株式会社Gakken様は、出版・コンテンツ事業を中心に、グローバル事業、園・学校・社会人事業、教室関連事業、EC・オンライン事業など、あらゆる世代に「知る喜び」「学ぶ楽しさ」を提供している企業です。株式会社Gakken様から発売されている絵本「ちっちゃな おさかなちゃん」の紹介動画を制作させていただきました。今回は、株式会社Gakken様のコンテンツ戦略室にて翻訳絵本の編集・プロモーションを担当されている北川様に、動画制作のきっかけや、ムビサクに発注した決め手についてインタビューさせていただきました。
目的
- リニューアルに際し絵本の温かみを表現
- YouTubeや公式サイトへの掲載
- 認知拡大として動画広告に配信
効果
編集部内では「旧版よりスタイリッシュで洗練された感じに仕上がったね」というコメントや「ストーリーの起承転結が際立ったね」と好評。2023年の11月には、「Gakken【おさかなちゃんシリーズ】公式サイト」を公開。サイト内では、おはなし絵本の代表動画としても採用している。
きっかけ
ムビサク
今回、動画制作を検討することになった背景やきっかけを教えてください。
北川様
私が担当していた絵本「ちっちゃな おさかなちゃん」のリニューアル版として「改訳新版 ちっちゃな おさかなちゃん」を発売することになりました。旧版で大好評だった動画をベースにして、画像や言葉をリニューアル版用に調整した動画を作りたいと思ったことがきっかけです。
決め手
ムビサク
ムビサクに動画制作をご依頼いただく決め手はどのようなところでしょうか?
北川様
旧版の動画は、今から9年ほど前に編集部で制作したものでした。当時は、動画でどのような表現ができるのかを模索しながら、編集部手作りで進めていました。そのため、素人感のあるつたない動画となってしまいました。そこでリニューアル版では、動画制作会社のように制作プロセスが整っていて、手軽にプロの高度な表現や技術を試せるところにお願いしたいと考えました。
動画制作会社は数社に問い合わせをしました。積極的かつ迅速にミーティングをセッティングして、予算感なども大きく歩みよってくださったムビサクとお仕事をしてみたいと思ったところが決め手です。
目的
ムビサク
動画制作の目的や狙いを教えてください。
北川様
絵本のストーリーや、温かみのあるほのぼのした世界観、キャラクターのかわいさを伝えることが目的でした。また、世界中で愛されている作品であることも強調したかったです。旧版の動画が人気だったので、その魅力をよりブラッシュアップして強化することも狙いでした。
こだわり
ムビサク
今回の動画のコンセプトやポイントを教えてください。
こだわり
絵本の静止画では伝えづらいイメージを動画で表現した点がこだわりです。たとえば、主人公であるおさかなちゃんのキュートな泳ぎ・尾のゆれ・まばたきをアニメーション動画で表現しました。また、ボードブックらしさを伝えるために、硬い紙のページがめくられる感じを演出しました。
ポイント
動画では、母性をくすぐる要素を加えた点がポイントです。目だけではなく耳でも感じ取ってもらえるように、母性をくすぐるオルゴール風のBGMやブクブクブクという泡の音を加えました。また、世界中のママやパパからのコメントがふわっと現れて、あたかも水の中にあるように揺れ動くアニメーションも見どころです。
効果
ムビサク
制作された動画からどのような効果や反響がありましたか?
北川様
視聴者からの具体的な感想コメントはとれていませんが、編集部内では「旧版よりスタイリッシュで洗練された感じに仕上がったね」というコメントや「ストーリーの起承転結が際立ったね」と好評でした。また、2023年の11月には「Gakken【おさかなちゃんシリーズ】公式サイト」を公開しました。サイト内のBOOKコーナーでは、おはなし絵本の代表動画としても採用しています。今後は、もっと多くの方にご覧いただけるといいな、と思っています。
Gakken【おさかなちゃんシリーズ】公式サイトはこちら
感想
ムビサク
最後に、ムビサクで動画を制作いただいた感想を教えてください。
北川様
契約前に、制作された動画の著作権がこちらに譲渡されるという取り決めがあるため、安心して依頼ができました。私も「いい動画に仕上げて、いろいろ活用したい」と力を入れるきっかけにもなりました。
ただし、今回はZoomとメールでの打ち合わせだけでしたので正直不安もありました。しかし、スピーディで手軽なため、タイパはよかったと思います。ある程度しっかりした方針や狙い、材料が定まっているケースには、向いているかもしれません。
今後は、動画での本紹介や、本からのスピンアウト動画などを検討していきたいと考えています。予算や費用対効果を考えると、製作費を抑えてコスパよく制作できる内容や、動画自体の告知施策もあわせて考えていけたらと思います。