リクルート・採用動画コラム

新卒採用には「仕事紹介動画」がおすすめ!応募が集まる求人向けの動画制作のコツ

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船木 佑哉

<動画事業部 部長>

新卒採用には「仕事紹介動画」がおすすめ!応募が集まる求人向けの動画制作のコツ

企業の新卒採用を担当される方のなかには、「新卒採用に動画を活用したいが、イメージが湧かない!」ということや、「就活生の印象に残るような、かっこいい採用動画を作れないだろうか?」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

DXがすすむ昨今では、企業説明や採用募集などあらゆる場面で動画コンテンツが活用され、その重要性は日々増しています。本記事では、新卒採用に動画を活用したい方に向けて、5つの事例を紹介します。すべて実際の動画を引用しながらポイントを紹介しますので、イメージが湧きやすいはずです。

また動画制作で取り入れたいシーンや制作までのステップも解説しますので、あわせてご覧ください。

動画制作サービス「ムビサク」では採用動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

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  • 新卒採用で仕事紹介動画を活用した事例
  • 新卒採用に仕事紹介動画を活用するメリット
  • 新卒採用向け仕事紹介動画の作り方と流れ

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新卒採用で仕事紹介動画を活用した事例5選

新卒採用で仕事紹介動画を活用した事例5選

ここでは、以下の5つの動画活用事例をとりあげ、注目すべきポイントとともに紹介していきます。

  • 清水建設株式会社
  • TeNY(株式会社テレビ新潟放送網)
  • 株式会社MJE
  • 大分県警察
  • 株式会社アズ企画設計

それぞれ詳しく見ていきましょう。

なお前半4つの事例は弊社が作成した動画事例ではなく、5つめの「株式会社アズ企画設計」が弊社作成の動画を活用した事例となります。

活用事例1:清水建設株式会社

清水建設株式会社の新卒採用動画です。

「働く『人』が魅力」という清水建設のよさが伝わるように、若手社員2名の声を入れながら制作されています。新卒社員のリアルな声が冒頭に入れられており、どのような思いで働いているか知ることが可能です。

またカット割も細かく、多数の社員が同じ「人が魅力」という言葉を繰り返すことで、企業の理念が自然と伝わるように設計されています。ドローンを活用した俯瞰するカットもあり、「かっこいいシーン」が学生をひきつけるはずです。

引用:【清水建設】土木系新卒採用ムービー「シミズノヒト」

活用事例2:TeNY(株式会社テレビ新潟放送網)

TeNY(テレビ新潟)の2024年卒向けの採用動画です。

テレビ局の制作した動画ということもあり、撮影テクニックである「ぼかし」の効いたインタビューカットが多数使われています。ぼかしを使い、人物だけにピントを合わせることで、背景がぼやけて見えなくなるため、視聴者の視線を誘導することが可能です。

新卒採用されて数年以内の若手社員が出演し、やりがいのある仕事について語っており、その言葉を穏やかなBGMが引き立てています。

テレビ局の仕事は、アナウンサーなど表舞台のスタッフをイメージしがちです。しかし、TeNYではシステムエンジニアや制作スタッフ、子育て世代のお母さんスタッフなど多様な働き方を知ることが可能です。手持ちカメラで少しブレる画面が臨場感を出しており、生き生きした職場の様子がわかります。

引用:TeNY2024卒 採用動画

活用事例3:株式会社MJE

株式会社MJEの新卒採用に用いる会社紹介動画です。

スライドとアニメーションを使い、仕事内容をイメージしやすいよう工夫された映像がテンポよく流れます。

またナレーションだけではなく、短くまとめられたテロップも挿入されており、文字を読むことで集中して動画が視聴できます。ただ映像を見せるよりも、テロップの文字を読ませることで、学生にメッセージを伝えられるでしょう。

引用:株式会社MJE 会社紹介ムービー

活用事例4:大分県警察

大分県警察の2024年採用募集動画です。

大分県警察はショート動画を制作して採用募集を行っており、YouTubeには「ベテラン警察官編」「女性警察官編」の2本がアップロードされています。

どちらも16秒と短いながら、取り上げられている警察官のストーリーが見える内容になっており、投稿1ヶ月で2本合計5.7万回の再生回数です。

セリフはなく、写真とテロップにBGMを組み合わせたシンプルな動画ですが、警察らしい凛とした雰囲気が伝わってきます。

引用:【大分県警察】採用募集動画 ~ベテラン警察官編~

上記の動画は、ベテラン刑事の「警察魂」のような思いが伝わってきます。一方で下に挙げる動画は、若い警察官ならではの「熱い志」が伝わってくる動画です。

引用:【大分県警察】採用募集動画 ~女性警察官編~

活用事例5:株式会社アズ企画設計

株式会社アズ企画設計の新卒・中途採用動画です。

事例:新卒・中途採用動画アニメーション

アニメーションを使ったプレゼンテーション型の動画で、何をしている会社なのか短い時間で理解できます。「変化」のナレーションに合わせてイラストが変化するといった、シンプルながら伝わりやすい工夫がされており、学生にとってストレスを感じさせません。

