採用活動や会社説明会、セミナー、展示会などで自社をPRするときには、動画を活用するとより効果的です。しかし、動画を効果的なものにするにはいくつかのポイントを押さえておかなければなりません。
そこで、本記事では効果が高い魅力的な企業PR動画を作るためのコツを詳しく紹介します。事例を含めて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
自社のブランドやビジネスの内容、イメージに合ったPR動画を作成し、多くの人に認知してもらいましょう。
- 企業PR動画を制作する主な目的
- 企業PR動画の作り方とメリット
- 企業PR動画の活用事例
目次
動画制作でこんなお悩みありませんか?
- 動画制作を考えているがどうすればよいかわからない
- 急いで動画を作りたいが方法がわからない
- 高品質な動画を制作したいが自社では難しい…
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無料で相談・問い合わせる企業PR動画とはどのようなもの?

企業PR動画とは、広報活動に用いる動画の総称です。しかし、一言で広報活動に使う動画といっても、内容はさまざまです。
用途によって適切なスタイルの動画を制作する必要があるでしょう。企業PR動画のスタイルとしてよくあるものは、以下の4つです。
- 企業の歴史を紹介する動画
- 手掛けている商材を網羅的に紹介する動画
- 企業からのメッセージを伝える動画
- 社員インタビュー動画
採用活動で用いるものと、展示会会場で流すものでは適切な動画のスタイルは大きくことなるでしょう。「視聴者に何を知ってほしいか」を考えて動画を制作することが大切です。
企業PR動画を制作する主な目的

適したスタイルの動画を制作するためにも、制作をはじめる前に自社が何を目的として動画を作りたいのかを明確にしましょう。企業PR動画の制作目的としてよくあるのは、以下の4つです。
- 自社の認知度を高める
- ブランディングする
- 採用活動に用いる
- 展示会・セミナーで上映する
それぞれの目的でどのような企業PR動画を制作するとよいかを紹介します。効果的な動画を制作するためにも、目的という主軸を見失わないように注意してください。
自社の認知度を高める
スタートアップ企業をはじめとして、まだあまり認知度が高くない場合は自社の認知度を高めるための動画を制作するのがおすすめです。業種や主な製品など、どのような企業なのかがわかる動画に仕上げるとよいでしょう。
認知度を高めるための動画は、YouTubeやSNSに投稿して多くのユーザーの目に付くようにすると効果的です。
このタイプの動画を制作するなら、「初めて自社のことを知った人が何を知りたいか?」を考えて制作すると効果的な作品に仕上がります。
ブランディングする
企業PR動画を制作する別の用途が、ブランディングです。ブランディングとは自社のことを知ってもらうだけでなく、特定のイメージを持ってもらう活動のことを指します。
ブランディング目的の動画を制作するときは、「社員・株主・消費者にどのようなイメージを持ってもらいたいか」を明確にすることが大切です。そのうえで、CG動画やアニメーション動画など、イメージにマッチした映像素材を活用して制作します。
採用活動に用いる
求職者向けの会社説明会で再生するなど、採用活動の一環として動画を使用することもあるでしょう。採用活動向けの動画を制作するときは、会社の特徴や歴史、ビジョンを紹介しつつどのような人材を募集しているかを盛り込むとよいでしょう。
社員インタビューをうまく活用できれば、求職者に対して、どのような企業なのかをより現実的な形で紹介できます。「求職者は応募を決断するためにどのような情報を必要としているだろうか?」と考えて制作するのがおすすめです。
採用活動での動画活用については下記で詳しく紹介しています。
展示会・セミナーで上映する
展示会に出展するときやセミナーで上映するときも、来場者向けの動画を制作しておくのがおすすめです。展示会やセミナーでは自社が手がけている商品を紹介するケースが多いため、どのような商品を取り扱っているのか、競合製品と比べたときの強みが何かをアピールしましょう。
「参加する展示会やセミナーのテーマはどのようなものだろうか?」と考え、来場者が知りたい情報を盛り込むのが効果的です。
企業PR動画の作り方

