コラム

採用動画の効果・メリットとは?制作のコツ・成功事例を解説

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

採用動画の効果・メリットとは?制作のコツ・成功事例を解説

コロナ禍により対面式の説明会が難しくなった現在、企業の採用活動で欠かせないのが「採用動画」による情報発信です。

株式会社プレシャスパートナーズの2021年調査によれば、2022年度の新卒採用において91.4.%の企業が選考のオンライン対応をしています。また、昨年の調査と比較すると、全ての選考でオンライン対応を行っている企業は28%として、昨年よりも多くの企業がオンライン採用を導入しています。

参考:新卒採用に関する調査

就活生もこの現状に合わせ、企業の採用動画を視聴することが当たり前になりつつあります。このように、今では採用活動における「採用動画」は、欠かせないコンテンツだと言えるでしょう。

そこで本記事では、採用動画の種類やその効果、制作のポイントについて解説します。あなたの企業でも採用動画を活用し、自社の魅力発信やコストダウンを行いませんか。

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  • 採用動画の2つ役割と得られる効果
  • 採用動画の効果を高める工夫点
  • 効果的な採用動画の事例

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採用動画とは?コンテンツの種類を紹介

採用動画とは?コンテンツの種類を紹介

採用動画には、自社の魅力を求職者にアピールしてエントリーにつなげる役割と、採用コストを下げるという2つの役割があります。自社の魅力アピールについてはさまざまな内容が考えられ、その中でもオーソドックスな例を以下に挙げます。

動画の種類 目的
企業紹介 自社の仕事内容や、企業理念を説明する
社員インタビュー 実際に働く社員へのインタビュー、リアルな声を発信する
オフィスツアー オフィスや作業場、働いている様子を見せる

これらの種類を組み合わせ、5分〜10分の動画を制作することで、自社の魅力をアピールしていきます。いずれも求職者にとって企業の理解が深められる内容であり、求職者の就職活動に大きな影響を与えるはずです。

また採用コストを抑えるという役割もあります。

コロナ禍以前は対面式での説明が主流でしたが、2020年以降はオンラインでの採用動画の配信が一般的となってきました。オンラインでの採用活動が一般化され、対面式よりも採用にかかるコストが下がってきています。この点については、のちほど詳しく解説します。

なお採用動画の種類については、以下の記事でも詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

採用動画の活用で得られる6つの効果・メリット

 採用動画の活用で得られる6つの効果・メリット

採用動画を活用することで、次のメリットが得られるでしょう。

  • 1:イメージ向上を図れる
  • 2:圧倒的な情報量を伝えられる
  • 3:求職者に自社を印象づけられる
  • 4:コスト削減につながる
  • 5:ミスマッチが起きづらい
  • 6:認知度向上を図ることができる

それぞれ解説します。

1:イメージ向上を図れる

イメージ向上を図れるという点は採用動画のメリットです。従来のテキスト情報だけでは伝えきれない、企業の雰囲気や文化、働く人々の様子を、動画でリアルに表現することで、より魅力的な企業イメージを構築できます。

例えば、企業理念やビジョンを社員インタビューと共に紹介することで、企業の想いを明確に伝えられます。その結果、求職者からの共感を得られるだけでなく、働く人々の表情や声を通して、活気ある社風や温かい人間関係をアピールできます。

また、オフィス環境や福利厚生などの職場環境を動画で紹介することで、求職者に働きやすいイメージを与えることも可能です。

2:圧倒的な情報量を伝えられる

動画は音声・映像・テキスト・図解など多様な情報を一度に伝えられるため、採用活動において有利に働きます。

たとえば採用動画では、会社の雰囲気や社員のインタビューを映像や音声で配信が可能です。また仕事内容や募集要項などのテキスト情報を映像とともに表示することで、わかりやすく求職者に伝えられます。

求職者は動画を通して、自分が働いたときのイメージが想像でき、会社に対する理解も深まるでしょう。

3:求職者に自社を印象づけられる

動画で自社の魅力を伝えることは、情報だけでなく「感情」も伝えることが可能です。

映像には話している役員や先輩社員の表情・声のトーン、そして音楽なども含まれるため、求職者に対して感情的な訴求を行えます。企業理念やビジョンを伝える動画であれば、アップテンポな音楽を使うことで「活気のある企業」という印象づけができるでしょう。

