Instagramには日常のひとときやキャンペーンの告知などを気軽に発信できる「ストーリーズ」という機能があります。24時間で自動的に消えるという特徴から、「とりあえず投稿してみよう」というライトな使い方ができますが、実はユーザーとの距離を縮める有効なツールとしても注目されています。
しかし、似たような機能に見える「リール」や「フィード投稿」、「YouTubeショート」や「TikTok」とは何が違うのでしょうか。この記事では、Instagramのストーリーズの基本的な見方と使い方から、他機能との違いや活用のポイントまで、わかりやすく解説します。
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- Instagramのストーリーズとリールやフィード投稿との違い
- Instagramのストーリーズを投稿するメリット・デメリット
- Instagramのストーリーズを効果的に投稿・加工するポイント
目次
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無料で相談・問い合わせるInstagramのストーリーズとは?

Instagramのストーリーズとは、写真や動画を24時間限定で公開できる投稿機能のことです。フィード投稿のようにプロフィールに残り続けるコンテンツとは異なり、一時的に発信したい内容やラフな日常のシーンなどを手軽にシェアする場として活用されています。
例えば、カフェでのランチ風景をその場でアップしたり、イベントの舞台裏を少しだけ見せたりと、肩肘張らずにコンテンツを届けられるのが特徴です。閲覧者も気軽にタップで次々と見ていけるため、短時間で多くの情報を受け取れる点も魅力です。
Instagramのストーリーズとリールの違い
Instagramのストーリーズとリールはどちらも動画を中心とした投稿が可能ですが、目的や雰囲気に違いがあります。ストーリーズは日常の一瞬を切り取るような内容が多く、24時間で消えるため気軽に投稿できます。
一方でリールは、短い動画を使って魅せることに特化して、編集や音楽の演出によって拡散を狙いやすい形式です。例えば、ストーリーズで新作商品の裏側を見せつつ、リールで使用感をテンポ良く紹介するなど、用途を分けるとより効果的です。
なおInstagramのリールについてはこちらの記事も参考にしてください。
Instagramのストーリーズとフィード投稿の違い
Instagramの投稿形式にはいくつかの種類がありますが、ストーリーズとフィード投稿は特に使い分けが重要です。ストーリーズは時間限定で表示され、気軽に見てもらえます。
一方で、フィード投稿はプロフィール上に残り続けるため、アカウントのブランディングやポートフォリオのような意味合いを持ちます。例えば、イベント当日の雰囲気をストーリーズで伝え、完成した商品や写真はフィードでじっくり見てもらうなどの使い分けが効果的です。
InstagramのストーリーズとYouTubeショートの違い
InstagramのストーリーズとYouTubeショートは、どちらも短尺動画を扱う点では似ていますが、目的や視聴体験が異なります。ストーリーズはフォローしているアカウントの内容を中心に、親しみやすいタッチで日常的に発信する場です。
対してYouTubeショートは、より不特定多数に向けてエンタメ性や情報性の高い動画を広く届けることを目的としています。例えば、友人に近況を伝えるのはInstagramのストーリーズ、趣味の動画を多くの人に見てもらいたいならYouTubeショートという使い分けができます。
なおYouTubeショートについてはこちらの記事もご覧ください。
InstagramのストーリーズとTikTokの違い
InstagramのストーリーズとTikTokは、動画で自己表現するという点では似ていますが、投稿の意図やユーザー層に違いがあります。ストーリーズはフォロワーとの距離を縮めるための一時的な発信手段であり、コンテンツは24時間で消えます。
一方で、TikTokは拡散力が高く、誰に届くか分からないなかで創造的な動画を通じて共感や話題を生み出すことを狙ったSNSです。例えば、日々のちょっとした報告はストーリーズ、アイデアを形にしたパフォーマンスはTikTokというように使い分けられます。
なお、企業のTikTok活用事例についてはこちらの記事でまとめています。
Instagramのストーリーズを投稿するメリット

Instagramのストーリーズを投稿するメリットや効果として以下のような点があげられます。
