コラム

展示会動画の費用相場はいくら?安く抑えるポイントや外注・制作の手順を紹介

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

展示会動画の費用相場はいくら?安く抑えるポイントや外注・制作の手順を紹介

企業のプロモーション活動や商談の機会創出として、展示会における動画の活用が盛んになっています。限られたイベント期間のなかで、商品やサービスの魅力を効果的に伝えるためには、動画は最適なツールといえるでしょう。

しかし、動画制作にはどのくらいの費用がかかるのか、どのように制作を進めればいいのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、展示会動画の費用相場と、安く抑えるポイント、外注や制作の手順について詳しく解説します。ぜひ、この記事を参考にして展示会を成功させましょう。

動画制作サービス「ムビサク」では展示会・イベント動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

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  • 展示会動画の形式と費用相場
  • 展示会動画にかかる費用の内訳
  • 展示会動画の制作費用を抑えるポイント

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展示会動画の必要性

展示会動画の必要性

展示会動画は、来場者に対して商品やサービスの魅力を効果的に伝える手段として必要不可欠です。

インパクトのある映像やナレーションを通じて、商品やサービスの特徴をわかりやすく説明することで、来場者への理解を深めるとともに、興味を引きつけることができます。

さらに、動画はSNSやウェブサイトなどで活用することで、展示会後のプロモーションにも役立ちます。結果として、展示会の成果を最大化し、企業のブランディングやマーケティング戦略に大きな効果をもたらします。

なお、展示会動画の必要性やメリットについては、こちらの記事も参考にしてください。

展示会動画の形式

展示会動画の形式

展示会ブースにて用いられる動画にはさまざまな形式があります。ここでは、以下の3つの形式について詳しく解説します。

  • 商品紹介形式
  • サービス紹介形式
  • 会社紹介形式

それぞれ実際に用いられた動画も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

商品紹介形式

事例:ギフトやノベルティの商品紹介動画

商品紹介形式の動画では、商品の特徴や使用方法、メリットを具体的に説明し、視覚的に訴えることで来場者の関心を引きます。また、実際に使っているシーンや、お客様の声のインタビューを掲載することで、実際の使用感を伝えることができます。

なお、商品紹介形式の動画について、以下の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

サービス紹介形式

事例:新サービスの展示会プロモーション動画

サービス紹介形式の動画は、提供するサービスの内容やメリット、導入事例を通じて、サービスの価値や魅力をわかりやすく伝えます。視覚的な要素を加えることで、サービスの理解を深めやすくして、ブースに足を止めるきっかけになります。

サービス紹介形式の動画について、以下の記事で事例を掲載しています。ぜひ参考にしてください。

会社紹介形式

事例:不動産査定システムのサービス紹介動画

会社紹介形式の動画は、出展している会社自体を知ってもらう役割があります。会社名やサービス名を覚えてもらう動画や、企業の歴史、理念、実績を紹介する動画があります。来場者に信頼感を与えて、企業文化にも親近感を持たせることができます。

なお、会社紹介形式の動画については、以下の記事で成功事例をまとめています。ぜひ参考にしてください。

費用を抑えて展示会向けの動画を制作するのであれば、弊社が提供するムビサクがおすすめです。ムビサクには展示会動画の豊富な制作実績があります。

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展示会動画の形式別の費用相場

展示会動画の形式別の費用相場

展示会動画の費用相場は、一般的に40万円~200万円です。しかし、表現方法や動画尺、動画の形式によって異なります。

表現方法としては、主に実写動画とアニメーション動画があります。撮影を伴わないアニメーション動画のほうが比較的安価に制作できます。

また、動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の展示会動画の費用相場の目安は以下の料金表のとおりです。

動画尺 展示会動画の費用相場
1分 40万円~100万円
3分 60万円~100万円
5分 80万円~150万円
10分 100万円~200万円
30分 200万円~300万円