動画は情報量だけでなく、より感情的な訴求ができるという面でも、採用活動において有効なツールとなります。

4:コスト削減につながる

採用動画は一度制作すれば繰り返し活用できるため、コスト削減につながります。 対面式の会社説明会では、以下のようなコストが発生していました。

  • 会場使用費
  • 資料の印刷費
  • 運営スタッフの人件費
  • 参加者の交通費

上記のようなコストが不要になるため工数が削減され、コストカットにつながるのです。

また動画を活用すると、採用コストの削減にも役立ちます。

採用動画は繰り返し視聴できるため、社内の雰囲気や社員が働く様子を正しく理解してもらえるはずです。何度も動画を視聴し、慎重に検討したうえでエントリーしてもらえば、早期退職の可能性も減らせます。結果としてミスマッチが減り、採用コストの削減にもつながるでしょう。

ミスマッチの予防は採用コストだけでなく、採用後の社員教育費や福利厚生費のムダも省けるため、大きなコストカットにつながります。

なお動画による採用コストの削減については、以下の記事でより詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

5:ミスマッチが起きづらい

採用動画の効果としてミスマッチが起きづらいという点もあります。業理念や社風、仕事内容などを動画で具体的に伝えることで、求職者は入社前に企業が自分に合っているかどうかをより正確に判断することができます。

入社後のミスマッチとして多いものが、想定していた仕事内容と異なっていたという点です。ミスマッチを防ぐために、動画内で実際の業務風景をリアルに紹介することで、求職者に具体的なイメージを持ってもらうことが可能です。

また、社員インタビューを通して、働く人々の価値観や考え方を紹介することで、企業文化への理解を深め、入社後のギャップを減らすことができます。

6:認知度向上を図ることができる

採用動画を活用することで、企業の認知度向上を効果的に図ることができます。動画は、視覚と聴覚に訴える力を持つため、求職者の記憶に残りやすく、企業のブランディングにも大きく貢献します。特に、SNSや求人サイトで動画を活用することで、より多くの人々に企業の存在を広めることができ、潜在的な求職者にもアプローチできます。

さらに、動画の内容が魅力的であれば、視聴者がシェアして、話題にすることで、自然な形で口コミ効果が生まれます。こうした拡散効果により、今までリーチできなかった層にも企業の情報が届き、結果として認知度が向上します。

このように動画は瞬時に多くの情報を届けるため、求職者にとっても印象に残りやすく、企業に対する興味を引き出す重要なツールであるといえるでしょう。

採用動画の効果をデータをもとに解説

採用動画の効果をデータをもとに解説

採用動画は企業側にとってメリットが大きい一方、求職者にとって本当に「効果的な訴求」となっているのでしょうか。

ここでは採用動画の効果を「視聴数」「志望決定への影響度」の2つの観点で見ていきます。

就活生は採用動画を視聴している

転職エージェントサイトの「career ticket」が就活生300人にアンケートを行った結果、70.7%(212人)が「就職活動で採用動画を視聴したことがある」と回答しています。

参考:career ticket「就職活動におけるスマートフォン活用と採用動画に関する調査」

また視聴した動画の内容の上位3つは、以下のとおりでした。

  1. 会社紹介・事業説明
  2. 職種紹介
  3. 社員インタビュー

この結果から、就活生の多くが「どのような会社か知りたい」と採用動画を参考にしていることがわかります。

一方で、就活生が「視聴したいと思う採用動画の内容」の上位3つは以下となっています。

  1. 会社紹介・事業説明
  2. 職種紹介
  3. 社員1日の流れ

3位の「社員の1日の流れ」が「視聴した内容にはないが、見てみたい内容」であるとわかります。自社の魅力を伝えるためにも、ぜひ動画に取り入れたい内容です。

就活生は採用動画を見て志望度を高めている

前述した、採用動画による志望度の変化についての調査では、動画視聴後に「志望度がかなり高まった」「高まった」と回答した学生は、69.4%です。

また「採用動画が選考参加や内定承諾の決め手になった」と回答した学生は、45.3%となっています。「決め手とならなかった」が24.5%であることから、採用動画は一定の効果があると言えるでしょう。