- ラフな内容を気軽に投稿できる
- キャンペーンやセールの告知に利用できる
- 「親近感」や「裏側」で人間味を伝えられる
ここでは、それぞれの効果やメリットについて詳しく解説します。
ラフな内容を気軽に投稿できる
Instagramのストーリーズは、24時間で消えるという特性から、フォーマルな内容にこだわらず、思いついたときに気軽に投稿できるのがメリットです。編集に時間をかけずに、その場の雰囲気を伝えるだけでも十分にコンテンツとして成立するため、日々のちょっとした気づきや小さな出来事を共有するのに向いています。
例えば、仕事の合間に飲んだコーヒーや、移動中に見つけた風景など、特別ではないけれど共感を呼ぶ場面を発信するのにもぴったりです。こうした小さな発信の積み重ねが、アカウント全体の親しみやすさにつながっていきます。
キャンペーンやセールの告知に利用できる
Instagramのストーリーズは一時的な情報発信に適しているため、期間限定のキャンペーンやセールの告知にも効果的です。フォロワーの目に留まりやすい表示形式に加え、リンクやスタンプなどの機能を使えば、行動につなげる導線も作りやすくなります。
例えば、「今日までの割引クーポンはこちら」といった形で具体的な期限や内容を添えることで、見る側にとっても判断がしやすく、タイムリーな情報共有が可能になります。繰り返し活用することで、常に活発な動きがあるアカウントという印象も持たれやすくなります。
「親近感」や「裏側」で人間味を伝えられる
Instagramのストーリーズは作り込まれた投稿ではなく、日常の延長にあるような自然な表現ができるため、アカウントの向こう側にいる人の気配を感じさせやすいというメリットがあります。
例えば、制作中の様子や舞台裏の一コマ、担当者のちょっとした一言などを載せることで、フォロワーとの距離がぐっと近づく感覚を生むことができます。そうした「素の表情」が垣間見える投稿は、ブランドや人物への理解や共感にもつながりやすくなります。結果として、長期的なファンとの関係性づくりにも貢献してくれる手段のひとつになります。
Instagramのストーリーズを投稿するデメリット

Instagramのストーリーズを投稿するデメリットや注意点として以下のような点があげられます。
- 24時間で消えるため見逃されてしまう
- フィード投稿よりも拡散性が低い
- 短い時間で要点を絞ることが難しい
ここでは、それぞれのデメリットや注意点を具体的に解説します。
24時間で消えるため見逃されてしまう
Instagramのストーリーズは投稿から24時間で自動的に消えるため、見てもらえるタイミングが限られるという面がデメリットです。フォロワーがアプリを開くタイミングによっては、内容に気づかれずに流れてしまうこともあるため、情報の伝達力にムラが生じることがあります。
例えば、新商品のお知らせやイベントの案内をストーリーズだけで済ませた場合、気づかないままスルーされてしまう可能性もあるでしょう。情報の重要度に応じて、フィード投稿やリールなど他の投稿形式との併用を考えることが必要です。
フィード投稿よりも拡散性が低い
Instagramのストーリーズはフォロワーに向けた限定的な発信になりやすく、新規のユーザーに届きにくい傾向があります。フィード投稿のように検索結果やおすすめ欄に表示されることが少ないため、拡散を目的とした情報発信にはあまり向いていません。
例えば、新しく始めたサービスを多くの人に知ってもらいたい場合、フィード投稿やリールと比べて拡がるチャンスが限られる点は留意しておきたいところです。認知を広げたい場面では補完的な使い方が求められます。
短い時間で要点を絞ることが難しい
Instagramのストーリーズは1回の投稿あたりの表示時間が数秒と短く、連続して表示させる形式であるため、伝えたい情報を簡潔にまとめる工夫が必要です。内容が長くなると、途中で離脱されてしまう可能性があり、全体を通して理解してもらうには構成にも気を配らなければなりません。
例えば、商品の特長を複数伝えたいときに、順番やテンポを誤ると、肝心なポイントが伝わりにくくなることがあります。情報量と視聴体験のバランスを取ることがポイントとなります。
Instagramのストーリーズにおける主な機能

Instagramのストーリーズにおける主な機能には以下のようなものがあります。
- リポスト機能
- ハイライト機能
- アンケート機能(質問機能)
- スタンプ機能
- リンク機能
- レイアウト機能
