コラム

効果的な動画バナーの作り方!メリット・デメリットと成果を出すコツを解説

この記事の監修者アイコン

この記事の監修者

船木 佑哉

<動画事業部 部長>

効果的な動画バナーの作り方!メリット・デメリットと成果を出すコツを解説

WEBサイトにアクセスした人に対して、効果的に訴求するのに役立つのがバナー広告です。バナー広告を出稿するときに、動画を使用すればより訴求力が高まります

そこで、この記事ではバナー広告に動画を使用する方法や効果的な動画広告を制作するために押さえておきたいコツを紹介します。より効果的なバナー広告を出稿するためにも、一通りチェックしておくとよいでしょう。

バナー広告に動画を使用すると、閲覧するユーザーが増えたり、内容にストーリー性を持たせられたりといったさまざまなメリットがあります。ポイントを押さえて出稿することで、大きな効果に期待できるでしょう。

動画制作サービス「ムビサク」では動画広告・SNS動画広告の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。

ムビサクの動画広告・SNS動画広告制作について詳しく知りたい方はこちら

  • 動画を用いたバナー広告の効果
  • 動画をバナー広告に活用するメリットとデメリット
  • 効果的な動画バナーの作り方

動画制作でこんなお悩みありませんか?

  • 動画制作を考えているがどうすればよいかわからない
  • 急いで動画を作りたいが方法がわからない
  • 高品質な動画を制作したいが自社では難しい…

\ スピーディーに高品質な動画を作るならムビサク /

無料で相談・問い合わせる

バナー広告とは?

バナー広告とは

バナー広告はWEBサイト上に掲載される広告のひとつで、各WEBサイトの広告枠に画像や動画の形で表示されます。WEBサイトには他にもテキストベースの広告が掲載されますが、バナー広告はテキスト広告に比べて視覚に訴えられるのが特徴です。

中にはアクセスしたユーザーの興味・関心にあわせて広告を表示する運用もあるため、より高い効果に期待できるでしょう

なお、WEBサイト以外にもフリーソフトやスマホアプリの広告枠に表示されるものをバナー広告と呼ぶこともあります。こちらもソフトウェアユーザーに効果的にアプローチできるものといえるでしょう。

動画バナー広告は効果的

動画バナー広告は効果的

バナー広告は静止画やスライドショーを使用したものというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?しかし、実際にはバナー広告に動画も使用できます

動画は画像とは異なり動きがあるため、WEBサイトにアクセスしたユーザーの目にとまりやすいといえるでしょう。動画を利用したバナー広告を適切に運用すれば、画像をメインにしたものに比べて宣伝効果を高められます。

Supership株式会社の調査によると、静止画広告と比べて、動画広告では広告認知が約1.6倍に増えたという結果も出ています。

参考:動画広告の効果的な活用方法 #Japan IT Week 関西 講演レポート

なお、動画広告の効果性については、以下の記事でも詳しく解説しています。バナー広告以外にも動画広告を活用したいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

動画バナー広告を活用する3つのメリット

動画バナー広告を活用する3つのメリット

動画を活用したバナー広告を出稿するメリットを詳しく見ていきましょう。主なメリットは以下の3つなので、これらに魅力を感じる人は積極的に活用することをおすすめします。

  • 多くのユーザーにアプローチできる
  • 情報量を増やせる
  • ストーリー性を含められる

ここでは、それぞれの魅力について詳しく解説します。

多くのユーザーにアプローチできる

動画を使ったバナー広告は、WEBサイトへアクセスしたユーザーに表示されます。そのため、YouTubeなどの動画サイトで動画を視聴した際にのみ流れるインストリーム広告などと違い、多くのユーザーにアプローチが可能です。

YouTubeの利用者数自体は、前年比30%のペースで伸びてはいるものの、一般的なWEBサイトに掲載できるバナー広告のほうがアプローチできる対象が広いといえます。

参考:YouTube が人気な理由とは│Think with Google

普段、インターネットで動画コンテンツを見ないユーザーにも広告動画を見てもらえるので、より高い広告効果が期待できるでしょう。

情報量を増やせる

動画の大きな特徴のひとつが、「情報量が多い」というものです。テキストベースの広告であれば「テキスト」、画像ベースの広告であれば「テキスト+画像」の組み合わせですが、動画であれば「映像+音声+テキスト」という3つの要素を含められます。