これらの結果から、就活生は採用動画を見て志望度を高め、会社説明会やエントリーを行うと考えられます。

効果を最大化させる採用動画の制作のコツ

効果を最大化させる採用動画の制作のコツ

企業における採用動画の効果を最大化させるには、制作の際に以下のコツを意識しましょう。

  • 就活生・求職者目線に立つ
  • 採用動画のゴールを明確にする
  • 理想と現実の両面を見せる

それぞれのコツについて詳しく解説していきます。

就活生・求職者目線に立つ

就活生・求職者目線に立つことは、採用動画の効果を最大化させるために意識すべきコツです。採用動画は、企業にとって自社をアピールする場であると同時に、求職者にとっては企業選びの重要な情報源です。

ノーテッド株式会社が2023年の5月に発表した「採用動画の効果的な活用方法に関する実態調査」によると、就活生が採用動画で志望度がアップするコンテンツとして選んだ1位は「現場での仕事の様子」です。

続いて、2位に「福利厚生や制度の紹介」、3位に「オフィスの様子」、4位に「社員インタビュー」とランクインしています。

ノーテッド株式会社「採用動画の効果的な活用方法に関する実態調査」

引用:ノーテッド株式会社「採用動画の効果的な活用方法に関する実態調査」

動画制作においては、こうした求職者のニーズを常に意識し、彼らの目線に立って内容を構成することが重要です。

採用動画のゴールを明確にする

採用動画の効果を高めるためには、事前の準備も大切です。採用動画を制作する前に、まずは動画の目的を明確にする必要があります。

採用動画には以下のような目的があります。

  • 企業イメージの向上
  • ブランド認知度の向上
  • 特定の職種への採用強化
  • 新卒採用への応募促進
  • 中途採用への応募促進

これらの目的によって動画の内容や構成は大きく変わってきます。

目的やゴールを明確にすることで、ターゲットとなる求職者層に合わせた効果的な動画を制作することができます。

また、既に働いている社員向けの離脱防止や意欲のアップに動画を活用するケースもあります。

このように、企業や組織が自社の社員に対して行うブランディングをインナーブランディングと呼びます。

インナーブランディングの成功事例や動画の活用方法については、以下の記事でも紹介しています。

理想と現実の両面を見せる

採用動画の効果を高めるには、理想と現実の両面を見せることもコツのひとつです。採用動画は、企業の良い面ばかりをアピールするものではありません。

企業の理念やビジョン、仕事内容、社風、福利厚生など、良い面だけでなく、働く上で大変なことや課題なども正直に伝えることが重要です。

例えば、長時間労働や休日出勤が多い場合は、その事実を隠すのではなく、どのように取り組んでいるのかを説明することで、求職者との信頼関係を築くことができます。

また、労働の対価として高い収入が得られることを伝えるのもよいでしょう。就活生のなかには、残業が少なく有給のとりやすいホワイト企業を目指す人もいますが、一方で、ワークライフバランスよりも高収入を目指す人もいます。

多種多様な働き方に向き合って、企業と求職者の両方にメリットをもたらすことが大切です。そのためには、理想と現実の両面を見せることで、入社後のギャップを減らし、ミスマッチを防ぎましょう。

採用動画の効果をさらに高める4つのポイント

 採用動画の効果をさらに高める4つのポイント

効果的に採用動画を制作するためには、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  • ポイント1:盛り込む内容を事前に精選する
  • ポイント2:魅力だけでなくリアルな面も伝える
  • ポイント3:SNSで拡散しやすい動画にする
  • ポイント4:採用動画のトレンドを意識する

