを選択しましょう。

Twitterの動画広告の長さはどれくらいですか?

Twitterの動画広告の長さは、最大2分20秒までとなっています。15秒以下を推奨しており、ユーザーの注意を引くのに十分な長さであり、ユーザーが途中で動画をスキップする可能性が低いためです。動画広告の長さは、ビジネスの目的やターゲットに合わせて調整する必要があります。

Twitterに投稿できる動画のファイル形式の種類は何ですか?

Twitterに投稿できる動画のファイル形式の種類は、アプリ版がMP4とMOV、ブラウザ版がMP4(H264形式、AACオーディオ)です。アプリ版では、MP4とMOVのどちらでも投稿できますが、ブラウザ版ではMP4(H264形式、AACオーディオ)のみが対応しています。ファイル形式が異なる場合は、変換してから再度投稿しましょう。

まとめ

X(Twitter)の動画広告には多くの種類があり目的によって使い分けることが大切

X(Twitter)の動画広告には多くの種類がありますが、ビジネスでよく用いられるのは次の5種類でした。

  • プロモ広告(動画広告)
  • テイクオーバー
  • Amplifyプロレール・Amplifyスポンサーシップ
  • Xライブ

これらの動画広告を目的によって使い分け、訴求したい商品やサービスごとにデータを収集すれば、より購入・応募につなげられる可能性が高まるはずです。

また広告動画を制作する際のコツも以下にまとめておきます。

  • 冒頭3秒で視聴者をつかむ
  • 動画の長さを短くする
  • 字幕・テロップを入れる

自社での動画制作を検討する場合は、これらのコツを意識して制作すると失敗しない動画が出来上がるはずです。

なお自社制作が難しいと感じる場合は、動画制作・映像制作会社なら「ムビサク」にお任せください。ムビサクでは、他社と比較して低価格で高品質な動画広告が制作できますので、宜しければ以下をご覧ください。

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