情報量が多いため、短時間で多くの情報を伝えやすいのが魅力といえるでしょう。WEBサイトにアクセスしたユーザーが時間をかけて広告をチェックする可能性が低いことを考えると、「短時間で多くの情報を伝えられる」という動画広告は相性がよいといえます。

参考:文字から画像、そして動画へ

ストーリー性を含められる

広告に動画を使用すると、ストーリー性を含められます。たとえば、以下のような一連の流れをひとつの動画に盛り込めるでしょう。

  1. 問題提起
  2. 解決策の提示
  3. 商品紹介
  4. 導入後のビジョン紹介

ストーリー性を含めることで、より説得力がある仕方で宣伝したい商品のメリットを紹介できます。自社製品を使用する前後でどのような違いがあるのかを示せば、より購買活動につなげやすくなるでしょう。

動画バナー広告を活用する3つのデメリット

動画バナー広告を活用する3つのデメリット

一方、バナー広告に動画を利用する際には覚えておきたいデメリットがいくつか存在します。ここでは、とくにデメリットになりがちな3つの要素を紹介します。

  • 制作するのに手間がかかる
  • 最後まで視聴してもらえないリスクがある
  • クオリティや質に左右されやすい

動画を活用したバナー広告を制作するときは、それぞれどのようなデメリットなのかを意識しておくことが大切です。これらのデメリットを補うにはどのようにすればよいかを考えれば、より効果的な広告を制作できるでしょう。

制作するのに手間がかかる

テキストや静止画をベースとした広告に比べ、動画広告は制作に多くの手間がかかります。映像素材を準備して編集し、音響効果を追加する必要があるため、制作工数が増えがちです。

そのため、制作に多くの時間やコストがかかる点に注意しましょう。予想以上に手間やコストがかかり、思ったように制作が進まなかったり、コストパフォーマンスが悪くなったりする可能性も考えられます。

動画広告の制作費については、以下の記事で詳しく解説しています。制作を検討していてコストが気になっている人は、ぜひあわせてチェックしてみてください。

最後まで視聴してもらえないリスクがある

動画広告はある程度の時間をかけて情報を提供しているメディアなので、最後まで視聴してもらうことで伝えたい情報をすべて伝えられます。しかし、最後まで視聴してもらえないこともあるでしょう。

WEBサイトにアクセスしたユーザーは広告を見ることを目的としているわけではありません。そのため、本来の目的から逸脱したバナー広告を最後まで見てもらいにくいといえるでしょう。

広告の場合、必要な情報をコンパクトに盛り込みつつも、短い動画に仕上げることが大切です。

クオリティや質に左右されやすい

動画のクオリティが商品のイメージそのものに影響するため、一定のクオリティを確保する必要があります。クオリティが低い動画広告を出稿すると、宣伝している商品そのものがチープな印象になり、視聴者の購入意欲を削いでしまうでしょう。

動画広告の効果を高めたいのであれば、クオリティを意識することが大切です。自社制作で望んでいるクオリティの動画を制作できないときは、プロの制作会社に任せるのもひとつの方法です

ムビサクでも、動画広告の制作を実施しています。以下で詳細に案内していますので、ぜひ確認してみてください。

動画広告・SNS動画広告制作の詳細はこちら

制作に関する質問がある人や、より詳しい情報を知りたい人は以下からお問い合わせください。

効果的な動画バナーの作り方

効果的な動画バナーの作り方

ここからは、動画を活用したバナー広告を作るときの手順を紹介します。主に以下の4ステップに分けられるため、ここで一通り確認しておきましょう。

  1. 要件定義する
  2. 構成を考える
  3. 映像素材を用意する
  4. 動画を仕上げる

それぞれの段階ごとにどのように制作を進めていけばよいかを解説します。初めて動画広告に挑戦する場合など、制作に関して何らかの悩みを抱えている人はぜひチェックしてみてください。

ステップ1:要件定義する

最初に、どのような動画を制作するかを定めます。この段階で明確に定めておきたい要素は以下の3つです。

  • 伝えたいメッセージ
  • 動画の長さ
  • 動画の解像度

より効果的な動画広告にするためにも、伝えたいメッセージはひとつに絞りましょう。伝えたいメッセージが複数盛り込まれていると、視聴者にとっては何がメインのメッセージなのかを理解しにくくなります。