さまざまな機能を有効活用することで、効果的なストーリーズの投稿ができます。ぜひ参考にしてください。
リポスト機能
リポスト機能は、他のユーザーのストーリーズや投稿を自分のストーリーズ内に再共有できる便利な仕組みです。フォロワーからのリアクションや、自分にタグ付けされた内容を取り上げることで、交流のきっかけにもなります。
例えば、イベント参加者が投稿した写真をストーリーズでリポストすることで、実際の様子を多くの人に伝えられ、相互のつながりを感じさせる表現にもつながります。そのため、関係性や雰囲気を共有する手段として活用されています。
ハイライト機能
ハイライト機能は、ストーリーズ本来の「24時間で消える」という制限を超えて、選んだコンテンツをプロフィール上に残せる仕組みです。テーマごとに整理し、後からでも見てもらえるようにすることで、伝えたい情報を長期的に活用できます。
例えば、「商品紹介」や「お客様の声」といったカテゴリでまとめておけば、訪問者がアカウントを訪れた際にスムーズに内容を理解してもらいやすくなります。そのため蓄積型の表現にも役立つ機能です。
アンケート機能(質問機能)
アンケート機能や質問スタンプは、フォロワーとの双方向コミュニケーションを気軽に生み出せるツールとして効果的です。数秒で答えられる簡単な問いかけや、自由記述の質問を設定することで、反応を引き出しやすくなります。
例えば、「今日の投稿は役に立った?」や「おすすめのカフェはある?」といった問いを投げかければ、閲覧だけでなく参加型のストーリーズになります。回答をさらに別の投稿で取り上げるなど、やり取りを通じて関係性を深めるきっかけにもなります。
スタンプ機能
スタンプ機能は、ストーリーズに個性や感情を加えるための表現手段として用いられます。時間や気温などの情報を伝える実用的なものから、GIFアニメや絵文字のようなデコレーション要素まで多彩なバリエーションが用意されています。
例えば、楽しかった日の写真にハイテンションなスタンプを添えるだけで、投稿全体の雰囲気がぐっと明るくなります。そのため、文字だけでは伝えにくい感情やニュアンスも、視覚的に補えられる有効な機能といえるでしょう。
リンク機能
リンク機能は、ストーリーズから外部ページへの誘導を可能にする便利な手段です。ECサイトの商品ページやブログ記事など、詳細を伝えたい情報へ直接アクセスできるため、行動につなげたい投稿に適しています。
例えば、新作アイテムの写真に商品ページのリンクをつけておけば、興味を持ったユーザーがそのまま購入ページに飛ぶことができます。タップするだけで目的のページに移動できる気軽さが、フォロワーの行動を後押ししてくれます。
レイアウト機能
レイアウト機能は、複数の画像を1つのストーリーズにバランスよく配置できる編集ツールです。コラージュのように見せ方を工夫することで、より多くの情報を1枚に詰め込むことができます。
例えば、イベントの様子を複数の写真でまとめたり、商品を並べて比較したりと、視覚的に整理された投稿が可能です。そのため、投稿に変化を持たせたいときや、ストーリーズの中で流れを作る場面でも役立ちます。また、画面構成にこだわることで、見た人の印象にも残りやすくなるでしょう。
Instagramのストーリーズを効果的に投稿・加工するポイント

Instagramのストーリーズを効果的に投稿・加工するポイントとして以下のような点が意識しましょう。
- ブランドイメージを統一させる
- テキストの配置や大きさにメリハリをつける
- 前後の投稿とストーリー性を持たせる
- 親しみやすい「中の人感」を出してみる
ここでは、それぞれのポイントやコツを具体的に解説していきます。
ブランドイメージを統一させる
ストーリーズを効果的に活用するには、全体として一貫したブランドイメージを保つことがポイントです。色使いやフォント、語り口調などが統一されていることで、見た人に安心感や印象の強さを与えることができます。
例えば、ナチュラル系の雑貨を扱うアカウントであれば、落ち着いた色調や柔らかな言葉づかいを意識すると、投稿に統一感が生まれます。日々の発信の中で、少しずつ積み重ねていく表現がブランドの個性を形づくっていきます。ストーリーズは一過性の投稿だからこそ、細部への気配りが効果を発揮します。
テキストの配置や大きさにメリハリをつける
ストーリーズは視聴される時間が短いため、内容をすぐに理解してもらうには、テキストの配置やサイズに工夫が求められます。文字の大きさや位置に変化を持たせることで、視線の流れを意図的に誘導し、伝えたい情報を効果的に届けられます。