なお、ここからは、形式別の目安費用について詳しく解説します。

商品紹介形式の費用相場

商品紹介形式の動画の費用相場は、一般的に30万円~100万円程度です。ただし、動画尺によって費用は異なります。

動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の商品紹介形式の動画の費用相場の目安は以下の料金表のとおりです。

動画尺 商品紹介形式の動画の費用相場
1分 50万円~100万円
3分 70万円~120万円
5分 70万円~150万円
10分 80万円~150万円
30分 100万円~200万円

上記の料金表には、基本的な撮影、編集、ナレーション、そしてシンプルなアニメーションやグラフィックが含まれますが、撮影の技術やロケ地の手配でも費用は大きく異なります。

また、より具体的な商品のデモンストレーションを含む場合や、複数のロケ地やスタジオでの撮影が必要な場合は、費用が高くなる傾向にあります。さらに、高度なCGや3Dアニメーションを使用する場合や、専門的な技術を必要とする場合には、費用は100万円を超えることも珍しくありません。

加えて、プロの俳優や有名人を起用する場合には、出演料が加算されるため、総費用はさらに高くなる可能性もあるでしょう。このように、商品紹介形式の動画の費用は様々な要因によって変動するため、制作会社との綿密な打ち合わせが必要です。

サービス紹介形式の費用相場

サービス紹介形式の動画の費用相場は、一般的に30万円~100万円程度です。ただし、動画尺によって費用は異なります。

動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合のサービス紹介形式の動画の費用相場の目安は以下の料金表のとおりです。

動画尺 サービス紹介形式の動画の費用相場
1分 50万円~100万円
3分 70万円~120万円
5分 70万円~150万円
10分 80万円~150万円
30分 100万円~200万円

サービス紹介形式の動画の制作費用も、動画の内容や技術的な要素、制作の規模によって大きく変わります。

シンプルな内容のサービス紹介動画の場合は、比較的安価に抑えることができ、基本的な撮影、編集、ナレーション、簡単なアニメーションやグラフィックの作成が含まれます。

しかし、サービスのメリットや導入事例を具体的に紹介するために、お客様の声インタビューや実際にサービスが利用されている現場での撮影を追加する場合には、費用は大きくかさむことが想定されます。

さらに、高度なCGや3Dアニメーションを使用したインパクトのある映像で、サービスの特徴を表現する場合は、費用は100万円以上になることもあります。

また、特定のターゲットや市場に合わせて柔軟にカスタマイズが必要な場合もあるでしょう。たとえば、海外向けに展開するサービスであれば、複数の言語バージョンで制作する必要まるため、追加費用が発生します。

会社紹介形式の費用相場

会社紹介形式の動画の費用相場は、一般的に10万円~200万円程度です。ただし、動画尺によって費用は異なります。

動画尺が1分・3分・5分・10分・30分の場合の会社紹介形式の動画の費用相場の目安は以下の料金表のとおりです。

動画尺 会社紹介形式の動画の費用相場
1分 30万円~80万円
3分 40万円~100万円
5分 40万円~120万円
10分 50万円~150万円
30分 100万円~200万円

上記のように、会社紹介形式の動画の制作費用は幅広く、企業の規模や紹介する事業内容、制作にかかる工数によっても大幅に変わっていきます。

たとえば、企業の歴史、理念などを具体的に紹介するために、経営者や社員へのインタビューを掲載することもあります。ロケ地やスタジオの手配、カメラマンやインタビュアーの人件費などもかかるため、費用がかさむ傾向にあります。

また、インパクトのある高度なCGや3Dアニメーションを用いて、企業のビジョンや将来の計画を表現する場合には、100万円以上になることも多いでしょう。

さらに、海外で開催される展示会に出展も検討している場合や、海外の商談相手に向けて出展している場合には、英語や中国語など多言語で動画を作っておく必要もあり、追加費用がかかってしまいます。