動画の長さは最後まで視聴してもらえる程度にし、解像度は出稿先にあわせて決めることが大切です。

ステップ2:構成を考える

動画の要件が定まったら、具体的な構成を考える段階に移りましょう。この段階では、どのような映像素材を使用するのか、ストーリーの流れをどうするのかなどを考えます。

ここで決めた構成にしたがって制作が進むため、動画全体の構成やトンマナ、映像素材の組み合わせ方などを細かく決めておくとよいでしょう。これらの要素を明確に定めておくことで、制作中に軸がブレることを防げます。

ステップ3:映像素材を用意する

使用する映像素材が決まったら、構成にしたがって必要なものを用意しましょう。アニメーション映像やスライドショーなど、構成によって使用する映像素材はさまざまです。

ただし、バナー広告では使用できる動画の解像度がそこまで高くないため、あまり細かいものにすると見にくくなります。動画内にテキストを多数配置したり、細かい部分まで作り込むのは逆効果です。

ひと目見ただけで記憶に残るような、インパクトのある動画を制作したほうが目に留まりやすく効果が高まるでしょう。

ステップ4:動画を仕上げる

使用する映像素材がすべてそろったら、編集して1本の動画として仕上げます。構成に従って映像素材を並べ、エフェクトや音響などを加えます。バナー広告では音響を使用しないことが多いため、編集作業の負担は比較的少ないでしょう。

複数の映像素材を組み合わせる場合にトランジションを追加するなど、エフェクトの追加や解像度の調整、色の調整などがメインの作業です。

バナー広告以外の動画広告の種類

バナー広告以外の動画広告の種類

動画を使用できる広告はバナー広告だけではありません。他にも、以下の種類の広告で動画を活用できます。

  • インストリーム広告
  • インリード広告
  • リワード広告

動画広告に注力したいと考えているのであれば、バナー広告だけではなく上記の広告にも取り組むとよいでしょう。ここでは、それぞれの広告がどのようなものか、誰をターゲットにしているのかを解説します。

インストリーム広告

YouTubeなどの動画サイトなどにおいて、動画の冒頭や再生中に挿入される広告が「インストリーム広告」です。

インストリーム広告

引用:YouTube

視聴者が動画を再生するときや視聴中に挿入されるため、多くのユーザーに見てもらえるのが特徴です。再生数が多い動画の冒頭に挿入されることも多いため、高い効果に期待できるでしょう。

バナー広告に比べて長めの動画でも視聴してもらいやすいため、積極的に活用することをおすすめします。

インリード広告

インリード広告はWEBサイトの途中に挿入される広告で、その点ではバナー広告と似ています。しかし、アクセスしたユーザーがページをスクロールして挿入位置に到達してから再生されるのが、インリード広告の特徴です。

インリード広告

引用:Yahoo!

そのため、ページを読み込んだ時点から再生されるバナー広告とは異なり、最初から視聴してもらえるというメリットがあります。その分、バナー広告より効果が高くなると考えられるでしょう。

リワード広告

リワード広告はスマホゲームでよく用いられている手法で、広告動画を視聴して貰う代わりにアイテムなどの報酬を与えるタイプの広告です。

リワード広告

引用:Cookie Run: Kingdom

一般的に、スマホゲームでは動画を最後まで視聴することを報酬付与条件にしていることが多いため、最後まで見てもらいやすいのがメリットです。さらに、アイテムなどの報酬があるため、多くの人に見てもらえるのも特徴といえるでしょう。

参考:Google AdMob リワード広告ハンドブック

動画バナーで成果を出す3つのコツ

動画バナーで成果を出す3つのコツ

より効果的なバナー広告を制作するためにも、ここで紹介する3つのコツを押さえておくことをおすすめします。具体的な作り方を考えるときには、これらのポイントを常に意識しましょう。

  • 目的とターゲットを決めて決めておく
  • 掲載先の媒体とトンマナを合わせる
  • 動画の最初と最後でサービス名を伝える

動画広告の成果が上がらなくて困っている人や、これから出稿する人はぜひ確認しておいてください。

目的とターゲットを決めて決めておく

動画広告を制作すると決めたら、最初に目的とターゲットを決めておくとよいでしょう。目的とターゲットを決めるときには、以下のようにある程度具体的に決めることをおすすめします。