例えば、重要な一言だけを中央に大きく配置し、補足説明は画面の端に小さく添えると、全体がすっきり見え、読みやすくなります。なお、視認性を高めるためには、背景とのコントラストや余白の使い方にも気を配ることが大切です。細かな調整の積み重ねが、伝わるストーリーズをつくります。
前後の投稿とストーリー性を持たせる
1本ごとのストーリーズだけでなく、前後の流れを意識して構成することで、投稿全体にストーリー性を持たせることができます。見る人が自然と続きを追いたくなるような工夫を施すことで、離脱を防ぎ、伝えたいことをより深く届けることが可能です。
例えば、商品の開発過程を段階的に見せたり、イベント当日の準備から本番までを順を追って紹介したりすることで、内容に深みが生まれます。そのため、ストーリーズという短い時間の中でも、流れや構成を意識することで印象が大きく変わります。物語性を持たせることは、記憶に残る投稿づくりにもつながるでしょう。
親しみやすい「中の人感」を出してみる
企業やブランドのアカウントでも、あえて「中の人」の存在を感じさせる投稿をすることで、フォロワーとの距離がぐっと縮まることがあります。完璧に整えられた広報とは異なり、少し砕けた表現や個人の視点を取り入れることで、温かみや親しみが伝わりやすくなります。
例えば、「今日のおやつはこれでした」といったささいなつぶやきを添えた投稿は、見た人に思わず笑顔を届けることもあるでしょう。人間味が垣間見える発信は、フォロワーの共感を引き出すだけでなく、アカウントへの愛着にもつながります。また、日常の延長にある言葉が、企業やブランド自体の印象に残るきっかけになることもあります。
企業のブランディングや集客に効果的なInstagram用の動画は、制作会社に相談することがおすすめです。なお、動画制作・映像制作会社なら「ムビサク」にお任せください。ムビサクでは、Instagram用の動画をはじめとしたSNS向けの動画の豊富な制作実績があります。
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Instagramのストーリーズに関するよくあるご質問
Instagramのストーリーズについてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
なぜInstagramでストーリーズをあげるのですか?
- Instagramのストーリーズは、気軽に日常を共有できる場として活用されています。投稿は24時間で消えるため、構えずに「今この瞬間」を伝えやすいというメリットがあります。また、投稿がフォロワーの目に入りやすいため、反応も得やすく、ちょっとした会話のきっかけにつながります。気張らず、テンポよく発信できる点が魅力です。
Instagramのストーリーズは何がすごいのですか?
- Instagramのストーリーズのすごいところは、ただ見るだけでなく、フォロワーとの「やり取り」を生む機能が揃っている点です。例えば、アンケート機能や質問スタンプ、リンクの挿入などにより、投稿に反応を促すことができます。また、次々と表示されるテンポ感や、気軽にスワイプして見ていける仕組みも人気です。
Instagramのストーリーズを使うメリットは何ですか?
- ストーリーズには、短時間で情報を伝えて、双方向でつながれる柔軟さがメリットです。例えば、リラックスした日常のシーンを共有したり、制作過程や現場の空気感をリアルに見せたりすることで、フォロワーとの距離を縮めることができます。そのため、形式にとらわれず、ブランドの個性や人間味を自然に表現できます。
まとめ

Instagramのストーリーズとは、写真や動画を24時間限定で公開できる投稿機能のことです。フィード投稿のようにプロフィールに残り続けるコンテンツとは異なり、一時的に発信したい内容やラフな日常のシーンなどを手軽にシェアする場として活用されています。
効果的なInstagramのストーリーズを投稿や加工するためには、ブランドイメージを統一させ、テキストの配置や大きさにメリハリをつけることが大切です。
また、企業のブランディングや集客に効果的なInstagram用の動画は、制作会社に相談することがおすすめです。なお、動画制作・映像制作会社なら「ムビサク」にお任せください。ムビサクでは、Instagram用の動画をはじめとしたSNS向けの動画の豊富な制作実績があります。
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