それぞれ解説していきます。

ポイント1:盛り込む内容を事前に精選する

まず大切なことは「求職者が求めている内容と、自社がアピールしたいポイントを選別する」ことです。

求職者の求める内容が入っていなければ、動画を最後まで見てもらえません。よくある失敗が「経営者の信念」に動画時間の多くを割いた結果、すぐに離脱されるケースです。

もちろん経営理念は大切な情報ですが、求職者にとっては「仕事内容」や「社員の働き方」も重要であり、欠かせない内容となります。

反対に求職者の求める内容だけにしてしまうと、ミスマッチにもつながる可能性があります。動画を制作する前に、求職者が知りたい内容と自社のアピールポイントを整理して、構成を決めておきましょう。

動画制作の目的と構成が決まれば、スムーズな動画制作に移れるはずです。

ポイント2:魅力だけでなくリアルな面も伝える

自社の魅力を伝えて動画を終えたいところですが、自社の持つ課題も伝えることで、誠実さや情報の信頼性が増します。

たとえば「現在はオンラインでの個人向け販売はしていませんが、ECサイトの構築向けてプロジェクトに着手しています」といった内容があれば、発展性が感じられます。

社員がどれだけ「すばらしい会社です」と言っていたとしても、中には「言わされているのでは?」と感じる求職者もいるでしょう。しかしリアルな側面も伝えることで、求職者も「本当のことを伝えてくれている」と感じるはずです。

ポイント3:SNSで拡散しやすい動画にする

SNSによって拡散されれば、より多くの求職者にリーチできます。FacebookやInstagramなどのSNSだけではなく、YouTubeのような動画配信プラットフォームでも、採用動画は視聴されます。

また、TikTokで採用活動を行う企業も多く、採用のトレンドのひとつと言えるでしょう。

SNSで拡散されるためには、たとえば以下のような工夫が考えられます。

  • 縦型動画を制作する
  • エッセンスを抜き出したショート動画を制作する
  • 熟練した社員のスキルが見える動画を制作する

制作した採用動画にひと工夫を加え、SNSでの拡散を狙いましょう。なおSNSを活用した動画については、以下の記事でも解説しています。

ポイント4:採用動画のトレンドを意識する

採用動画の効果をさらに高めるためには、最新のトレンドを意識することが重要です。トレンドを取り入れた動画は、視聴者の興味を引きやすく、結果的に視聴回数やエンゲージメントの向上につながります。

例えば、短い尺でテンポよく情報を伝えるショート動画や、縦型動画など、近年人気の形式を取り入れることで、スマホでの視聴に適した採用コンテンツになるでしょう。また、映像表現やBGMの選び方にも最新の流行を反映させることで、より若年層の求職者にアピールできる可能性が高まります。

さらに、トレンドを意識することは、企業が時代の流れに敏感であることを示すことにもつながるでしょう。これにより、求職者に対して「今」や「未来」を大切にする企業としての印象を与え、信頼感や好感度を高める効果も期待できます。ただし、過激な動画は炎上の懸念もある点がデメリットです。そのため、トレンドを意識した動画制作は、ただ目新しいものを追いかけるだけでなく、企業の魅力を効果的に伝えるための手段として活用することが大切です。

採用動画の費用相場

採用動画の費用相場

採用動画の費用相場は、一般的に50万円~200万円です。ただし、動画の長さや表現方法、キャスティングやロケ地の手配の有無によっても異なります。

なお、動画尺ごとの一般的な採用動画の費用相場を一覧で紹介します。

採用動画の長さ(動画尺) 採用動画制作の費用相場
1分以内 50万円~100万円
3分 70万円~200万円
5分 70万円~270万円
10分 100万円~250万円
30分以上 300万円~

採用動画の費用相場について、詳しくは以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

採用動画の事例5選

採用動画の事例5選

ここでは、実際に採用動画がどのように制作されているか、以下5つの事例をとりあげます。

  • 事例1:クックパッド株式会社
  • 事例2:GMOインターネットグループ株式会社
  • 事例3:株式会社UZUZ
  • 事例4:株式会社くらコーポレーション
  • 事例5:株式会社アズ企画設計