企業PR動画を制作する目的が定まったら、具体的な制作活動をはじめましょう。制作活動に取り組むときは、途中で軸がブレないように注意しながら進めることが大切です。ここからは、企業PR動画を制作するときのプロセスを順番に解説します。
- 企画を決める
- 構成を決める
- 映像素材を撮影する
- 編集する
この順番で制作を進めることで、途中で目的を見失ったり一体感がない動画に仕上がったりすることを防げるでしょう。
1:企画を決める
企業PR動画を作ると決めたら、具体的な企画を決めましょう。企画段階では、以下のことを決定します。
- 動画の制作目的(展示会用・SNS広告用など)
- ターゲット(BtoB・BtoCなど)
- 訴求内容(伝えるメッセージ)
この3つを定めることで、動画の軸となるポイントが決まります。次以降の段階では、企画段階で決まったことに基づいて制作を進めましょう。
2:構成を決める
次に考えるのは具体的な構成です。目的によって多少の差があるものの、企業PR動画では以下の構成で設計するのがおすすめです。
- 興味を引きつけるオープニング
- 視聴者の課題提起
- メッセージの伝達
- 視聴者に対するメリット提示
- エンディング
視聴者が抱えている課題を掘り起こし、自社のビジネスがどのように役立つかを提示できれば印象に残りやすいでしょう。「一度見たら忘れない」と感じるインパクトも欠かせません。「どうしたら視聴者に覚えてもらえるか」を考えるのがおすすめです。
3:映像素材を撮影する
構成が明確に決まったら、映像素材を撮影しましょう。動画のコンセプトや伝えたいメッセージにもとづき、実写映像やCG映像、アニメーションなどの必要な素材を準備します。
映像素材を準備するときは、画質を重視してください。画質が悪いとチープな印象の動画に仕上がるため、自社に対するイメージが悪くなる可能性があります。十分な画質の映像を撮影することで、十分なクオリティの動画に仕上がります。
4:編集する
映像素材を準備したら、編集作業を行います。編集では撮影した映像素材を構成にしたがって並べ、音響効果やエフェクトなどを追加しながら1本の動画に仕上げましょう。
編集も動画のクオリティに直結する重要な作業です。伝えたいメッセージを目立たせるために字幕を挿入したり、インパクトがある効果音を用いたりするなど、どうすれば効果的な動画になるか考えながら編集します。
編集は手間がかかる工程ですが、仕上がりに大きく影響するため手を抜かないことをおすすめします。
なお、一般的な動画制作の流れについては下記で詳しく解説しています。
企業PR動画を制作する3つのメリット

企業PR動画を制作することには、次のようなメリットがあります。これらのポイントにメリットを感じるのであれば、積極的に企業PR動画を活用しましょう。
- 視聴者に覚えてもらいやすくなる
- 表現の幅が広がる
- 情報の伝達効率がよい
それぞれどのようなポイントがメリットになるのかを解説します。動画の活用を検討しているのであれば、ぜひチェックしてみてください。
視聴者に覚えてもらいやすくなる
動画は映像と音響でユーザーの視覚・聴覚に訴えるため、印象に残りやすいのがメリットです。パンフレットやパネルなどの資料に加えて、一度見ただけでも覚えてもらいやすいメディアといえるでしょう。
短時間の動画でも印象に残りやすいものを制作すれば、自社のことを覚えてもらうのに役立ちます。とくにベンチャー企業やスタートアップ企業は、認知度を高めることが重要です。動画を効果的に活用し、認知度アップに取り組むとよいでしょう。
表現の幅が広がる
さまざまな技法を使用できるため、表現の幅が広がるのも動画のメリットです。一言で動画といっても、制作に使用する技法は以下のようにさまざまです。
- 実写
- アニメーション
- CG
どれかひとつに限ることもできれば、複数の技法を組み合わせることも可能です。コンセプトや目的に応じてさまざまな技法を活用すれば、より豊かな表現ができるようになるでしょう。
映像やテキストをベースにした展示物やパンフレットに比べて表現の幅が広く、自社ならではの個性を出せるのがメリットです。
情報の伝達効率がよい
短時間で効率的に情報を伝えたいと考えている場合、動画を活用するのがおすすめです。たとえば、1分間の動画と1分で読めるパンフレットを比較すると、伝達できる情報は動画のほうが圧倒的に多くなります。
視聴者も集中してテキストを追い掛ける必要がないため、負荷が少ないといえるでしょう。動画は多くの人の目に留まるだけでなく、限られた時間で効率的に情報を伝達できる有用なメディアです。
参考:アメリカのJames L. McQuivey博士の研究
企業PR動画を制作する2つの方法