  • 最新技術に興味がある人に対して新たに開発したIoT製品を紹介する
  • 競合製品とどちらを購入するか迷っている人に対して自社製品の強みを紹介する

バナー広告用の動画は数秒から数十秒程度になるため、目的とターゲットに応じて最もアピールしたいポイントを簡潔に盛り込むのが基本です。

掲載先の媒体とトンマナを合わせる

自社サイトのランディングページや特定のメディアに掲載する場合は、掲載する媒体とトンマナをあわせましょう。バナー広告とはいえWEBサイトの一部を構成する要素であることには代わりないため、トンマナをあわせることで一体感がある仕上がりになります。

ただし、GoogleやYahoo!が提供しているディスプレイ広告ツールを使って広告出稿する場合は、どこのWEBサイトに掲載されるかを自分でコントロールできません。そのため、これに該当する場合はそこまで深く考える必要はないでしょう。

動画の最初と最後でサービス名を伝える

動画広告を出稿する目的は「宣伝」です。そのため、動画の最初と最後で宣伝したいサービス・商品の名称を明確に伝えましょう。特にバナー広告では最後まで見てもらえないことも多いため、動画の最初に盛り込むことが大切です。

必要に応じて「気になる人はこちらへ」などと自社のランディングページに誘導するのも効果的です。

動画バナーのよくあるご質問

動画バナーについてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

動画広告の強みは何ですか?
動画広告の強みは、視覚的にインパクトがあり、情報をわかりやすく伝える点です。動画は映像と音に加えて、ストーリー性があります。そのため、商品やサービスの特徴やメリットを明確に伝えることが可能です。また、動画広告は視聴者に共感を生みやすく、ブランド認知度向上や拡散性にも優れています。
動画広告の注意点は何ですか?
動画広告の注意点は、動画の尺を長くしすぎない点です。動画広告では、視聴者の関心を引きつける最初の数秒が重要になります。冒頭にキャッチフレーズを加えたり、商品名を伝えることで視聴者に興味を持ってもらうことが、スキップされずに最後まで視聴してもらえるコツです。
YouTubeバナーとは何ですか?
YouTubeバナーは、YouTubeチャンネルの上部に表示されるバナー画像です。YouTubeバナーを設置することで、チャンネルのブランディングにも役立ちます。そのため、視聴者にYouTubeチャンネルを覚えてもらうきっかけになります。
インバナー動画とは何ですか?
インバナー動画とは、ディスプレイ広告枠に配信される動画広告のことです。従来のディスプレイ広告は、静止画像やテキストのみの広告でしたが、インバナー動画では、動画を活用して商品やサービスの魅力を訴求することができます。商品やサービスの魅力をより効果的に訴求できて、認知度向上や理解促進にも効果的です。
動画広告とバナー広告の違いは何ですか?
動画広告とバナー広告の違いは、大きく「クリエイティブの形式」と「訴求する情報量」の違いの2つがあります。クリエイティブの形式の違いとしては、動画広告は動画を、バナー広告は静止画または動画を活用する点で異なります。訴求する情報量の違いとしては、動画広告はバナー広告よりも多くの情報量を訴求できます。
バナーデザインの目的は何ですか?
バナーデザインの目的は、大きく「認知度向上」「理解促進」「購買意欲の向上」があります。バナーは、WEBサイトやアプリに表示される小さな広告です。そのため、限られたスペースの中で、ユーザーの注意を引くデザインと、商品やサービスの魅力を効果的に伝えるクリエイティブが求められます。

まとめ

バナー広告に動画を使用するとより効果的

WEBサイトに広告を出稿する場合、バナー広告が一般的に用いられていますが、そこに動画を使用するとより効果的です。動画を活用したい場合は、バナー広告の特徴を押さえたうえで、短くて理解しやすく、目立つものを制作する必要があります。

動画広告の効果を高めるには、十分なクオリティのものに仕上げることが欠かせません。もし、自社で十分なクオリティの動画を制作するのが難しいと感じているなら、プロの制作会社を利用するのもひとつの方法です。

ムビサクでも広告動画の制作を行っていますので、気になる方はぜひ以下のページをご確認ください。

動画広告・SNS動画広告制作の詳細はこちら

制作のご依頼やその他の問い合わせは以下で受け付けています。

この記事の監修者

コラム検索

コラムカテゴリ

03-5909-3939

10:00~19:00(土日祝日除く)

お問い合わせ