なお、低価格でハイクオリティな展示会動画を制作するのであれば、弊社が提供するムビサクがおすすめです。ムビサクには展示会動画の豊富な制作実績があります。

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展示会動画の費用の内訳

展示会動画の費用の内訳

展示会動画の制作にかかる費用の内訳として、「企画費」「人件費」「諸経費」があげられます。

  • 見積もり額=企画費+人件費+諸経費

展示会向けの動画では、動画の形式や動画尺、表現方法によって、費用が大きくかかります。そのため、あらかじめ予算を決めておいて、予算内でできる方法を見つけることが大切です。

動画制作の相場については、以下の記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

企画費

企画費は展示会動画制作の初期段階で発生する費用で、コンセプトの立案や台本や絵コンテの作成、全体の構成を決定するために必要です。

具体的な内容としては、アイデア出しやリサーチ、企画書の作成などが含まれます。この段階でしっかりとした計画を立てることで、後の制作がスムーズに進行し、クオリティの高い動画を制作する基盤が築かれます。

人件費

人件費は、動画制作に関わるスタッフの賃金や報酬を指します。ディレクター、カメラマン、編集者、ナレーター、アニメーターなど、それぞれの専門職の方に支払われます。

高い技術や経験を持つプロの方を起用することで、質の高い動画が完成しますが、それに伴って費用も上昇します。また、プロの俳優や声優を起用する場合、その出演料も加算されます。

諸経費

諸経費は、撮影や制作に必要な各種費用を含みます。具体的には、撮影機材のレンタル費用やスタジオの使用料、交通費、衣装や小道具の購入費などが該当します。

また、編集ソフトやエフェクトの使用料、音楽のライセンス料も含まれます。これらの費用は、撮影場所や制作内容によって大きく変動するため、諸経費を適切に管理することで、予算内で高品質な動画を制作することが可能になります。

展示会動画の制作費用を抑えるポイント

展示会動画の制作費用を抑えるポイント

展示会動画は、予算を超えて、思わぬ費用になってしまうこともあります。ここでは、展示会動画の制作費用を抑えるために、以下のポイントについて紹介します。

  • 動画尺を短く抑える
  • 自社の社員に出演してもらう
  • アニメーション動画で表現する

動画尺を短く抑える

展示会動画の制作費用を抑えるためには、動画の尺を短くすることが効果的です。短い動画は撮影や編集にかかる時間が少なくなるため、全体の制作コストが削減されます。

加えて、来場者の注意を引きつけやすく、メッセージをわかりやすく伝えることができます。また、展示会では、来場者が多くの情報を短時間で処理する必要があるため、シンプルでインパクトのある短い動画が好まれる傾向にあります。

そのため、企画段階で重要なポイントを絞り込み、不要なシーンを削ることで、コストを抑えつつ高品質な動画を制作することが可能です。

自社の社員に出演してもらう

展示会動画の制作費用を抑えるためには、自社の社員に出演してもらうこともおすすめです。プロの俳優やモデルを起用する場合、出演料がかかりますが、社員を起用することでそのコストを大幅に削減できます。

さらに、社員が出演することで、企業に対する親近感や信頼感が高まり、来場者に対してよりリアルな共感を与えることができます。

また、社員は自社の商品やサービスについて詳しいため、自然な表現で魅力を伝えることができる点も大きなメリットです。事前に打ち合わせやリハーサルを行うことで、プロ並みの仕上がりに近づけることも可能です。

アニメーション動画で表現する

展示会動画の制作費用を抑えるために、実写動画ではなくアニメーション動画を用いることも効果的です。アニメーション動画は、撮影場所や機材、出演者にかかるコストを削減するだけでなく、柔軟な表現が可能で、複雑なコンセプトやメッセージをわかりやすく伝えることができます。

例えば、製品の内部構造やサービスの流れをわかりやすく説明するために、アニメーションを活用することができます。また、初期の制作コストはかかるものの、修正やバージョンアップが比較的容易で、長期的には費用対効果が高い手法ともいえるでしょう。