こちらの動画は弊社の制作実績のひとつで、企業のブランディングにもつながる完全オリジナルの動画となっています。弊社では企画から構成案作成まで無料で提供しており、他社と比較して安価な費用で制作が可能です。

リクルート用の動画制作について興味がありましたら、以下もあわせてご覧ください。

採用・リクルート動画制作の詳細はこちら

また、弊社では無料で動画に関する相談を行なっていますので、下記からお気軽にお問い合わせください。

新卒採用に仕事紹介動画を活用するメリット

新卒採用に仕事紹介動画を活用するメリット

新卒採用・リクルート向けに動画を活用することは、求職者だけでなく企業側にもメリットがあります。ここでは、以下の3つについて解説します。

  • コスト削減につなげられる
  • さまざまな媒体に掲載できる
  • 細かいニュアンスが伝えられる

メリット1:コスト削減につなげられる

新卒採用に動画を活用することで、オンラインで説明が完結させられるため、コストの削減につながります。

対面で新卒者向けの説明会を実施する場合、人件費や会場費、新卒者への交通費支給など、かなりのコストが必要となるでしょう。このようなコストを一気に削減できるため、大幅なコスト削減につなげられます。

「対面でないと熱意が伝わらない」という反論も考えられますが、就職白書によれば、過半数の学生が「説明会はWEBのほうがよい」と答えています。対面でなければならないという考え方は、過去のものとなっている可能性が高いようです。

参考:就職みらい研究所「就職白書2023」データ集 p.10

また、動画を作ることで採用フローの見直しにもつながります。採用動画の制作以外にも、オンライン面接の導入や選考のデジタル化が進むことで、コストの削減につながるでしょう。

参考:理系学生の採用単価はどれくらい?│人材採用サービス比較のピタリク

メリット2:さまざまな媒体に掲載できる

動画を1本制作すれば、大きなコストをかけず、他の媒体へも活用することが可能です。

たとえばショート動画であれば、YouTube、TikTok、Instagramのリール動画にも投稿できます。もちろんプラットフォームごとの動画サイズやテイストに応じた加工が必要ですが、一から作り直すコストと比較すれば、かなりの工数を削減できるでしょう。

動画配信が難しかった10年前であれば、全国の各都市で毎回同じ内容を話す必要があり、コストも掛かっていました。デジタルは作業工数を減らせる点においてメリットが多いので、新卒採用向けの動画だけでなく広告など、あらゆる分野で活用が可能です。

なおショート動画の制作については、以下の記事が参考になるので宜しければご覧ください。

メリット3:細かいニュアンスが伝えられる

動画は、写真やテキストに比べて圧倒的に多くの情報を伝えられるため、雰囲気や温度感など細かなニュアンスを伝えられます。

とくに働いている先輩たちの様子や話し方を動画で見ることで、言葉にはあらわれない意欲や社風を感じ取れるでしょう。このような情報は就職先を検討するうえで、大切な判断材料となるはずです。

動画は細かいニュアンスが伝えられるため、企業と求職者のミスマッチを防ぐことも期待できます。

新卒採用向け仕事紹介動画の制作で入れたいシーン

新卒採用向け仕事紹介動画の制作で入れたいシーン

デジタルネイティブと呼ばれる今の新卒世代は、動画コンテンツの視聴が日常化しているため、インパクトがある動画を作る必要があるでしょう。しかし、インパクトだけで企画を考えると重要な情報が欠けたままになりかねません。

ここでは、新卒採用の動画にできる限り入れたい3つのシーンを紹介します。

1:新卒採用された先輩のインタビュー 動画・座談会

多くの新卒採用向け動画では、新卒で働く数年先輩のインタビューや座談会のシーンが挿入されています。

先輩社員の姿は、新卒の学生にとって数年後の自分の姿となって見えるため、非常に重要な判断要素となるでしょう。 もし先輩社員が生き生きとインタビューに答えていれば、やりがいのある成長できる職場だと感じられます。