企業PR動画を制作するといっても、前例がなかったり動画編集のスキルを持っている人材がいなかったりなどの理由で、難しく感じることもあるのではないでしょうか?ここでは、企業PR動画を制作する方法として、以下の2つを紹介します。
- 自社で制作する
- 制作会社に依頼する
それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説するため、自社の状況に応じて適切な方法を選択しましょう。
自社で制作する
動画制作に携われるスタッフがいるのであれば、自社で制作するのがおすすめです。自社で制作するメリット・デメリットを以下にまとめたので、参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
ビジネススタイルや経営方針を詳しく理解したうえで制作できる 外注に比べてコスト負担が少ない 制作の柔軟性が高い |
動画制作スキルがある人材が社内に存在しない可能性がある 制作に手間がかかる |
コストを削減しつつ柔軟に制作できるのがメリットですが、スキルを有する人材がいないとクオリティを高められないのがデメリットです。自社制作を検討しているなら、スタッフがどの程度の制作スキルを有するか考えることをおすすめします。
制作会社に依頼する
企業PR動画を制作するもうひとつの方法が、制作会社への外注です。外注するメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
クオリティが高い動画を制作できる 制作の手間がかからない 難しい映像技術を採用しやすい |
外注コストがかかる ビジネススタイルやビジョンを正確に共有するのが難しい |
動画のクオリティを重視するのであれば、専門の制作会社に外注するとよいでしょう。CGやアニメーションなどの専門的な映像技術を使用したい場合は、とくにプロに任せるのがおすすめです。
また、企業PR動画の制作をプロに任せるのであれば、十分なスキルを有した制作会社を選ぶことが大切です。はじめての動画制作でどこの制作会社に任せればよいか迷っている方は、ぜひムビサクにご相談ください。
ムビサクではアニメーションをフル活用した動画を制作しています。展示会向けや採用活動向けなど、用途に応じた動画を制作可能です。アニメーションを活用したコミカルな動画を求めているなら、ぜひご利用ください。
また、ムビサクでは動画制作のご依頼を考えている人向けの無料相談を実施しています。
お気軽にお問い合わせください。
企業PR動画の制作事例

最後に、これまでにムビサクが制作した企業PR動画の制作事例を3つ紹介します。どのような動画が完成するのかイメージしにくいと感じている人は、ぜひひととおりチェックしてみてください。
- 【株式会社アズ企画】採用活動向け動画
- 【株式会社アブレイズパートナーズ】賃貸管理サービス紹介動画
- 就活生向け会社説明会用動画
それぞれの動画を視聴することで、企業紹介動画とはどのようなものか、何を紹介すればよいのかがわかるでしょう。
【株式会社アズ企画】採用活動向け動画
事例:新卒・中途採用動画アニメーション
こちらは、採用活動に使用する目的で試作した企業紹介動画です。企業の経営方針やコンセプトを明確に掲げたうえで、どのような成果を出したかに言及しているためイメージしやすいでしょう。
不動産の買付から売却までの流れも簡潔に紹介していて、ビジネススタイルを理解しやすいのも特徴です。求職者が知りたい「会社の概要」「業績」「ビジネススタイル」「歴史」をコンパクトにまとめています。
約2分の動画ですが、一度視聴するとどのようなビジネスを営んでいる企業なのかある程度理解できるでしょう。
【株式会社アブレイズパートナーズ】賃貸管理サービス紹介動画
事例:キャラクターを用いたアニメーション動画
こちらは同社が手がけている賃貸管理サービスを紹介する動画です。冒頭で他者の類似サービスと比較し、自社のサービスが価格面で強みがあることをアピールしています。
動画内で集客力や客付力をアピールすることで、その懸念を払拭していることがわかるでしょう。高い入居率を維持していること、充実した管理サービスを提供していることにも触れています。
賃貸管理サービスを探しているオーナーにとって気になる情報がコンパクトにまとめられており、簡潔かつ理解しやすい仕上がりです。
就活生向け会社説明会用動画
事例:就活生に向けた会社説明動画
こちらは新卒採用向けの会社説明会で上映する目的で制作した動画です。わずか20秒の短い動画ですが、求職者が気になるポイントとして社員の構成や勤続年数、業務時間を紹介しています。
実際に会社説明会を開催するときには、仕事内容や社員インタビューなどをまとめた別の動画と併用しても効果的といえるでしょう。短い動画に伝えたいことをコンパクトにまとめると印象に残りやすいため、効果的な方法です。
まとめ

企業PR動画は、社員や株主、消費者に自社について詳しく知ってもらうことを目的とした動画です。どのようなメッセージを伝えたいのかを明確にし、目的に応じた動画を制作するとよいでしょう。
動画は短時間で効果的に情報を伝達できますが、効果的なものにするにはある程度の制作スキルが必要です。自社に動画を制作できるスタッフがいない場合は、ぜひこの機会に「ムビサク」にご相談ください。
ムビサクではアニメーションをフル活用した動画を手がけており、目的に応じて適切な企業PR動画を制作しています。以下のページから手軽にお問い合わせ頂けますので、ぜひご検討ください。