加えて、アニメーションはブランドのイメージに合わせたデザインができるため、一貫性のあるプロモーションが可能となります。

なお、低価格でハイクオリティな展示会動画を制作するのであれば、弊社が提供するムビサクがおすすめです。ムビサクには展示会動画の豊富な制作実績があります。

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商品紹介形式の展示会動画事例

商品紹介形式の展示会動画の事例として以下の企業を紹介します。

  • ラッキー工業株式会社
  • 株式会社コーユービジネス

ここで紹介する動画はすべてムビサクで制作されたものです。それぞれの動画の特徴についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ラッキー工業株式会社

事例:展示会イベント用商品紹介動画

ラッキー工業株式会社は、抱っこひもを中心にベビー商品を開発するメーカーです。展示会で新商品をプロモーションするための動画として制作しました。

当時は商品のプロトタイプしかなく宣材写真の用意もない状況でした。そのため、アニメーション動画でゼロからオリジナルイラストを制作して、抱っこひもがある場合とない場合の比較を表現した点がポイントです。

株式会社コーユービジネス

事例:展示会ブースでの商品紹介動画

株式会社コーユービジネスが提供する「ロジスグラス」はAR技術を活用したスマートグラスで、物流業務の効率化に貢献できる商品です。

展示会では、商品の認知度拡大を目的として、物流業界が直面している課題や問題点と解決策である「ロジスグラス」の機能やメリットを、アニメーション動画で表現しています。

物流業務に大きな変化をもたらすことをダイナミックな映像で表現している点もポイントです。

サービス紹介形式の展示会動画事例

サービス紹介形式の展示会動画の事例として以下の企業を紹介します。

  • 株式会社シービーティー
  • 株式会社まほろば工房

ここで紹介する動画はすべてムビサクで制作されたものです。それぞれの動画の特徴についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

株式会社シービーティー

事例:DX推進サービスの紹介動画

株式会社シービーティーは、クラウド型の収支管理システムである「プロカン」を提供しています。

展示会でのサービス紹介を目的として、ターゲットとなる収支管理に課題を感じる企業に対して、経営の見える化、直感的なUI、承認ワークフロー、労力の削減といった特長を伝えています。また、場面切り替えやアニメーションを用いて飽きのこない映像にしている点もポイントです。

株式会社まほろば工房

事例:展示会ブースでのデジタルサイネージ動画

株式会社まほろば工房は、クラウド自動通報サービス「Symphony Call」を提供しており、展示会ブースで流すプロモーション動画として制作しています。

BtoBサービスでお悩みを解決するストーリー構成として、動画では「Symphony Call」が緊急通報を24時間自動で代行し、多彩な通知方法がある点をわかりやすく説明しています。

また、誰でも簡単に導入できる点や、料金設定がシンプルである点も含めて紹介することで、ブースに足を止めるきっかけにしています。

会社紹介形式の展示会動画事例

会社紹介形式の展示会動画の事例として以下の企業を紹介します。

  • オイレス工業株式会社
  • 株式会社ForestEye

ここで紹介する動画はすべてムビサクで制作されたものです。それぞれの動画の特徴についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

オイレス工業株式会社

事例:カーボンニュートラルとSDGsの取り組み動画

オイレス工業株式会社は、オイルレスベアリングや免震・制震装置を提供するメーカーです。近年の環境問題への課題から、カーボンニュートラルとSDGsへの取り組みを盛んに行っています。

製品の認知度拡大以外にも、企業のイメージアップやブランディングとして、環境問題に対する取り組みを紹介した動画になっている点がポイントです。

株式会社ForestEye

事例:林業向け展示会でのサービス紹介動画

株式会社ForestEyeが提供する森林解析サービス「ForestEye」は、森林を伐採する前の説明資料や伐採を業者に見積もり依頼をする際の根拠となるデータ作成を支援するサービスです。