新卒採用の動画を制作する場合、新卒入社して間もない社員のインタビューは必ず入れたほうがよいでしょう。

ただし、1人だけのインタビューでは主観的な感想に過ぎないと感じさせる恐れもあるため、少なくとも2人以上の声を入れることをおすすめします。

2:働いている人や職場の風景

職場の様子はカットを多くして伝えることも可能ですが、より洗練された動画にしたい場合は、ドローン撮影も活用してはいかがでしょうか。

株式会社エクストリンクのオフィス動画では、ドローンによる撮影を行うことで、ワンカットで職場の雰囲気を伝えることに成功しています。

引用:株式会社エクストリンク オフィスドローン映像

職場の全景を広角レンズで撮影しようとすると、どうしても魚眼レンズのように画面端が歪んでしまいます。小型ドローンの普及が進んだ現在なら、働く人の姿をとらえながら職場を移動して撮影が可能です。

3:図解やアニメーションを使った説明

イラストの図解やアニメーションを使うことで、実写の動画よりも情報が絞れるため、視聴者にとって理解しやすくなる可能性があります。

実写は臨場感ある動画にしやすい反面、見る人によって注目するポイントが微妙にズレることがあります。しかしイラストを使い、注目してほしい箇所だけアニメーションで動かせば、視聴者の視線を自然に集めることが可能です。

アニメーションの制作は自社で行うのは難しいかもしれませんが、自社スタッフの工数を減らせるという面では、メリットにもなるでしょう。弊社でもアニメーションを用いた動画制作が可能です。以下では、アニメーションやイラストを使った採用動画のメリットなどについても詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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また、無料で見積もりを行なっておりますので、興味がありましたら以下よりご相談ください。

新卒採用向け仕事紹介動画の作り方と流れ

新卒採用向け仕事紹介動画の作り方と流れ

新卒採用向けの動画を作るには、以下のステップを踏みましょう。

  • ステップ1:目的をヒアリングする
  • ステップ2:ターゲットにあわせて企画する
  • ステップ3:素材を撮影・制作する
  • ステップ4:動画を編集する
  • ステップ5:納品された動画を配信する

ステップ1:目的をヒアリングする

新卒採用にむけた動画制作は、制作会社とのヒアリングから始まります。ヒアリングの段階では、企業の魅力や伝えたいメッセージや、対象となる学生のイメージについて詳しく聞き取ります。

さらに、動画の活用目的や希望する表現方法、動画尺の長さなどの具体的な要件も確認します。ヒアリングの過程を通じて、企業のビジョンやブランドイメージを反映した新卒採用向けの動画を制作できるでしょう。そのため、ヒアリングは、単に情報を収集するだけでなく、信頼関係を築く大切な時間でもあり、効果的な新卒採用につながる動画の制作へ導きます。

ステップ2:ターゲットにあわせて企画する

ヒアリングの内容をもとに、具体的な企画と構成を立てていきましょう。企画の段階では、伝えたいストーリーを明確にし、効果的な表現方法を検討します。

例えば、職場の雰囲気を伝えるために新卒で働く先輩社員へのインタビューを取り入れるのもよいでしょう。1日の仕事の流れを紹介することで、学生も自分ごと化しやすくなります。

また、アニメーション動画であれば20代の応募者が好むイラストやBGMを選定してみましょう。実際に学生にアンケートをしてみたり、若手社員に相談してみたりすることもおすすめです。

ステップ3:素材を撮影・制作する

企画と構成が固まったら、実際の撮影やイラストなどの素材制作に進みます。実写動画であれば、企業のオフィスや工場、支店など、リアルな現場での撮影がメインとなる場合が多いです。プロのカメラマンやディレクターが連携し、質の高い映像を収めていきます。自然な表情や雰囲気を引き出すために、スタッフや出演者とのコミュニケーションも欠かせません。

アニメーション動画であれば、グラフの作成もおすすめです。社員の平均年齢や有休消化率など、具体的な数字データをわかりやすく表現してみましょう。

ステップ4:動画を編集する

素材をもとに、編集作業を進めます。撮影した映像の選定からカット、BGMやテキストの挿入、色調補正まで細かな作業が多くあります。また、アニメーション動画では、イラストや図の動きとナレーションを組み合わせて調整してきます。

合同説明会などのイベントにおける新卒採用の動画では、スピード感やインパクトのあるメッセージが求められます。視聴者である学生が最後まで見たくなるような表現を加えていきましょう。また、企業のブランドイメージに沿ったテイストを反映することで、より一貫性のある仕上がりが実現します。

ステップ5:納品された動画を配信する

編集が完了した動画データが納品されます。必要に応じてファイル形式やフォーマット、解像度を調整し、WEBサイトやYouTube、SNSなどのプラットフォームで配信できる状態にします。