なお、事例1〜4は弊社制作の事例ではありませんが、採用動画の参考となりますのでご覧ください。

事例1:クックパッド株式会社

クックパッド株式会社は、企業のイメージである「料理」のシーンをベースにしながら、働く社員のインタビューを動画にしています。

引用:Cookpad 2018新卒採用ムービー/クックパッド株式会社

役員のインタビューでは、会社が大切にしている企業理念が語られるため、方向性が明確に伝わります。

また若手社員のインタビューもあり、なぜクックパッド株式会社で働こうと思ったか、どのような働き方をしているかがわかります。

社内の雰囲気が伝わってくるので、就活生にとって「自分が働いた時のイメージ」が湧きやすいでしょう。

事例2:GMOインターネットグループ株式会社

GMOインターネットグループ株式会社は、採用動画のひとつとしてオフィスツアーの動画を公開しています。

引用:GMO kitaQ(北九州オフィス)|GMOインターネットグループ株式会社

この採用動画はオフィスツアー形式になっており、会社がある北九州の雰囲気や社内の設備が細かく映し出されます

実際に働いている社員の様子からは、自由な服装で楽しそうに仕事をする姿が伝わるため、働きやすさが感じられるはずです。

また求職者の働くメリットが具体的に提示されています。

たとえば、オフィスで本格的なドリンクや出来立てのランチが提供され、無料で利用できることがわかります。やりがいだけでなく、働きやすさも企業の魅力のひとつなので、このような魅力紹介も入れたいところです。

事例3:株式会社UZUZ

株式会社UZUZは、ひとりの社員にフォーカスした採用動画を公開しています。

引用:株式会社UZUZ

入社9年目の女性社員へのインタビュー形式動画です。

当時の副社長との出会いから、ニューヨークでのリモートワークをしている現在まで、仕事のやりがいや様子をリアルに知ることができます。

メリットだけでなく、大手企業と比較した場合の「福利厚生面の弱さ」も隠さず話しており、内容の信頼性がアップします。テロップも挿入されていて、求職者の環境によらず視聴できる工夫にも注目です。

事例4:株式会社くらコーポレーション

くら寿司として知られる、株式会社くらコーポレーションの仕事紹介動画です。

引用:くら寿司 動画 『仕事紹介』

こちらは全編アニメーションで、セリフもなく躍動感のあるBGMで演出されています。

新入社員を主人公にして、入社から働く中で成長していく姿を描いており、アニメーションならではの面白い動画で、テンポのよいストーリーが特徴です。アニメーションなので属人性がないため、主人公に感情移入がしやすく、誰でも「自分もこのような成長ができるかも」と想像するはずです。

事例5:株式会社アズ企画設計

株式会社アズ企画設計の新卒・中途採用むけの採用動画です。

事例:新卒・中途採用動画アニメーション

こちらはくら寿司と同様、アニメーションで制作した採用動画です。くら寿司のような面白い動画という印象とは異なり、アニメーションで優しさや信頼感を訴求しています。

プレゼンテーション形式の構成になっており、具体的な仕事内容をイメージできるように仕上げています。弊社が制作した動画で、自社の魅力が伝わるようムダを省いたシンプルな演出となっています。その他の採用動画の事例については以下の記事も参考にしてください。

また採用動画の制作については、以下でも詳しく解説しています。

採用・リクルート動画制作の詳細はこちら

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また、ムビサクでは動画制作に関する無料相談も実施しています。相場よりも安い費用で制作が可能なため、自社の予算に合った最適な企画内容を提案できます。制作コストにお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

採用動画の外注費用を抑える方法

採用動画の外注費用を抑えるには、以下のような方法がおすすめです。

  • なるべく短い動画にまとめる
  • 過去の素材を再利用する
  • 複数の用途に対応した動画を制作する

それぞれの費用を抑える方法について紹介します。

なるべく短い動画にまとめる

採用動画の外注費用を抑えるためには、動画の長さを短くまとめることが重要です。一般的に、動画が長くなるほど制作にかかるコストは上がります。しかし、採用動画では短い時間で的確にメッセージを伝えることが求められるため、ムダな部分を省いて必要な情報だけを整理することが大切です。