林業をテーマにした大型の展示会への出展を控えており、サービスについて興味を持ってもらうことが目的です。そのため、森林組合や自治体、林業に携わる企業の方に向けてシンプルでわかりやすい構成に仕上げました。

また、展示会向けの動画の事例には、上記のほかにもさまざまな種類がありますので、ぜひ以下の記事をご覧ください。

なお、低価格でハイクオリティな展示会動画を制作するのであれば、弊社が提供するムビサクがおすすめです。ムビサクには展示会動画の豊富な制作実績があります。

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展示会動画を外注する手順

展示会動画を外注する手順

展示会動画を制作会社に外注するには、大きく以下の3つのステップで進みます。

  • step1:目的・予算・納期の検討
  • step2:制作会社と打ち合わせ
  • step3:提案書と見積書の提出

ここでは、それぞれの手順について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

step1:目的・予算・納期の検討

展示会動画を外注する際の最初のステップは、動画制作の目的、予算、納期を明確にすることです。

動画の目的は、商品の紹介や企業のブランディング、新製品の発表などさまざまですが、目的によって動画の内容やスタイルが決定されます。

予算については、全体のコストを見積もり、どの程度の費用を動画制作に投資できるかを明確にします。

納期も重要な要素であり、展示会の開催日に間に合うように逆算してスケジュールを設定します。

これらの要素を事前に検討することで、制作会社との打ち合わせがスムーズに進み、無駄のない効果的な動画制作が実現できます。

step2:制作会社と打ち合わせ

次に行うべきは、制作会社との打ち合わせです。まず、信頼できる制作会社を選定し、コンタクトを取ります。打ち合わせでは、事前に検討した目的、予算、納期について詳しく説明します。

さらに、動画のコンセプトやターゲットとなる来場者、希望するデザインなど、具体的に相談しておきましょう。

この段階では、制作会社の担当者と密にコミュニケーションを取り、相互に理解を深めることが重要です。そして、制作会社からもアイデアや提案を受けることで、新たな方向性が見えてくることもあるでしょう。

また、過去の制作事例を確認し、制作会社の技術力やスタイルが自社のニーズに合っているかを確認しておくことも大切です。

step3:提案書と見積書の提出

最後に、制作会社から提案書と見積書を受け取ります。

提案書には、打ち合わせで話し合った内容をもとに、具体的な動画のコンセプトやシナリオ、制作スケジュールが記載されます。これにより、動画の完成イメージを明確に把握することができます。

見積書には、動画制作にかかる費用が記載されており、予算内に収まるかどうかを確認するために重要です。

提案書と見積書を慎重に検討し、不明点や追加の要求があれば、改めて制作会社と相談しましょう。最終的な合意を得て、正式に制作を依頼する準備が整います。

このステップを経ることで、期待通りの高品質な展示会動画を確実に制作することが可能となります。

なお、制作会社の見積もり項目については、こちらの記事も参考にしてください。

展示会動画の制作手順

展示会動画の制作手順

展示会動画の制作は、主に以下のステップで進みます。

  • step1:ヒアリング
  • step2:企画・構成
  • step3:撮影・制作
  • step4:動画編集
  • step5:納品・公開

ここでは、効果的に制作をするポイントも踏まえて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

step1:ヒアリング

展示会動画の制作手順の最初のステップは、制作会社からのヒアリングです。この段階では、ニーズや目標について相談して、動画の目的やターゲット視聴者、期待する効果などを明確にします。