なお、最近では、TikTokやYouTubeショート、Instagramリールなど縦型のショート動画で納品を希望されるケースも多くあります。横型の動画を縦型に編集することも可能ですが、素材が見切れてしまうこともあるので、事前に相談しておくことがおすすめです。

もし、公開後に新卒採用の募集要項の変更や社員の退職などで、動画に修正が必要になった場合は、依頼した動画制作会社に相談してみましょう。比較的安価に修正を対応してもらえることも多いので、最新の情報にあわせて調整しましょう。

また、それぞれのステップにおける動画制作のコツについて知りたい方は、以下の記事が参考になります。

新卒採用で応募を増やす仕事紹介動画を制作するコツ

新卒採用で応募を増やす動画を制作するコツとして以下のような点があげられます。

  • コツ1:自社のオリジナリティを盛り込む
  • コツ2:Z世代のトレンドを理解する
  • コツ3:魅力だけではなくリアルな面も伝える

コツ1:自社のオリジナリティを盛り込む

新卒採用向けの動画を制作する際には、自社ならではのオリジナリティをしっかりと表現することが重要です。企業文化や理念、社員の個性を映し出すことで、応募者に対して他社とは異なる魅力をアピールできます。

例えば、社員の日常や業務の様子をリアルに紹介したり、チームの雰囲気が伝わるシーンを取り入れたりすることが効果的です。また、自社の価値観や働き方を短い時間で伝えるためには、ストーリー性のある構成を意識することがポイントです。

コツ2:Z世代のトレンドを理解する

新卒採用では、応募対象となるZ世代の価値観やトレンドを深く理解することが欠かせません。Z世代は、ビジュアルやテンポの速さを重視する傾向があり、動画でも視覚的な魅力が求められます。そのため、カラフルでダイナミックな演出や、SNSでよく見られる形式を取り入れることで、親近感を生むことができます。

また、Z世代は社会的な意義や持続可能性に敏感であるため、会社の環境活動や社会貢献の取り組みを動画内でアピールするのも効果的です。さらに、スマホで見やすい縦型のショート動画のような短形式を採用することで、関心を引きやすくなります。

コツ3:魅力だけではなくリアルな面も伝える

新卒採用の動画では、会社の魅力を伝えることだけに焦点を当てるのではなく、現実的な部分もきちんと伝えることが信頼につながります。例えば、社員の本音インタビューを取り入れることで、ポジティブな面だけでなく課題や逆境を乗り越えたエピソードを共有することができます。その結果、会社に対する具体的なイメージが伝わり、応募者が自分の将来をより現実的に描きやすくなります。

なお、理想を語るだけの動画は一時的な興味を引くことはできても、入社後のギャップから早期退職の増加にもつながってしまうこともあります。企業のひたむきな姿勢を見せることで、応募者にとって信頼感のある企業として映るでしょう。

新卒採用動画のよくあるご質問

新卒採用動画についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

採用動画の傾向はありますか?

近年、採用動画の傾向としては「実際に働く社員の様子をよりリアルに伝える」という点があります。例えば、社員の顔を出したインタビュー形式の動画や、1日の業務の流れを映した動画を作ることで、働き方をイメージしやすくなります。また、企業理念などの抽象的な内容はアニメーションで表現されることも多いです。

採用動画の役割は何ですか?

採用動画の役割は、企業と求職者の関わりを強めることです。動画を用いて企業の魅力を伝えることで、求職者はその企業をより深く知りたいと考えます。また、入社後のギャップを防いで、離職率の改善にもつながります。そのためには、企業の理念やビジョン、社風、働き方、社員の顔、会社説明会の様子などを伝えましょう。

採用ホームページの効果は何ですか?

採用ホームページは、企業の採用活動において、求職者の集客や選考を効率化するための有効なツールです。採用ホームページを作成することで、企業は、自社の魅力や求人情報を24時間365日公開することができます。また、求職者と企業が双方向にコミュニケーションをとることができるため、効率的な採用活動につながります。

まとめ

新卒採用に動画を活用することでコスト削減や多くの情報を学生に伝えられる

新卒採用に動画を活用することで、コスト削減や多くの情報を学生に伝えられるメリットがあります。

以前は対面での企業説明会や就職相談会が当たり前でしたが、コロナ禍から動画を活用した就職活動が当たり前になりつつある現状です。その中で効果的に動画を使って学生にリーチできれば、お互いのミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。

より詳しいリクルート動画の制作情報は以下にも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

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