たとえば、1〜2分程度の短い動画であれば、視聴者の集中力を保ちながら効果的に企業の魅力を伝えることができます。動画の長さをコンパクトに抑えることで、撮影や編集の工数が減少し、全体的な外注費用を大幅に削減することが可能です。

また、SNSやWEBサイトでの配信においても短い動画は視聴者にとっても負担が少なく、拡散しやすいというメリットもあります。費用を抑えつつ、質の高い動画を制作するためには、あらかじめ動画の長さを考慮しながら企画を進めて、効率的な制作を意識していきましょう。

過去の素材を再利用する

外注費用を抑えるもうひとつの効果的な方法は、過去に制作した動画や写真、図などの素材を再利用することです。新たに全てを制作するのではなく、既存の素材を活用することで、撮影や編集の時間を短縮でき、結果的に費用削減につながります。

例えば、以前に作成した企業紹介動画や、社内イベントの映像など、企業の魅力を伝えるのに役立つシーンをピックアップして再編集することが可能です。これにより、新たな外注依頼を最小限に抑えつつ、メッセージ性を維持した動画を作成することができます。

さらに、素材を再利用することで一貫したブランドイメージを保ちながら、視聴者に対して企業の安定した価値観や文化を伝えることができる点もメリットです。過去のリソースを効果的に活用し、コストを削減することは、採用活動全体の費用を抑えることにもつながります。

複数の用途に対応した動画を制作する

外注費用を抑えるためには、複数の用途に対応した採用動画を制作することも有効です。例えば、同じ動画を使ってSNSや採用ページ、求人サイトなど、異なるプラットフォームで利用できるように企画してみましょう。別々に動画を制作する必要性がなくなり、結果として外注費用を大幅に削減することが可能です。

具体的には、SNS向けには短めのダイジェスト版の動画、WEBサイト向けにはフルバージョンの動画など、編集によってバリエーションを作ることで、ひとつの素材を多角的に活用できます。また、動画の内容も、採用に特化したメッセージだけでなく、企業文化やビジョンを伝える要素を含めることで、長期的に使用できる汎用性の高いコンテンツの制作につながります。

このように、さまざまな用途に対応する動画をあらかじめ企画して作成することで、効率的に外注費用を抑えつつ、効果的な採用活動を展開することが可能になります。

採用動画の効果に関するよくあるご質問

採用動画の効果についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

採用動画とは何ですか?
採用動画とは、企業が求職者に向けて作成する動画です。企業の概要、事業内容、社風、仕事内容、社員の声などを映像や音声で伝えることで、求職者が企業をより深く理解し、応募を検討してもらうことができます。
動画選考の目的は何ですか?
動画選考の目的は、応募者の人物像をより深く理解し、選考の精度を高めることです。応募者は、動画で自分の言葉で自己PRや志望動機を伝えることができます。これにより、面接官は、応募者の性格や思考力、コミュニケーション能力などをより具体的に評価することができます。
動画マーケティングの効果は何ですか?
動画は、テキストや画像よりも多くの情報を視覚的に伝えることができ、視聴者の記憶に残りやすいという特徴があります。そのため、動画マーケティングは、認知度向上や理解度向上、興味喚起、購買意欲向上、ブランドイメージ向上、エンゲージメント向上に効果的です。

まとめ

採用動画は情報量が多くて効果的

ここまで採用動画が企業と求職者いずれにとってもメリットが大きいことを紹介してきました。
もう一度、採用動画の効果・メリットについてまとめておきます。

  • 1:イメージ向上を図れる
  • 2:圧倒的な情報量を伝えられる
  • 3:求職者に自社を印象づけられる
  • 4:コスト削減につながる
  • 5:ミスマッチが起きづらい

情報量が多い動画は、テキストと比べて感情が伝わるというよさもあるため、求職者に強く印象付けられます。自社の魅力アピールの方法としては、非常に有効な手段となるでしょう。ミスマッチの予防にもつながるため、総合的に見てコスト削減につながるというメリットもあります。

なお、採用やリクルートにおける動画の効果について、もう少し詳しく知りたい方は以下でも解説していますので、ご覧ください。

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