また、予算や納期、動画のデザインについても具体的に話し合います。

ヒアリングを通じて、展示会動画における要望を正確に理解してもらうことで、最適な提案や制作方針を決定してもらうことができます。しっかりとしたヒアリングは、後の制作過程でのトラブルを防ぎ、スムーズな進行を可能にします。

step2:企画・構成

ヒアリングで得た情報をもとに、次のステップとして企画や構成を作ります。この段階では、動画の具体的なコンセプトやシナリオを策定し、全体の構成を決定します。

絵コンテやストーリーボードを作成し、各シーンの詳細を描き出すことで、動画の流れや伝えたいメッセージを明確にします。

また、必要なリソースや撮影場所、出演者などもこの段階で確定します。企画や構成がしっかりと固まることで、撮影・制作の段階がスムーズに進み、期待どおりの高品質な動画制作が可能となります。

step3:撮影・制作

企画や構成が固まったら、実際の撮影や制作に進みます。この段階では、プロのカメラマンやディレクター、出演者が現場に集まり、計画に基づいて撮影を行います。

照明や音響、カメラアングルなど細部にまでこだわり、映像を収録します。撮影現場では、ディレクターが中心となって全体の進行を管理し、クライアントの意図に沿った映像が撮れるよう調整を行います。

また、撮影を伴わないアニメーション動画では、イラストや図の制作が進みます。そのため、このステップは、動画の品質を左右する重要なフェーズともいえるでしょう。

step4:動画編集

撮影や制作が完了したら、次に動画編集の段階に入ります。ここでは、撮影した映像素材を整理し、選別した上で編集ソフトを使用してひとつの動画にまとめます。

不要な部分をカットし、シーンのつながりやリズムを整え、わかりやすく魅力的な映像に仕上げます。

また、必要に応じてナレーションや音楽、効果音を追加し、全体の完成度を高めます。フィードバックを受けながら修正を重ね、最終的な確認を経て完成版を作成します。そのため、編集は動画のクオリティを左右する重要なプロセスです。

step5:納品・公開

動画編集が完了したら、最終段階として納品と公開に進みます。完成した動画は、クライアントに対して指定された形式で納品します。

納品後、最終確認を経て、展示会でモニターやデジタルサイネージで公開の準備を行います。公開に向けたプロモーション計画もこの段階で立て、YouTubeやSNSを用いた効果的な情報発信にも役立ちます。

また、開催後の反響やオンライン上の視聴データを分析し、次回以降の制作に役立てるフィードバックを収集することも大切です。そのため、納品や公開は、動画制作の成果を実際に活用するための重要なステップといえるでしょう。

展示会動画の費用に関するよくあるご質問

展示会動画の費用についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

展示会に出展するにはどうすればいいですか?
展示会に出展するには、まず出展する展示会を選び、主催者に連絡して出展申込書を提出します。次に、ブースのデザインや展示内容を計画し、必要な準備を行います。展示物の搬入やブース設営、スタッフの手配も重要です。また、展示会当日に向けたプロモーション活動も忘れずに行いましょう。
展示会にかかる費用はいくらくらいですか?
展示会にかかる費用は、規模や場所、出展する展示会によって異なりますが、一般的には出展費用とブースの施工費が主要な出費です。出展費用は、数10万円~100万円程度のものが多くあります。ブースの施工費は、中小規模であれば数10万円から100万円程度、大規模な展示会では数100万円以上かかることもあります。
展示会で得られるものは何ですか?
展示会で得られるものは、新規顧客や商談の機会があげられます。製品やサービスを多くの潜在顧客に直接紹介できるため、名刺交換や新規顧客の獲得が期待できます。また、既存顧客との関係を深める機会にもなり、市場の最新動向や競合他社の情報を得ることができます。

まとめ

展示会動画は来場者の足を止めてスムーズに商談や契約につなげる

展示会動画は、来場者の足を止めて、スムーズに商談や契約につなげるために必要不可欠です。商品やサービスの紹介から、会社自体のブランディングまで幅広く活用できます。

展示会動画の制作にかかる費用相場は、一般的に40万円~200万円です。しかし、表現方法や動画尺、動画の形式によって異なります。

そのため、事前に目的や予算を決めて、短いメッセージにまとめることで、費用を安く抑えることも可能です。

なお、低価格でハイクオリティな展示会動画を制作するのであれば、弊社が提供するムビサクがおすすめです。ムビサクには展示会動画の豊富な制作実績があります。

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